革靴を柔らかくするならお湯はNG!ドライヤーを使う方法を紹介

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暮らし

新しく革靴を買ったけど硬いし擦れて痛い…

革靴を履きやすくするためにお湯って使ってもいいのかな?

硬い革靴を簡単に柔らかくする方法が知りたい!

仕事で毎日履く革靴が痛いと履きたくなくなるし、憂鬱になりますよね。

さらに、新品の革靴は硬くて足に負担がかかります。

革靴に使うオイルやクリームを持ってないと、どうやって手入れをしたらいいかわかりませんよね。

革は熱を加えると柔らかくすることができます。ですが、ここでお湯を使ってしまうのはNG。

お湯ではなく、家にあるドライヤーで革靴を簡単に柔らかくすることができるんです!

ドライヤーの熱で硬い革靴を柔らかくして、履きやすくできます。

ドライヤーの他にも、革専用のアイテムも紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。

この機会にもっと自分の革靴を好きになりましょう!

革靴を柔らかくするのにお湯を使ってはいけない理由

革靴が柔らかくなり自分の足に馴染むまで、期間は1週間〜2週間と言われています。

その間、痛い思いをして革靴を履きたくありませんよね。

革は温めるといいって聞くけど、お湯じゃダメなの?

ネットで調べると、革は熱いお湯をかけると柔らかくなるという記載もありますが、革靴にお湯を使うのは絶対にNG。

革製品は水分に弱いため、お湯は使わないでください。

革が水に浸かるとシミの原因になります。

さらに、濡れて水分を含んだ革は乾燥したときに縮んでしまいます。

革は温めると柔らかくすることができますが、お湯よりもドライヤーが最適です。

革靴を柔らかくするなら、お湯ではなくドライヤーを使いましょう。

ドライヤーで革靴を柔らかくする方法

使用方法は簡単です。

ドライヤーを10cm〜15cm離して30秒ほど温め、革靴の硬い部分に温風を当てましょう。

特に、ステッチ(縫い目)部分や足が痛くなる部分を重点的に温めると効果的です。

温めた箇所を指で優しく揉みほぐすことで、温風で柔らかくなった革をさらに柔軟に仕上げることができます。

ただし、ドライヤーを使う場合も長い時間同じところを温めるとひび割れの原因になりますので、短時間の使用にしましょう。

他にも、靴下を重ね履きして革靴を履き、その状態でドライヤーの風を当てるという方法もあります。

この場合も、ドライヤーの風を当てすぎないように気をつけてくださいね。

革靴は1日履いたら休ませよう

革靴は1日履いたあと、1日2日休ませた方が理想と言われています。

革靴を履いているとかかとがパカパカしてきませんか?

革靴のかかと部分には革の芯材が入っています。

1日革靴を履いているとその芯材が熱と水分を吸収して緩んでる状態になります。

緩むことで芯材が足に馴染んできますが、毎日履いてしまうと水分が蒸発していきません。

その状態で毎日履き続けてしまうと、逆に緩みすぎてしまいます。

これが、かかとがパカパカしてくる原因です。

そうならないためにも、革靴を1日履いたらシューキーパーやシューズストレッチャーを装着して靴を休ませましょう。

革靴を柔らかくするために失敗しない方法とは?

革靴はただ柔らかくするだけではダメなんです。

革靴をケアしながら柔らかくしていきましょう。

シューズストレッチャーやシューキーパーがあれば靴の形を維持できますが、すぐに用意できない場合は、新聞紙と割り箸で代用できます。

新聞紙を丸めて爪先の先端部分に入れ、割り箸を入れてピンと張った状態にします。

この状態で風通しのいい場所に置きましょう。

詳しいやり方は以下の動画を参照してください。

シューキーパーはなぜ必要?

シューキーパーは、主に革靴の型崩れを防ぐためのアイテムです。具体的には以下の3つの役割があります。

  • 靴の形状を保つ
  • シワを伸ばす
  • 湿気を取り除く

<靴の形状を保つ>

シューキーパーを入れることで、靴を履いたときにできるシワや型くずれを防ぎ、本来の形状を保ちます。

特に、つま先やヒール部分の型くずれを防ぐ効果が大きいです。

<シワを伸ばす>

シューキーパーは革靴に適度な圧力をかけることで、履きジワを伸ばし、革を休ませることができます。

これにより、シワが目立ちにくくなって、靴の寿命が延びますよ。

<湿気を取り除く>

木製のシューキーパーには革靴の中の湿気を吸収してくれて、除湿効果が期待できます。

1日履いてると、靴が汗を吸って湿気が溜まりますよね。

木製のシューキーパーを入れることで、革靴の形をキープしつつ、除湿をしてくれます。

これで次回履くときも快適ですね。

革靴を柔らかくする3つの方法

ドライヤーで革靴が柔らかくなるのはわかったけど、

革靴が傷まないかな…

そんな方に、革靴を柔らかくするための専用のアイテムを紹介します。

この3つのいずれかの方法を使うと、革靴が断然に長持ちします。

長く大切に履きたい、という方はご参考ください。

  • 革専用の柔軟剤を使う
  • 革伸ばしスプレーを吹きかける
  • シューズストレッチャーを使って伸ばす

革専用の柔軟剤を使う

革製品にも柔軟剤があることをご存知ですか?

使用方法は簡単です。

  • 革靴を清潔な布で拭き、汚れやホコリを取り除く
  • 柔軟剤を柔らかい布に少量取り、円を描くように塗り込む
  • 余分な柔軟剤を乾いた布で拭き取る
  • 革靴を完全に乾燥させる

そうすると革靴を柔らかくすることができて、履きやすくなりますよ。

ただし、以下の注意が必要です。

  • 革用柔軟剤は目立たない場所でテストしてから使用しましょう
  • 柔軟剤を使いすぎると、革表面がベタついたり、色落ちしたりする可能性がある
  • 革靴や革製品が濡れている柔軟剤を使用しないようにする

靴以外にも、レザーのジャケットやカバンにも使えます。

革伸ばしスプレーを吹きかける

その名の通り、革を伸ばしてくれるスプレーもあります。

こちらも使用方法は簡単です。

  • 革靴を清潔な布で拭き、汚れやホコリを取り除く
  • 革の硬い部分や靴を履いて痛い部分の表面に、10cmほど離してスプレーする
  • 2〜3分置く

シューズストレッチャーやシューキーパーを使うとより革靴を柔らかくすることができます!

革伸ばしスプレーの注意事項は以下の3点。

  • 使用前に目立たない場所で試して、色落ちやシミがないことを確認する
  • 革表面が湿った状態で使わない
  • 一度に大量に使用すると、革が傷む可能性がある

こちらも靴以外に、ジャケットやレザーパンツに使用できます。

個人的にこの方法が一番お手軽で楽だと思います!

シューズストレッチャーを使って伸ばす

シューズストレッチャーを靴にセットして数日待てば、購入したときより履きやすくなります。

こちらは男性用と女性用があるので、足の小さな女性でも安心して使うことができます。

高低差の大きいヒールには、上記で紹介した新聞紙と割り箸で出来る方法がおすすめです。

革を柔らかくするオイルの代用品はハンドクリーム?

オイルの代用品で家にあるものでなにか使えないかな?

すぐに革用のオイルやクリームが用意できないとき、代用品としニベアやヴァセリンなどのハンドクリームが使えます。

ニベアやヴァセリンには以下の2つのメリットがあります。

  • 保湿成分が硬くなった革を柔らかくする
  • 油分が革表面に保護膜を作り、乾燥やひび割れから守る効果も期待できる

肌には優しいハンドクリームですが革製品に塗りすぎるとシミや色落ちの原因になります。

革靴や他の革製品に塗るときは少量を塗りひろげて、乾いた布で拭き取ってください。

あくまでオイルの代用品、あくまで自己責任ということをお忘れなく!

オリーブオイルも代用できる

オリーブオイルには自然な油分が含まれているので、革靴のオイルやクリームの代わりになります。

オリーブオイルも、革を柔らかくすることができ、乾燥を防ぎます。

使用方法は簡単で、柔らかい布にオリーブオイルを少量出し、革表面に薄く塗ります。

そして、オイルが均等になるように優しくマッサージしてください。

多量に塗ってしまうとシミやベタつきの原因にもなるので注意しましょう。

手のひらもオイルの代わりになる!?

もっと手軽に革製品を柔らかくできないかな?

実は、オイルやクリームの代わりに、手の脂も使えるんです!

革靴には難しいかもしれませんが、ジャケットやレザーパンツ、カバンに使えます。

手で革を挟むと、手の温かさと脂で革表面を柔らかくすることができます。

ハンドクリームもオリーブオイルも使うのが心配!という方は一度お試しください。

まとめ

  • 硬い革靴はお湯よりもドライヤーを使う
  • 熱いお湯は革靴にダメージを与えてしまうため使用しない
  • ドライヤーを使う際も短時間で終わらせる
  • シューキーパーがすぐに用意できない場合は新聞紙と割り箸で代用できる
  • 革専用のアイテムを使うと簡単に革靴を柔らかくすることができる
  • 革専用のオイルの代用にハンドクリームやオリーブオイルを使うこともできる
  • 手で挟むと革表面が柔らかくすることができてオイルやクリームの代用になる

お湯よりもドライヤーを使うと簡単に革靴を柔らかくすることができるので、少しでも痛いなと感じたら試してみてくださいね。

私もこれから革靴を履くときはまずドライヤーを使おうと思います。

もっとこだわりたい方は、革製品専用のアイテムもおすすめですよ。

毎日の通勤やおしゃれがもっと快適で楽しくなりますように!

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