2歳くらいの子にとっておにぎりを食べることは意外にハードルが高く、実はおにぎりが苦手……という子が多くいます。
お弁当などでおにぎりを食べる機会も多くなるので、早く慣れて欲しいですよね。2歳が食べやすいおにぎりとは、どんなおにぎりなのでしょう?
2歳の子がおにぎりが苦手と感じるポイントはいくつかあるようですが、おにぎりのご飯が苦手、「のり」が噛み切りにくい……などがあるようです。
食べやすいのりにする方法としては、のりを細かくして使う、のりに細かい切れ目をたくさん入れておくなどがあります。
おにぎりのご飯が苦手なら、子どもの好きな具を入れたり、ふりかけなどをご飯に混ぜておくなどすると食べやすいようですよ。
おいしくおにぎりを食べられるようになって、楽しい幼稚園・保育園生活を送れるといいですね♪
のりを噛み切りやすくする、こんな便利グッズがあるのをご存知ですか?
小さい子供でも噛み切りやすいように、のりに細かな穴を開けられるようになっています!
手を汚さなくて良いのもポイント高いですね♪
2歳のおにぎりはどんなのが食べやすい??
幼稚園や保育園に入園すると、おにぎりを食べる機会が増えますよね。
うちの子、園できちんとおにぎりを食べられるか心配!
実はおにぎり苦手かもぉ……
おにぎりが苦手なお子さんって、意外に多いみたいです。
幼稚園や保育園のお弁当の時間を楽しんでもらうためにも、おにぎりをおいしく食べられるようになって欲しいですよね。
2歳ころの子にとって、食べやすいおにぎりとはどんなおにぎりなのでしょうか?
おにぎりの苦手なポイントはどんなところ?
おにぎりのどんなところが苦手?
2歳ころの子にとって食べやすいおにぎりを作るには、どうしたらいのか気になりますよね。
食べやすいおにぎりを作ってあげるため、2歳くらいの子にとってどんなおにぎりが食べにくいのかを知っておきたいですね。
いろいろ苦手だけど、白いご飯のおにぎりが苦手かなぁ……
我が家の子ども達に聞いてみたり、ネット上の掲示板を見たりしてみると、おにぎりが苦手な2歳くらいの子はけっこう多いみたいですね。
おにぎりの苦手ポイントをまとめてみました。
・手にベタベタくっつく
・ボロボロと崩れて食べにくい
・白いご飯が苦手
・冷たいご飯が苦手
・のりが噛み切りにくい
おにぎりが苦手なおもな理由は、こんな感じみたいです。これらを避けておにぎりを作れば、2歳の子でも食べやすいおにぎりができそうですね!
おにぎりがベタベタつくのが苦手!のりやきな粉でコーティング!
おにぎりのご飯がベタベタと手についてくるのは、大人でも嫌ですよね。
2歳くらいだとラップやアルミホイルにまいて食べるのは難しいででしょう。のりやきな粉でおにぎりの表面をおおうと手につきにくくなり、食べやすくなります。
ボロボロと崩れて食べにくい……
おにぎりがボロボロと崩れてしまう原因は、大きく3つあると思います。
<中の具が多すぎる>
私は白いご飯のおにぎりが苦手だから……とたくさん具を入れるようにしていたのですが、今度はおにぎりが崩れやすくなってしまいました。やはりおにぎりの具の量はほどほどがいいようです。
具が少ないくておにぎりが食べ進まないようでしたら、おにぎり自体の大きさを小さめにしてあげると、一口で具に到達できるため食べやすいようです。
また、ふりかけなどをご飯に混ぜ込んでおにぎりにするのもいいようです。
<おにぎりのにぎりが弱い>
おにぎりが冷たくなるとキュッとご飯がしまって硬くなってしまいますよね……。
おにぎりが硬くなるのを避けるためにほんわりとおにぎりをにぎっていたのですが、それも崩れやすい原因になっていました。
とはいっても、ガチガチににぎってあるおにぎりは食べにくいですよね。
おにぎりを作る型を使うと、手でにぎるよりもちょうどいい硬さに調整できるように感じます。
おにぎりの大きさを調整しにくいというデメリットもありますが、ちょうどいい硬さのおにぎりが一度にたくさん作れるのでオススメです!
<のりが噛み切りづらい>
子ども達がおにぎりを食べている様子を見ていると、のりが噛み切りづらいと無理やり噛みちぎろうとしたりするので、結果的におにぎりが崩れてしまうようでした。
のりが噛み切りやすいように工夫するといいでしょう。詳しい方法は、別の章で紹介しますね。
白いご飯が苦手……具を混ぜる
白いご飯のおにぎりが苦手な場合は、おにぎりの中に子どもの好きな具を入れる、ご飯に具をまぜたおにぎりを作ると、味があるので食べやすいようです。
中の具を多めに入れてあげると食べてすぐに具がでてくるので食べやすいのですが、おにぎりが崩れやすくなるデメリットがあります。
冷たいご飯のおにぎりが苦手……
これはうちの子どもなのですが、「冷たいご飯が苦手」でした。おにぎりは温かいうちに食べることもありますが、お弁当などで冷めてから食べることが多いと思います。
スッキリするような解決方法ではないのですが、「冷たいご飯」には慣れるしかないかな、と思っています。身もふたもない方法ですみません……。
というのは、その子の性格や好みによる部分が大きいと思うからです。我が家の上の子は冷たいご飯のおにぎりが苦手ですが、下の子は初めからまったく気にせずに食べています!
兄弟なのに全然ちがう……
上の子も幼稚園でおにぎりを食べるようになってからはだいぶ慣れて、食べられるようになりましたよ!
のりが噛み切れなくて苦手!のりに工夫をしましょう!
のりが噛み切れなくて苦手な場合は、のりに工夫をしてみましょう!また、のり以外のもの、例えばきな粉などをつけるという方法もあります。
下の章で詳しく紹介します!
2歳のおにぎりののりを食べやすく!!
2歳くらいの子どもにとって、のりは噛み切りにくくて食べるのが大変なようです。
おにぎりののりが噛み切れないことは、大人でもたまにありますよね。
うちの子どもも、おにぎりの「のり」の部分だけ残している時期がありました……(実は4歳になった今でも、たまにのりだけを残します……笑)。
うわっ!またのりだけ残してるぅー
おにぎりののりは噛み切れなくて、食べづらいんだもん……
でも、おにぎりにのりをまかないと、手にご飯がつくって嫌がるしな……
2歳の子どもがおにぎりののりを、食べやすくするにはどうしたらいいでしょうか。
我が家で試したのりの付け方!モザイク状にのりをつける
我が家の子ども達も、2歳ころはのりが苦手でした。
のりをつけたおにぎりの食べが悪かったので、のりのつけないおにぎりを食事に出していた時もあるのですが、食べるときに手にくっついて大変だったのを覚えています。
・きざみのりを、まぶすようにつける
・のりを細かくちぎって、直径1~2センチくらいのおにぎりに数枚ペタペタとつける
これらの方法でおにぎりにのりをつけると大きいままよりも食べやすいようで、少しずつ食べられるようになっていきました!
このほかにも、のりではなくきな粉をまぶすなども試したりしていましたよ。
きな粉はきな粉で、散らばって大変という問題もあるんですけどね……アハハ
たわら型おにぎりに細く切ったのりで帯をする!
おにぎりにのりをまく時、のりを幅の広いまま使っていませんか?
おにぎり全体をクルっとのりで包んでしまった方が持ちやすいですが、のりが大きいぶん、2歳くらいの子どもには噛み切りにくいことが多いようです。
そんな時は、「たわら型」のおにぎりに、帯状に細いのりを巻くのがおすすめです!
たわら型のおにぎりを少し小さめに作るのがポイントです。少し小さめだと、2歳くらいの子どもでも食べやすいですよ。
のりが細くて2歳くらいの子でも噛み切りやすく、おにぎりのご飯も手につきづらくて一石二鳥です!
のりに細かい切れ目を入れる!
のり自体を噛み切りやすくする工夫もあります!
噛んだ時にすぐ切れるよう、のりに無数の細かい切れ目を入れておく方法です。この方法はコンビニのおにぎりにも使われている、のりをパリッと噛み切りやすくするための工夫です。
のりに細かい切れ目があれば、2歳くらいの子どもでものりが噛み切りやすくなります。
コンビニでも使っている方法だなんて、難しそう……
のりに細かい切れ目を無数に入れるのは難しそうですが、実はお家にある調理器具で簡単にできるんです!切れ目を入れる作業も楽しいので、一度試してみてください!
用意するものは、おろし金とキッチンペーパーです。
切れ目を入れたいのりをおろし金の上に置いて、小さくたたんだキッチンペーパーの上からギューとおろし金にのりを押し付けます。
ブチブチという音がして、のりに小さな穴が開いていくのが分かると思います。
キッチンペーパーが薄かったり、あまり強く押したりすると、おろし金のトゲトゲが指にささるので注意してくださいね。この作業、地味に病みつきになりますよ(笑)
この方法でのり全体に穴を開けたら、あとはいつも通りにおにぎりにのりを巻くだけでOKです。
細かい切れ目を入れたのりであれば、2歳の子でも噛み切りやすくなりますよ。
100均グッズで噛み切りやすいのりを簡単に作る!!
おろし金でのりに切れ目を入れる方法はお家にある道具で簡単にできる反面、1枚ずつやると時間がかかってしまいます。
特に忙しい朝の時間は、少しでも時間を節約したいですよね。そんな時は100均グッズがおすすめです。
ダイソーにありました!その名も「くるくる海苔パンチ」です。
のりをはさんで付属のハンドルをくるくると回すと、のりに小さな穴をどんどん開けてくれるという、シュレッダーのような商品です。パリパリとしたのりの食感と、噛み切りやすさの両方を楽しめます!
2歳のためのおにぎりのレシピを紹介!!おにぎりをおいしく食べて欲しい♪
2歳ころの子のおにぎりが苦手な理由として、「白いご飯」や「冷たいご飯」が苦手というものがありました。
確かにお弁当とかの冷たい白いご飯が苦手という人、大人でもけっこういますよね
味のしない冷たい白いご飯は苦手かも
冷たい白いご飯のおにぎりを克服するためには??
お弁当として持ち歩くなどするため、おにぎりのご飯が冷たくなってしまうのは仕方ないことです。
慣れるまではお家で温かいおにぎりで食べる練習をしてみるのもいいと思いますが、ご飯に味をつけることでも苦手意識を弱めることができるかもしれませんよ。
大人でも、お弁当の冷たい白いご飯にふりかけをかければ食べられる!という人もいますよね。
2歳の子どもが好きな具を入れたり、ご飯に味をつけたりして、少し苦手でもおにぎりを食べられるようになると嬉しいですね!
子どもが好きなおにぎりの具6選!
苦手ポイントを克服して、子どもにおいしくおにぎり食べてもらうためには、どんなレシピがいいのでしょう?
2歳くらいの子どもは、どんなおにぎりの具が好きなのか、我が家の子ども達の好きなおにぎりを勝手にランキング形式で発表します♪
おにぎりにおいしい具が入っていると食べやすいな♪
1位 おかかチーズ
2位 サケ
3位 混ぜ込みワカメ
4位 鶏そぼろ
5位 焼きおにぎり
6位 きな粉おにぎり
<レシピ1 おかかチーズ>
おかかとチーズをいっしょに握ったおにぎりです。
カツオ節をお皿に開け、しょう油をまわしかけて「おかか」を作ります。ご飯の上にこのおかかとチーズをちぎってのせて、あとは握れば完成です。
チーズはプロセスチーズを使いますが、スライスチーズでも6PチーズでもOK!
カツオ節は、お好み焼きなどにかける小袋に入ったものでOKですよ。表面をカリカリに焼いたベーコンを入れても美味しいですよ♪
<レシピ2 サケ>
THE・おにぎり!の定番の具がランクインです。焼いた切り身のサケでも、サケフレークでも、どちらも好きみたいです。
ご飯にのせて握るだけなので、簡単に完成です!
<レシピ3 混ぜ込みワカメ>
市販のワカメふりかけを、ご飯に混ぜてから握るおにぎりです!ご飯全体に味がついて、食べやすいようです。
いろいろなタイプのふりかけがあるので、子どもの好きな味を探せますよ!
<レシピ4 鶏そぼろ>
鶏そぼろをご飯にのせて握ったおにぎりです。
鶏のミンチをフライパンで炒めて、ミンチに火が通ったら、しょう油+みりん+砂糖で味つけします。汁気がなくなるまでよく炒めて完成です。
デメリットは食べるときに、鶏そぼろがポロポロと落ちやすいことです……。
鶏そぼろを作るときは、鶏のミンチを焼くときにあまり細かくほぐさず、ややゴロンとした大きめのそぼろにすると、おにぎりの具として食べやすくなります。
あまり細かくしていまうと、おにぎりからポロポロと落ちやすくなります。
鶏ミンチをシラスにしてもおいしいですよ!
<レシピ5 焼きおにぎり>
おにぎりを作って、しょう油+みりんを塗りながら焼いて作ります。フライパンで焼いてもいいですし、オーブンで焼いてもいいです。
刷毛などでしょう油+みりんを塗るのがベストですが、うちに刷毛はないのでスプーンで少量ずつすくっておにぎりにつけています。
スプーンで塗る場合は、少しずつ塗らないとベチャベチャになってしまうので、要注意です。
おにぎりを焼くことで、ちょっと硬い部分もできてしまうのがデメリットです。うちの子ども達は、硬い部分はちょっと苦手です。
ちなみに、子ども達は冷食の焼きおにぎりも好きです♪
<レシピ6 きな粉おにぎり>
おにぎりをきな粉の中でコロコロさせて、おにぎりのまわりにきな粉をたっぷりつければ完成の簡単おにぎりです。きな粉のおはぎのような感じです。
小さい頃はこのきな粉おにぎりをすごく気に入っていて、「3食ともきな粉おにぎりがいい!!」という時期もありました。
しかし、飽きたのか、ある日突然食べなくなってしまいました……。
突然飽きてしまったので現在の我が家のおにぎりランクキングでは6位と低めですが、大好きなお子さんは多いと思います!
2歳のおにぎりはどのくらいの大きさや形がいい?
幼稚園や保育園に持っていくおにぎりの大きさは、どのくらいにしたらよいか悩みますよね。
この大きさで足りるのかな?
食べやすい大きさと形は?
2歳ころだと、まだまだ一口分ずつかじりとって食べるのが苦手な場合もあると思いますので、おにぎりを一口で食べきれるサイズにしてあげるなどの工夫が必要です。
ただ、一口で食べられるサイズだと誤飲が心配なサイズでもありますよね。誤飲しやすい大きさは3~4センチくらいと言われています。
その場合は大きさだけでなく、形も工夫するのがオススメです。スティックのような形にしたり、少し平べったい形にしたりすると、子どもも食べやすく誤飲の心配も減ります。
幼稚園や保育園におにぎりを持っていく前に、大きめのおにぎりを一口分ずつかじりとって食べる練習をお家でしておくと安心です。練習をするときは、だれか大人がそばで見守ってあげてくださいね。
1食のおにぎりの量はどれくらいがいい?
2歳くらいの子が1日で食べる穀物の量(ご飯の量)は200~220グラムとされ、1食あたりだと70~80グラムくらいになります。
これはあくまでも目安の量なので、2歳くらいの子が食べられる量は個人差が大きいです。
その子の活動量、男の子か女の子かでも必要なご飯の量は変わってきますので、詳しくは健診などで保健師さんや栄養士さんに相談してみましょう!
まずは1食あたりの目安の70~80グラムの量ご飯でおにぎりを作ってみましょう。
幼稚園や保育園などのお弁当でおにぎりを持っていく前に、お家のご飯のときに食べてみると安心です。だいたい30分くらいで食べ終われる量であればOKです。
まとめ
- 2歳くらいはおにぎりが苦手な子がけっこう多い
- 理由はいくつかあるが、手につく、食べにくい、おにぎりのご飯が苦手、のりが噛み切りにくいなどがある
- のりやきな粉でおにぎりの表面をおおえば、手につきにくくなり食べやすい
- のりが噛み切りにくいときは、「のり」自体に噛み切りやすい工夫をする
- のりにする工夫としては、きざみのりや細かくちぎったのり、たわら型おにぎりに細いのりを巻く、のりに細かい切れ目をたくさん入れておくなどの方法がある
- 2歳くらいの子どもが食べやすいおにぎりの具を入れる
- 2歳位の子どものおにぎりは全部で70~80グラムくらいが目安で、個人差が大きいのでその子に合った量に調整する
2歳くらいになると、プレ幼稚園に行ったりなど、どんどん行動範囲が広がっていく時期ですね。
おいしくて食べやすいおにぎりを作って、子どもの新しい世界を応援してあげたいですね!
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