介護用品というと専門のものがあり、多くの種類をそろえようとすると高くついてしまうイメージを持っていたりしませんか。
実は、小物などの便利グッズや消耗品を中心に100均でも購入可能なんですよ!!
身近にあるダイソー、セリア、キャンドゥなどの100均ショップで介護用品に使える便利グッズを手軽にそろえることができます。
100均ショップでは、シーン別において多くの便利グッズがそろいます。
介護用品に限らず、専用のものは高いです。なので、100均で安く手に入る便利グッズを買って、使えることを試したいですよね。
どのようなものが役立つのか、紹介していきましょう!
介護用品の便利グッズは100均でそろう!!
実際に身近な人の介護が始まると、想像していた以上にお金がかかると感じますよね。
専門の介護用品も高価ですが、毎日使う消耗品にもお金がかかってきます。
最近の100均ショップは介護用品が充実していますし、介護で使える消耗品や便利グッズも多く入手できます。
介護用品として100均の便利グッズを上手に活用していきましょう!
100均でそろえられる介護用品は?
100均ショップの値段設定上、大きなものではなく小物類が多くそろっている印象です。
例えばダイソーですと、杖につけて使うストラップや、錠剤を半分にカットするピルカッターなどの便利グッズの取り扱いがあります。
このほか、食事やトイレの介助のさいに使う介護用品もありましたよ。
私がダイソーの公式通販サイトで確認した時点では、介護ジャンルの商品は30種類以上でした!また、赤ちゃんや幼児向けの便利グッズも介護用品として使えるものがありますよ!
例えば、蓋がついていて中の液体がこぼれにくくなっているトレーニングカップなどです。
赤ちゃんや幼児向けのコーナーも是非チェックしてみてください!
これらを介護に上手に取り入れれば、便利なだけでなく、節約にもなります。
100均はどんどん新しい商品が発売されますので、「どんなものが介護にも使えるのかな?」と探してみるのもいいでしょう。
すこし楽しみが増えるかもしれませんよ。
100均でそろえられる介護用品として使える便利グッズは?
100均には介護用品としても使える便利グッズが売られていますので、おすすめのものを2つ紹介します。
<滑り止めマット>
滑り止めマットは、介護用品ではないですがさまざまなシーンで活躍する便利グッズです。
食事の際には、食器類の転倒を防ぐこともできますし、座布団の下に敷くと椅子からのずり落ち防止にもなります。
いろんな大きさにカットできるのと、100均では用途に合わせて種類が豊富なので、使い分けができるのが便利ですね。
<呼び出し鈴>
普段は使わないかもしれませんが、いざと言う時に持っておくと役立つ便利グッズです。
声が出しにくい時や、介助者がそばにいない時など、この呼び出し鈴があると、「チリーン」と音を出して誰かに知らせることができます。
介護用品の便利グッズで食事に役立つもの
食事の介助をするとき、食事用エプロン、シリコン製の食器、トレーニング箸、ペットボトルキャップなど、介護用品として使える便利グッズがあるといいですね。
これらの便利グッズは100均で手にはいりますので、ご紹介します。
食事用エプロン
食事の際にこのエプロンがあれば、一時的にでも服が汚れるのを防ぐことができます。
タイプとしては、洗って繰り返し使えるシリコン製のもの、使い捨てができる不織布製のものなどが100均で販売されています。
洗って繰り返し使えるタイプは、エコでコスパがいいです。
使い捨てタイプは洗うことが面倒な時に使うと洗う手間がはぶけて時間の短縮になり便利です。
シリコン製の食器
代表的なのは、スプーンやコップ、トレイなどが100均で販売されています。
介護用品としてもありますが、赤ちゃん用としても使えます。
金属製と違うのは、柔らかい素材でできていて、軽いので、落とした時に壊れにくいというメリットがあります。
例えば、スプーンの場合は、口当たりが良いため、口へも運びやすく、口の中を切ったりすることが少なくなります。
食事の介助をするときに役に立つ便利グッズですね。
トレーニング箸
高齢者は、筋力低下や麻痺などにより箸をうまく使えなくなることもあります。
では、スプーンやフォークに切り替えればいいと思われますが、日常生活動作(ADL)の低下につながる恐れもあるので、場合によって使い分ける必要があります。
また、少しでも指先を使うことで認知症に対しても効果が期待できます。
もちろん専門の介護用品も販売されていますが、3,000円程する商品もあるので気軽には買いにくいと思います。
まずは100均の商品で試してみるのも手ですよ。
食事を楽しみとしている高齢者の方には、自分で食べられることも一つの喜びですので大事にしたいですね。
ペットボトルキャップ(ストロー付きタイプ)
ペットボトルのフタを取り外して、ストロー付きのペットボトルキャップに付け替えるとストローで飲むことができ、誤飲などのむせ防止にもなります。
コップと違い倒しても中身がこぼれにくくなっているので、ベッド脇に置いておいても安心です。
また、硬いペットボトルのフタも強い力を使わなくても開け閉めできるので簡単に使えます。
ペットボトルなら、ほとんどに取り付けられるので、持ち運びも便利です。
介護用品の便利グッズでトイレの介助に役立つもの
トイレの介助にはポータブルトイレなど様々な介護用品が必要になります。
また、消耗品が多く必要になる介助でもあります。
消耗品の購入は100均の介護用品を上手に利用して、できるだけ節約したいですよね。
100均で手に入る、トイレの介助に必要な消耗品や便利グッズをご紹介します!
ビニール手袋
ビニール手袋も100均で購入できます。
トイレの介助が必要な場合、感染症などの心配もあるため、介助を受ける側・介助する側ともに手袋をすることで、お互いが安心することができます。
排泄介助以外でも、さまざまなシーンで使えるので、衛生面での対策も万全です。
ビニール手袋は介護用品としてなくてはならない必需品ですよね。
また、たくさん必要になる消耗品なので、100均で手に入ると節約になります。
おむつ用消臭ポリ袋
おむつ用消臭ポリ袋も100均で購入できますよ。
おしりふきなどで使ったウェットシートを捨てる時に、おむつ用消臭ポリ袋に入れて捨てると、臭い漏れの防止になります。
もちろん、おむつも入れられるので、臭い防止された上に、臭い漏れの心配も軽減される便利グッズですね。
トイレの介助のときに毎回必要になるものなので、安く手に入ると助かる介護用品の1つです。
大判のウェットシート
100均には使い捨ての大判のウェットシートが販売されています。
体の清拭用としてはもちろん、おしりふきとしても使える便利グッズです。
使い捨てなので、おしりふきに使った場合など、洗わずに捨てられて衛生的にも良いですね。
入浴が難しい時には、ウェットシートを使って、体の表面についた汚れをふきとれます。
汗をかいた時の体臭予防にもなり、体を清潔に保つことができます。
大きくて厚手のものほど、よく拭き取ることができて便利です。
100均では、いろんなシリーズがあるので、いくつか試してみるのもいいでしょう。
まとめ
- 介護用品に使えるのは専用でなくても、介護用品として使える便利グッズが100均でもそろえられる
- シーン別に使い分けることできて安く手に入れられる
- 食事の介助に使うものは、食事用のエプロンやシリコン製食器などがそろえられる
- シリコン製の商品は、洗って繰り返し使えるなどエコにつながる
- 使い捨ての商品は、洗う手間もはぶけて衛生的に安心
- トイレ介助に使えるビニール手袋やおむつ用消臭ポリ袋などの消耗品がそろえられる
ものによっては、丈夫さや安全性などを考えると、100均よりも専用のもののほうがいいのかもしれません。
ですが、はじめから専用の介護用品で買って使うよりも、まずは、100均で便利グッズを買って試してみることで使い方のバリエーションも増えます。
また、それによって、節約につながったり、楽しく介護することができるのではないでしょうか。
100均ショップに立ち寄った時に、「どんなものが介護にも使えるのかな?」と探してみるのも楽しく介護する一つかもしれません。
ぜひ、100均で買える便利グッズを介護用品に活かしてみてはいかがでしょうか。
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