私たちの食生活に欠かせない、重要な食品のお米。
朝食や昼食、夕食など1日のほとんどの食事にお米が登場することも多いのではないでしょうか?
そんな毎日食べるお米ですから、美味しく食べたいですよね。
しかし、間違った保存方法をするとお米が劣化し味が落ちてしまいます。
気が付いたら、お米に虫がわいていた!なんてことも。
そんな問題を解決してくれるのがペットボトルと、ダイソーのキャップ式ロートです。
ペットボトルは密閉性が高いので、お米の保存に最適です。
ペットボトルは口が狭いのでお米を移すのは大変ですが、ダイソーのキャップ式ロートを使うと簡単にできます。
この記事ではダイソーのキャップ式ロートの詳細や、ペットボトル保存のメリットなどをご紹介します。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
お米の保存にはペットボトルとダイソーのキャップ式ロートが便利
お米の保存で最も重要なのが。密閉性です。
ペットボトルは密閉性が高いのでお米の保存には最適な容器といえます。
しかし、ペットボトルの口は狭いのでお米を移すのは一苦労です。
漏斗を使う方も多いと思いますが、不安定だったり漏斗の口が狭くてなかなか落ちていかなかったり、お米がこぼれてしまったり…。
そんな問題を解決してくれるのが、ダイソーの「キャップ式ロート」です。
価格 | 110円(税込み) |
サイズ | 11.2cm×9.6cm×7.7cm |
原産国 | 日本 |
ダイソーのキャップ式ロートには白いキャップがついているのですが、溝が彫られているためペットボトルに連結することが出来ます。
そのため、漏斗がしっかり固定できるので詰め替えている最中に外れてお米が散らばるということがありません。
また、口も広いのですんなりとお米が入っていきます。
付属のキャップを上下逆さまにすると、大きな口の容器にも対応できるため、シャンプーの詰め替えなどにも便利です。
お米の保存以外にも便利なダイソーのキャップ式ロートは、お店で見つけたらゲットしておきたいアイテムです。
お米の保存をペットボトルにするメリットと注意点
そもそも、なぜお米の保存に密閉性が重要なのか?その理由とペットボトルに保存するメリット、ペットボトルを使う時の注意点を紹介します。
お米をペットボトルに保存するメリット
お米をペットボトルに保存するメリットは以下の4つです。
- 酸化を防ぐ
- 虫の外部侵入を防ぐ
- 匂い移りを防ぐ
- 管理がしやすい
1つずつ説明していきます。
<酸化を防ぐ>
メリットの1つ目は、酸化を防げることです。
お米は生鮮食品で、空気に触れると酸化してどんどん劣化していきます。
酸化が進むとお米の表面を覆っている糊粉層が分解され、古米臭という独特の臭いが発生します。
お米を美味しく保つにいは、いかに酸化を防げるかが重要になってきます。
そのため、密閉性の高いペットボトルがお米の保存におすすめです。
<虫の外部侵入を防ぐ>
メリットの2つ目は、虫の外部侵入を防げることです。
気が付いたらお米に虫がわいていた・・・。
そんな経験がある方も多いのではないでしょか。
米びつに隙間があると虫が外部から侵入したり、袋で保存していると食い破って中に入ってくることも。
頑丈で密閉性のあるペットボトルは虫対策としても最適です。
<匂い移りを防ぐ>
メリットの3つ目は、匂い移りを防げることです。
お米は匂いを吸収しやすい食品なので、密閉性が悪いと他の食品などの匂いを吸収してしまい味が落ちてしまいます。
そのため、ペットボトルは匂い移り対策としても優秀です。
<管理がしやすい>
メリットの4つ目は、管理がしやすいことです。
ペットボトルは透明なので、一目で残量が分かります。
また、マジックで日付を書いたりもできるので管理がしやすいです。
お米の保存をペットボトルにするときの注意点
注意点は以下の3つです。
- 水のボトルを使う
- しっかり乾かす
- 継ぎ足ししない
理由を1つずつ紹介していきます。
<水のボトルを使う>
お米の保存には、水のペットボトルを使用してください。
お米は匂いを吸収しやすい食品なので、ジュースやコーヒーなどのペットボトルを使うと、お米に匂いが移ってしまうことがあります。
そのため、使用するペットボトルは匂いのない水のボトルを選ぶようにしましょう。
<しっかり乾かす>
保存に使うペットボトルを洗ったら、しっかり乾かしてから使ってください。
ペットボトルの中が濡れているとカビの原因になります。
カビが付くとお米が灰色に変色し、酸っぱい臭いがしたりカビ臭くなったりします。
<継ぎ足ししない>
お米が少なくなってきても継ぎ足しをしたり、使い切ったあとに洗わずに新しいお米を入れるのはNGです。
割れたお米のカスや米ぬかが溜まっていき、そこから虫がわくこともあります。
お米の鮮度を保つために、使い切ったらペットボトルをしっかり洗ってから新しいお米を入れましょう。
お米の保存場所は冷蔵庫の野菜室がおすすめ
お米に最適な保存容器は分かったけど、保存場所はどこがいいのか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか?
お米の保存場所で最適なのは冷蔵庫の野菜室です!
なぜ冷蔵庫の冷蔵室ではなく野菜室の方が適しているのか、その理由についても説明していきます。
適度な温度と湿度
お米の保存に最適な温度は10度以下で、適度な湿度が必要です。
野菜室は温度が3~8度くらいに設定されており、お米の保存にはちょうど良い温度で、湿度は20%~30%と適度にあるため、お米の乾燥も防いでくれます。
冷蔵室では、野菜室より温度も湿度も低く設定されているためお米が乾燥してしまい、保存には適していません。
なので、お米は野菜室に保存しましょう。
酸化を遅らせる
野菜室で保存することで、お米の酸化を遅らせることができます。
お米は温度が高くなり15~20度を超えると酸化がどんどん進んでいき、品質が劣化していってしまいます。
温度を10度以下に保つことにより、お米の酸化を遅らせ鮮度や風味を保つことができますので、野菜室での保存が最適です。
中からの虫の発生を防ぐ
野菜室で保存することにより、中からの虫の発生を防ぐことが出来ます。
ペットボトルにお米を保存すれば外部からの虫の侵入は防げますが、中から虫がわくこともあります。
虫は稲穂の時点や貯蔵時にお米の中に産卵することがあります。
卵が産みつけられたお米は精米時に取り除かれる場合がほとんどですが、完全に除去できるわけではありません。
そのため、開けていない袋や密閉性の高いペットボトルでも中から虫がわきます。
特に温度が20度以上、湿度が60%以上の条件下で活発に繁殖しますが、温度が15度以下、または湿度が20%以下の場合、虫の動きが鈍くなり繁殖ができなくなります。
そのため、お米の保存には野菜室がおすすめです。
お米の保存はペットボトルと唐辛子で虫を完全ブロック!
冷蔵庫に入れることで虫の発生は予防できますが、それでも心配な方はペットボトルの中に唐辛子を入れることで、虫予防ができます。
特に、野菜室にペットボトルを入れるスペースがなく常温保存になってしまう場合は、ペットボトルの中に乾燥唐辛子を入れて保存することをおすすめします。
唐辛子には虫が嫌う匂い成分が含まれているので虫予防になり、お米には匂いが移る心配はないので安心して使えます。
生の唐辛子と乾燥唐辛子のどちらにも防虫効果がありますが、生の唐辛子は水分が多く含まれおり、カビの原因になってしまいますので乾燥唐辛子を選びましょう。
効果は約1ヶ月間なので、毎月取り換えるようにしてください。
ペットボトルに入れたお米を常温保存する場合に最適な場所は、高温・多湿・直射日光を避けられる涼しい場所です。
そう聞くとシンクの下を思い浮かべる方も多いと思いますが、実はシンク下がお米の保存場所としては一番NGです。
シンク下は湿気が多くカビが発生しやすい環境のため、保存場所としては不向きです。
保存場所を選ぶなら、湿気が少なく風通しの良い場所を選びましょう。
また、常温保存する場合は1ヶ月以内に食べきることをおすすめします。
まとめ
- お米をペットボトルに移す時にはダイソーのキャップ式ロートを使うと便利。
- お米をペットボトルに保存するメリットは、酸化を防げる、虫の外部侵入を防げる、匂い移りを防げる、管理がしやすいの4つ。
- お米をペットボトルに保存するときの注意点は、水のボトルを使う、しっかり乾かす、継ぎ足しをしないこと。
- お米の保存に野菜室が最適な理由は、適度な室温と湿度、酸化を遅らせる、中からの虫の発生を防ぐ。
- 常温で保存する場合はペットボトルの中に乾燥唐辛子をいれると虫予防になる。
飲み終わったら捨てられてしまうペットボトルは、密閉性の高さから酸化を防止し、虫からお米を守り、匂い移りを防いでくれます。
ペットボトルはお米を美味しく保つために頼りになる味方になってくれますよ。
ペットボトルにお米を移すのには少し手間がかかりますが、ダイソーのキャップ式ロートを使えばお米をペットボトルに移す作業が格段に楽になります。
だからこそ、ダイソーで見かけたらゲットしておきたいアイテムです。
また、お米を冷蔵庫の野菜室で保管することにより鮮度を保つことができるので、いつでも安心して美味しいお米が食べられます。
野菜室にペットボトルを入れるスペースがなく、どうしても常温保存になってしまう場合は、ペットボトルの中に乾燥唐辛子を入れることで虫予防ができます。
保存は高温多湿を避けて風通しの良い涼しい場所を選ぶようにしてください。
お米の鮮度を保ち毎日美味しいお米をたべるために、ぜひ参考にしてみてください!
コメント