iPhoneを買ったときに付いてきた充電器が、すぐに割れて困った経験はないですか?
すぐに割れる理由は、根本に負荷がかかりやすいためです。
iPhoneの充電器はLightning(ライトニング)ケーブルを採用しており、裏表を気にせず挿入できますが、根本が弱いというのが特徴です。
そのため、何回も充電器を買い換えているという人も多いのではないでしょうか?
Lightningケーブルは、純正やAppleの認証を受けている製品は値段が高くなりやすいので、割れる理由を知って事前に対策しておきたいですよね。
そこで、長く使うためにおすすめする方法がカバーをつけることです。
カバーは100円ショップで買えます。
この記事では実際にiPhoneの充電器にカバーをつけてみた感想、割れる理由と対策をご紹介します。
iPhoneの充電器が割れる理由とは?解決策も紹介

iPhoneの充電器は2023年発売のiPhone 15シリーズ以外はLightning(ライトニング)ケーブルが採用されています。
特徴は、裏表を気にせず挿入できますが、根本が弱くコネクターの部分が割れてしまったり、断線しやすいという弱点があります。

割れる理由として特に多いのが、以下の5つです。
- ながらスマホ
- 引っ張る
- 巻きつける
- 充電器が突っ張っている
- 経年劣化
詳しい理由と解決策を説明していきます。
ながらスマホ
ながらスマホをすると、体勢によって充電器の根本が曲がってしまい負荷がかかります。
私もよくソファーに横になりながら使っていることがあるのですが、コネクターの割れや断線につながるのでやめましょう。
そもそも、ながらスマホはバッテリーの劣化を早めてしまう原因にもなりますので、ながらスマホはしない方がいいでしょう。
引っ張る
充電器をスマホから取り外す時や、カバンなどから取り出す時に充電器を引っ張って取り出すことも、充電器が割れる理由の一つです。
引っ張ることにより、根本にはかなりの負荷がかかります。
また、カバンに充電器をそのまま入れることで取り出す時に他の荷物と絡まったり、取り出すときに力を入れて引っ張り出すことになってしまいます。
そうなると、さらに断線の危険性が高くなります。
充電器をスマホから抜くときは、根本をもって抜きましょう。

巻きつける
充電器を持ち歩くときに、スマホやモバイルバッテリーに巻きつけてカバンにいれていませんか?
巻きつけることで、根本がねじれたり曲がったりして負荷がかかり、断線の原因になってしまいます。
また、そのままカバンに入れると他の荷物とぶつかって割れる原因にもなっていまいます。
持ち歩くときは、バッテリーに巻きつけてそのままカバンに入れずに、専用のケースにそれぞれ分けて入れましょう。

充電器が張っている
充電器の長さが合っていないと、張り詰めた状態になり根元に負荷がかかります。
例えば、コンセントは下でスマホをテーブルの上やベッドの上に置いて充電する場合、長さが短いと充電器が張った状態になり、ねじれや曲がりがおきて根本に負荷がかかります。
スマホを置く場所とコンセントの位置に高低差や距離がある場合は、長さの合った充電器を使用しましょう。

経年劣化
経年劣化も充電器が割れる理由として挙げられます。
大切にあつかえば3~4年は持つこともありますが、使用頻度が多かったり雑に扱うと数か月で壊れてしまうなんてこともあります。
私がiPhoneを買ったときについてきた充電器は1年ほどで壊れてしまいました。
長く使うための対策としては、カバーを付けることがおすすめです。
iPhoneの充電器は純正かMFi認証を受けているものがおすすめ

割れた充電器を使い続けるのは危険!
コネクターが割れているだけなら使えそうに思えますが、中が断線して壊れている可能性もあります。
発火の危険性もあるので、割れに気づいたら使用は避けたほうがいいでしょう。
買い替えは純正かMFi認証のある充電器がおすすめ
買い換える場合は、純正かMFi認証を受けている充電器がおすすめです。
充電器が割れてしまい買い替えが必要になった場合、純正を買うか非純正を買うかで迷う人も多いと思います。
それぞれの特徴は以下の通りです。
純正 | iPhoneを買ったときについてくる充電器やappleストアなどで買えるApple社が販売している充電器のこと |
MFi認証 | 他社の製品だが、Appleが定める基準をクリアーし、正式に認められた製品のこと |
非純正 | Apple社のものでもなく、MFi認証も受けていないため価格も比較的安く、100均などでも購入できる |
非純正は充電速度が遅いうえに、電圧が安定しないため、iPhone自体が壊れてしまう可能性もあります。
また、iPhoneのアップデートで使えなくなってしまう可能性もあるのでおすすめはしません。
純正やMFi認証を受けている充電器は非純正と比べると値段は高くなってしまいますが、iPhoneが壊れてしまう危険性を考えれば、純正かMFi認証を受けている製品を選びましょう。
MFi認証を受けている製品には、パッケージにMFiバッジが付いています。
ケーブルやアクセサリの偽造品または模倣品を見分けるには、アクセサリが入っていたパッケージとアクセサリ本体を注意深く調べてください。認定品の他社製アクセサリのパッケージには、MFi バッジが付いています。
引用 Apple公式HP


新しい充電器を買ったら古い充電器は捨てよう
壊れた充電器の処分に困っている方も多いのではないでしょうか?
私も捨て方が分からず充電器がたまってしまい、困ったことがあります。
自治体にもよりますが、iPhoneの充電器は基本的に不燃ごみに分類されます。
しかし、平成25年にできた法律「小型家電リサイクル法」により、iPhoneの充電器も資源として再利用が推奨されています。
公共施設やスーパー、家電販売店などに専用の回収ボックスを設置している自治体もあるので、iPhoneの充電器が壊れている場合は捨てるよりも再利用を考えてみてはどうでしょうか?
詳しくは、お住まいの自治体のホームページを確認してください。
回収ボックスでの回収
引用 政府広報HP
iPhoneの充電器カバーはダイソーで買える!実際に試してみた

iPhoneの充電器は値段がそこそこするので、出来れば長く使いたいですよね。
そんな時にオススメなのが、ダイソーで買える充電器カバーです。
我が家の近くにあるダイソーでも見つけたので、2種類買って実際に私のiPhoneの充電器につけてみました。
付け方はとても簡単ですが、パーツを取り外すのが少し大変でした。
シリコンのカバーをかぶせ、さらにプラスチックのカバーを付ける2重構造になっていますが、力を入れすぎるとプラスチックのカバーが簡単に割れてしまうので注意が必要です。

付けてみると、しっかり保護されていて安心感があります。
これなら断線も防げそうです。

根本の曲がりも緩やかになるので、負荷も少なくなります。

ダイソーで安くカバーを買って、長くiPhoneの充電器が使えるならかなりお得に感じます。
まとめ

- iPhoneの充電器が割れる理由は、引っ張ったりねじれることで根本に負荷がかかるため。
- 充電器を長持ちさせる対策は、ながらスマホをやめる、iPhoneから充電器を抜くときは根本を持って抜く、持ち運ぶときはケースに入れる、長さの合った充電器を使う、カバーを付ける
- 買い換える場合は純正かMFi認証を受けた製品にする
- 充電器につけるカバーはダイソーがオススメ
- iPhoneの充電器が壊れている場合、使い続けると発火の恐れがあるので危険
- 使わなくなった充電器は回収ボックスに入れて再利用する
スマホの充電に欠かせない充電器ですが、iPhoneが採用しているLightning(ライトニング)ケーブルがすぐに割れる理由は、根本が弱いという特徴があるからです。
しかし、純正やMFi認証を受けた製品は値段がそこそこするので、出来れば長く使いたいですよね。
充電器を長く使うためには、根本に負荷をかけないように気を付けたりカバーを付けたりするのがおすすめです。
事前に割れる理由を知って、対策をしておけば長く使うこともできます。
ぜひ、試してみてください。
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