皆さんヒールはお好きですか?
街頭を高いヒールで踏み鳴らしながら颯爽(さっそう)と歩く姿は「カッコいい」「デキる女性」を体現していますよね。
私もそうなのですがヒールを履くことで背の低さをカバーしたいなんて人もいるでしょう。
ただ…まるで「私はヒールを履いていますよ!」と言わんばかりのカツカツという足音がうるさいと感じたことはありませんか?
足音の音消し効果の高いゴム製の靴底と違ってヒールとはまぁコツコツやらカツカツやら賑やかなこと。
せっかく上品な立ち振る舞いや装いをしても足音がやかましいとマイナスですよね。
仕方なくない?音消しのために修理なんか頼んだら高いでしょ。
と、心配するあなたにおすすめしたい音消しの方法をお教えします♪
ヒールの音消しは格安アイテムで解決しよう!自分でできる対策とは
さぁあなたの目の前にはヒールが傷ついたカワイソウな靴がコテンと横たわっています。
いざひどい損傷になる前にヒールの音消しや破損を修理したい!と思ってみても、
わざわざお店に行く時間もないなぁ…後でいつ取りに行けるか分かんないし。
など時間やコストの点で中々踏み切れないでいる人もいますよね。
今回はそんなあなたの手間暇やお金に関するお悩みをバシッと解決する格安な有能アイテムをご紹介しますね!
靴の修理屋さん(かかと用・2コ入)
我らが強い味方のワンコインストアが販売する商品であり、なんと自分でヒールを修理出来てしまう…まさにうってつけのアイテムです!
いくつかのお店で販売されていますが今回は実際にダイソーで販売されている商品をご紹介します。
実物の写真などは以下をご参考にして下さい。
1.用意するもの
- 本商品
- 工具(ハンマー、ペンチ、ドライバー、カッター)
2.手順
- ヒールとリフトのわずかな境目にキリを差し込む
- キリを差し込んだ隙間にマイナスドライバーをねじ込む
- テコの原理でリフトを押し上げて剥がす
- トップリフトに金属の杭のような物が付いた状態で出てくる
- リフトのサイズを測定し、ゴムに形をとる
- ヒールのサイズに合わせてカッターを使って切り抜く
- ヒール本体の形や傾斜に合わせて内側に向かって同角度で斜めにカットする(ヤスリを使用しても可)→下の写真を参照
- ダイソーに売っている「靴底補修用ボンド」で密着させる
- ボンドが乾いた後で同梱している釘で打ちつけて固定する
ヒールをしっかり固定できるようにビンやカップに靴をかぶせておくと安定して釘を打ちつけやすくなる
ここで注意ですが、工具を使うのでうっかり手を傷つけるリスクがあります。グローブを着用するなど準備と対策を行いましょう。
また小さな釘を使用するので小さなお子様がおられる方は数があっているかなどを確認しつつ、十分にお気をつけいただく必要があります。
またうっかり床に傷がつかないよう作業スペースにシートなどを敷くなど環境を整えることも必要になります。
そんかガッツリと工作するのはちょっと…
と感じたあなたには更に簡単な音消しのアイテムをご紹介しますね。
傷防止シール
- 靴底のサイズを測ってカット
- 貼る
- 1度体重をかけて固着させる
- 完成
ただし簡単な分のチョットしたデメリットもあるのです。
まず第一に何度か履くとゴムがズレてくるリスクもあります。
原因としては姿勢や体重の掛け方が偏っているアンバランスな歩き方や、歩く地面のコンディションがあります。それらの影響を受けやすいのです。
使用の際はこれらの点を理解された上でご購入下さいね。
道具を使用する
ヒールのカツカツ音は、靴のサイズがあっていないことも原因の一つというケースがあります。
そんなときは、靴に足がピッタリと収まるようなアイテムを使うとヒール音の軽減につながりますよ。
・シューズバンド
足の甲にシューズバンドを使用することはカツカツ音の音消しにかなり効果的なものになります。
足と靴をしっかりと固定してくれるためヒールが脱げる心配が少なくなり、かかとへの衝撃を抑えてくれるので足音を小さく出来ますね。
また安定感もアップしますのでヒールに慣れていない方にとっても強い味方になってくれるでしょう。
ただし見た目に影響が出るので入手の時にはヒールと相性の良いデザインを選ぶようにしましょう。
・中敷き
インソールや中敷きもおなじみのアイテムですね。既に使用されている、という人もいるでしょう。
サイズが合わず歩くたびにヒールが脱げかける時や大きなカツカツ音が気になる時にかなり有能なアイテムです。
自分の足のサイズに合わせて切って中に入れるだけなので、使い方もかなりシンプルです。
音消しだけでなく歩きやすさも手に入りますよ!
中敷きはシューズゴム程の安定感はありませんが、見かけには目立たない利点もありますのでぜひ使ってみて下さいね。
ヒールの音消しには姿勢やヒールの選び方が重要!今日から出来る解決法とは
あなたの周りでカッコよくヒールを履きこなしている人はいますか?
また…その逆と言いますか、「わぁ…あの人ザンネン…。」というような歩き方の人を見かけたことはないでしょうか?
いくらカッコいいデザインに優れたヒールを履いていたとしても、まず他人の目につく場所はそんな部分ではないのです。
そう、「姿勢」…あなたの歩き方やその立ち振る舞いなのです!
例えば疲れているのが丸出しの膝折れやガニ股の人と、モデル顔負けのピシッと背筋を伸ばした人…同じヒールを履いていても歴然とした差があるでしょう?
またこの姿勢と歩き方…単純に見栄えを左右するだけではないのです。実はわずらわしいカツカツという足音にも大きく影響していたのです!
この事実を知った上でなんとか改善していきたいと考えているあなた!まずは自分の姿勢や歩き方を見直して改善点を知りましょう。
姿勢チェック
早速あなたの姿勢からチェックしますよ!
正しく美しく歩くにはまずは正しい姿勢から…これは基本です。
まずは壁に、頭、肩、おしり、かかとの4点をぴったりくっつけて、まっすぐ前を見て立ってみましょう。
この基本の姿勢をとった時に腰と壁の隙間が5cm以内であれば正しい姿勢をとることが出来ています。
もし拳が入るほどの隙間ができている時は要注意です!
人間の背骨…つまり姿勢を支える筋肉は背中のみにあるのではないのです。実は腹筋も姿勢を支えるとても大切な筋肉だったんです!
壁と腰に隙間がある…つまり前に大きく反っている「反り腰」という状態であることを示しており、腹筋が弱まっている証拠なのです。
歩き方
・お腹に注目!
実はハイヒールで脚がすぐに疲れてしまうことも、足音が必要以上に大きくなる原因は基本姿勢においてお腹の位置を保持できていないことなのです。
まずは意識するべきお腹の位置を覚えることが大切なポイントです。
皆さんは丹田という言葉をご存知ですか?武道をかじったことのある方ならば聞き慣れているかもしれません。
場所としてはおへその少し下あたりになりますが、古来より人間の体内に流れる「気」が集まる部位だとされてきました。
まずはこの場所に意識を集中させましょう。そして普段から歩く時にはなならず腹部のこの位置にグッと力を入れてお腹を奥へしまうように意識しましょう。
お腹をグッとへこませること、すなわちこれがお腹の奥にある姿勢を支えている筋肉…腹直筋を使うことになるのです。
次に大切なことは「上」へ向かってこの丹田を押し上げるようにイメージして下さい。
ポイントとしてはあなたが歩く時に見えない糸で吊るされているイメージを持って下さい。
そうすると自然に背筋が伸ばされ、その筋肉を支えようとお腹に力が入ります。
丹田の位置が上方向へと引っ張られるようになり、よりしっかりと姿勢を支えてくれるようになります。
このお腹の引き上げていくイメージはハイヒールの音消しにおいて非常に重要なのです。
お腹を引きあげて丹田が高い位置に近づくと、まるで本当に天井から糸で吊られて支えられているかのように脚への負担が減るのです。
疲れやすいとされるハイヒールであっても、姿勢を崩すことなく美しく歩くことが出来るようになります。
・足のつき方
ヒールのかかととつま先が同時に着地すること
意識としてはかかとは床にほとんど着けない気持ちでいきましょう。つま先を上に向けないことがポイントです。
つま先とかかとを同時に着地させることでふんばりがしっかりときき、体重もバランス良くかかるので足音が大きくなることを防いでくれます。
ヒールのかかとからつま先の順番に足をつけること
ハイヒールを履いている時にゼッタイにやってはいけないことは、かかとから歩くことです。
かかとから着地をすることでヒールを地面に強く打ち付けることになります。
また重心が後ろから前に移動する動きが大きくなるため、非常にせわしない歩き方に見えてしまうのです。
つま先を下に向け、つま先とかかとを同時に着地させるのが美しく見える歩き方なんだとか。
しかしいきなり始めようとしても難しいと感じる人が多いでしょう。まずこの歩き方なのですが中々に足の筋肉をいじめてくれるのです。
ヒールに慣れない内では姿勢を5分保つのともヒィヒィとあっという間にくたびれてしまうとかなんとか…
まずは短距離から始めて、意識しながら歩くようにしましょう!
例えば出勤の時に通う近所の駅まで、次は職場まで…というように姿勢を意識して歩く距離と時間を延長していくと良いでしょう。
継続は力はなり!…の精神で身体になじませていくことを心がけて下さいね♪
・足元のポジション
ハイヒールでは特にそうですが、まずつま先の向きは外側へ向けるよう意識しましょう。これは内股の予防のためにも必須になります。
ヒールが高い程に膝にかかる負担は大きくなります。やがて膝が折れたり、体重を支えるために内股になっていくことで姿勢が崩れていくのですね。
特にハイヒールはローヒール着用時よりも姿勢の悪さが際立ちますのでしっかりと意識する必要があります。
美しい姿勢で健康と美を保ちましょう!
ヒールの選び方
・サイズ
まず基本的なことですが、特にハイヒールのように他の靴より不安定になりがちなものを選ぶ時はいつも以上にジャストサイズを心がけましょう。
最近ではオンラインショップでも購入しやすくなっていますが、やはり怖いことといえばサイズが違うトラブルです。
たった0.5cmの誤差であっても歩きやすさなどに影響しやすいというのがヒールというものなのです。
可能な限り実際に試し履きをしてから購入しましょう。それが余計なカツカツ音の防止に繋がります。
また靴は単純に足の大きさでサイズを選びがちですが実は足の横幅や甲の高さがとても重要なのです。
特にハイヒールでは他の靴と比べて履き口や横幅に隙間が広くなっています。
これでサイズがガバガバになれば脱げやすくなりますし、結果余計に大きな音を発しやすくなる…なんてことも。
値段や可愛いデザインに目が惹かれることはわかります。しかし本当にかっこよく履きこなすなら靴だけではなく履いているあなたもかっこよく履きこなさないと意味がありません。
出来る限り試着をしてみてあなたの足に合ったヒールを見つけて下さい♪そうすることが最大の音消し効果につながるのです。
・ヒールの太さ
そもそもヒールは細ければ細いほど地面との接触面積が小さくなり、体重負荷への耐性も小さくなります。その分足音が大きくなりやすいというデメリットがありますね。
またリフト部分には硬い素材を使用していることが多いため地面にヒールが当たったときの衝撃がさらに強くなってしまうのです。
逆に太めのヒール(チャンキーヒールやウェッジソールなど)は細いヒールよりも地面との接触面積が広くなります。
理科の授業のようなお話になりますが、頭の中で刃物を思い浮かべて下さい。
例えばナイフならまな板に突き刺すことが出来ますが、同じ力でパイプほどの太さの鉄を打ち込んでも刺さらないですよね。
つまり同じ体重でも太いほど負担が分散され、逆に細いほど力が一点集中して負担も大きい…ということなのです。下の写真で比べてみてもらえれば一目瞭然(りょうぜん)ですよね。
またヒールが太いものは柔らかいゴム素材が使用されていることが多いのでコツコツといった足音に対して音消し効果が高いのです。
デザインよりもカツカツ音への音消し効果を優先するならはピンヒールより太めのヒールを選ぶと良いでしょう。
・デザイン
突然ですがあなたが普段履いているヒールにストラップがついていますか?ちなみにストラップは足首にパチンッと巻きつける部位ですね。
ストラップのついたヒールは足をしっかりとホールドしてくれるのでウッカリ脱げる心配も減りますね。
先にサイズの合わない靴とカツカツ音との関係をお伝えしましたが、ストラップによってこの原因を排除できます。
もちろんストラップさえあればサイズがガバガバのヒールでも大丈夫!…とかそういう意味ではございません。
ヒールを選ぶ時はかかと、そしてつま先から足の甲までを出来る限り覆う部分があるものを選びましょう。
ハイヒールはその見かけからも分かるように履き口が大きく布面積が少ないため、足を支える面積も少なくなります。
人間だって横に寝転んだ時なんかだとベッドが狭い時より広い時の方が安定感を感じますよね。
かかとやつま先が開いていたり、足の甲の部分での支えが紐(ひも)だけであるなどデザインが可愛くても足を支える点で頼りないことが多いです。
音消しや安定感を求めるのであればそのようなヒールは避けておいた方が良いでしょう。
ヒールの音消しは何故必要?思わぬデメリットとその原因とは
ヒールに何故わざわざ音消しが必要なの?
そもそもカツカツいうのは当たり前じゃん…なんて思いますよね。
そうですよね、私もそうかんがえていました。
しかし掘り下げてみればこの足音が思わぬデメリットにつながっていたり、あながち軽視できない原因があったりするのです。
原因
1.姿勢が悪い
ヒールの劣化が原因でない場合だと、ほとんどはこの姿勢の悪さの為にカツカツ音が大きくなってしまいます。
普段ヒールを履くあなたならば経験があるかもしれませんが、ヒールの低い靴と比べて膝への負担を強く感じますよね。
実質つま先立ちのような状態で歩くのですから仕方がないといえばそれまでなのですが…
大抵の場合長い時間履いているほどに負担に耐えかねた膝が曲がっていってしまいます。…そうすると何が起きるでしょう?
あなたの身体は無意識の内に全身のバランスを保とうするのです。
結果猫背になったり内股になったりするのですね。お心当たりのあるあなた…ドキッとしませんでしたか?
もったいつけてるけど、それと足音となんの関係があるの?
結果から言うとヒールへの体重負荷がアンバランスになる為に必要以上の音を発しやすくなってしまうのです。
想像してみて下さい。ボールだって片手で地面にうちつける時より両手で思い切り叩きつけた方が大きく跳ね上がるでしょう?
本当ならヒールと前底の部分の2点で支えられるはずの体重が、ヒールの1点に全集中してしまう、ということですね。だからヒールから出る足音が余計に大きくなるのですね。
もし心当たりがあるあなたは普段から自分の歩く時の姿勢を見直し、意識的に変えていく必要があります。
2.サイズが合っていない
そんなの当たり前でしょ。
というあなた…実は意外とサイズの合わないヒールを買ってしまう人って多いのですよ。
昨今はネット通販が当たり前になっていますし、それと同時にサイズ展開についてのトラブルもよく聞かれますよね。
履いてみたらいつもと同じサイズなのに大きい(小さい)!…というような。
またデザインを優先してサイズはあとでどうにかなる!…という不屈の精神なのか、買ってしまう人もおられるようです。
確かにインソールなどサイズをカバーしてくれるアイテムが充実していますものね。
しかしごまかしてみてもサイズが合わない事実は変わりません。結局脱げてしまったり、浅履きのヒールなんかはカツカツ音が激しくなる大きな原因になるのです。
ご想像下さい…歩くたびに脱げてしまうヒールがいかに不安定なのかあなたなら簡単に思い浮かべられますよね。
いくら靴底を音消し効果の高いゴムなどにしたり、あまりヒールの高く無い靴を選んでいたとしても…そもそもかなり履き心地は悪いでしょう。
当然歩き方も不安定になるので足にかかる負担も相当にです。靴擦れなんかの足のトラブルにもつながりかねません。
可愛いデザインが魅力的なのは分かりますが、必ず自分の足にピッタリと合ったヒールを選びましょう。
3.歩き方が悪い
少し「姿勢が悪い」場合と似たようなお話になりますが、ヒールにかかる体重のバランスが関係します。
ヒールを履く時にやりがちですがよくかかとからつま先の順番で地面に着地してしまっている人はいませんか?
特にヒールを履き慣れていないあなたにはお心当たりがあるでしょうが、疲れてくると足が上がりにくくなりますよね。
結果かかとを擦るような歩き方になるので余計に大きなカツカツ音を出してしまいます。
かかとを擦るような歩き方は必然的にヒールへのダメージを蓄積させてしまうので劣化を早める原因となります。
靴のかかとがもうすり減ってる!なんでっ?
…なんて状態ならば迅速に自分の歩き方を見直してみる必要があります。
デメリット
1.健康に悪い
ヒールを履く上で特に要注意なのは内股やO脚になってしまうことです。
この姿勢が続くと人間は無意識に上体を支えようとガニ股のような変な歩き方になってしまいます。
これはハッキリと言ってしまえばかなり見苦しいことになりますね。
O脚は女性に多いといわれていますが、まっすぐ立ってみた時に両膝が接触出来ずに隙間ができる状態のことを指します。
もっとひどいことに、最近ではそのO脚を修正しようとして無理に両足をうち側へ内側へとグイグイくっつけようとする人もおられるようですね。
ですが闇雲に内股にした結果として肝心の膝下からはO脚で開いたままというさらに歪んだ姿勢になるのです。
つまり見かけの姿勢だけの問題ではなく、最悪の場合全身の骨格が歪んでしまうことになるのです。
一般的な症状であれば腰痛や肩こりに始まり、最悪の場合ヘルニアになってしまうことも…
間違った歩き方を放置していただけのつもりが、とんでもないお話になってきましたね。
カツカツといわせない音消しを心がけた歩き方が出来ているかどうかが骨格や健康にまで影響するのです。
内股やO脚の怖いところは無意識のうちに発症している場合が多いということなのです。
無意識ということは文字通り自分では中々気づけないということですよね。
専門家に相談する、もしくは周囲の人に見てもらったり自身でも鏡の前で立ち姿を確認するなど対策を考えましょう。
なにごとも早期発見と早期対応が大切ですよ!
2.印象に悪い
単純に姿勢が悪いと良い人よりだらしなく見えてしまいますよね。例えば猫背の人だとやる気が無いように見えてしまうでしょう?
またヒールの音がうるさいと感じる人も少なくはないようです。実際に社会人としての印象と足音には無視できない関係があると考える専門家の人も多くいます。
ヒールが高すぎて履き慣れないと歩く時に膝が曲がってしまい、必要以上に足音が大きくなるというお話はしましたね。
何度も言いますが、歩く姿は意外に多くの人の目に留まるものです。
何気なく気がついた時には背筋を伸ばすように習慣づけるだけでも印象が全く違ってくるのです。
3.お金がかかる
ヒールの接地する箇所をリフトといい、まず剥がれたり傷つく場所はここになります。
例えば音消し効果の高いゴム製に交換する、破損などの理由でヒールのトップリフト部分にあたるゴムのみを交換するなら最安値800円〜になります。
しかしちゃんと早い内に修理をせず、放置するとこの程度は済まなくなるのです。
ゴムが剥がれてヒール本体にある中の金属が剥き出しになれば、当然地面に直接擦り付けることになりますよね。
そうなれば今度は金属が傷ついてすり減りますし、ゴムのみの交換では済まないくらいヒールを傷つけてしまうのです。
ヒール本体に傷がついたりすり減れば左右の高さや形か変わってしまうなんてこともあります。
そうなれば全体を付け替えるなどリペアする範囲も広くなってしまい、その分値段も上がってしまうのです。
ヒールリフト部分だけでは済まないような損傷だと、レディース靴ではヒドい場合で5000円以上のコストを要します。もはや新品を買うことも出来る金額ですよね。
単純計算でヒールリフト部分だけの修理よりも6倍以上の値段に跳ね上がることになりますが…考えるだけも中々胃にキますね。
さらに修理に1週間以上かかるようになります。音消しをしたかっただけのはずが、可愛いヒールちゃんと離れ離れ…
詳しくは下の表で値段を見比べてみて下さい。
ヒールの種類 | 値段(税別) |
ピンヒール | 1300円 |
太めのヒール | 1600円 |
厚底などの大きなヒール | 1600円 |
修理内容 | かかるコスト(税抜き) | 修理日数 |
---|---|---|
ヒールリフトのゴム交換 | 800円〜 | 10〜30分 |
ヒールのぐらつき•接着 | 1000円〜(片足) | |
ヒール自体の交換(スタックヒール) | 3800円〜 | 3日前後 |
靴底全体の交換 | 5000円〜 | 7〜20日 |
まとめ
- ヒールの音消しは100均のアイテムでも可能
- ヒールの音消し、足音の原因を根本的解決するには姿勢の改善が必要
- 姿勢を正しくするためにはお腹を意識してひっぱり上げるイメージが大切
- 購入する時点でストラップの有無やヒールの大きさ、合ったサイズを確認すると良し
- 中敷きなどで音消し効果を期待できる
- ヒールの足音が大きい原因は姿勢にあり、健康に悪影響を及ぼす
- ヒールの足音を不快に思う人は多い
- 音消しなど対策を怠ると余計なコストがかさむ
- 業者に依頼した場合は修理が込み入るほど時間・コストがかかる
ヒールをカッコよく履いこなしたいけどあからさまにコツコツ、カツカツと「私はヒールですよ!」というように音を立てたくない…。
私も当初は両方を叶えることは難しいと考えていましたが案外音消しの方法は盛りだくさんでしたね。
音消しのためだけに専門の業者へ頼まないといけないなど手間やコストを心配していた方も多くおられるでしょう。
お金と時間が絡むと二の足を踏んでしまうのは誰しも当然のことですよね…。
もちろん専門の技術に頼んだ方が手っ取り早いことやそうするしかない場合もあるでしょう。
例えばヒールの傷やすり減りがヒドい時などはウッカリ触ることもためらいますよね。
ですが日常的に「気になってきたな。」くらいの時に私や、もしかしたらあなたのように工作や修理に明るくない人でも自分で音消しが出来るならば安心だと思いませんか?
気になる方はぜひともお伝えしたことをご参考の上100均にかけ込んで誰よりも先にアイテムをゲットしちゃいましょう。早いもの勝ちですよ!
また普段から意識してピンっと背筋を伸ばしてみましょう。
日頃足元からあなたを支えてくれているカッコよくて可愛いヒールを自分の手で優しく労らってあげて下さい。
またヒールの美しさに負けないくらいにあなた自身も自信満々に美しく歩けるようになりましょう!
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