中学生や高校生の生活の一部である部活。
そんな部活で過ごす時間は家族で過ごす時間よりも長いかもしれませんね。
そういった中で、
最近、部活の友達と合わないので、気が重いです。
部活の友達に苦手で嫌いな人がいますがどうしたらいいでしょうか。
そんなお悩みも出てくることと思います。
私も学生時代を通して部活に所属していましたが、友達で合わない子はいました。それで部活内で対立してしまったこともありました。
部活の友達と合わない時の対処法を知らないと、ずっと我慢して嫌な思いのまま過ごさなくてはいけないかもしれません。
この記事を読んで、合わない友達に、どう対処すればよいのか知って、楽しい学生生活を送れるようにしましょう。
是非参考にしてくださいね。
部活の友達と合わない時の対処法
学生生活と切っても切れない部活。
バスケ部やバレー部、バドミントン部、テニス部などの運動部から、軽音部、吹奏楽部、オーケストラ部、写真部などの文化部まで様々にありますね。
好きな部活で過ごす時間は必然と長くなるものです。
それだけ一緒に過ごす中で、きっと性格が合わないと思う友達も出てくるでしょう。
しかし、色々な人がいるのですから、合わない友達がいるのはごく自然なことですよ。
ここでは、部活の友達と合わないときの具体的な対処法をご紹介していきます。
関わらないで距離を置く
部活で気の合わない友達がいると、どうしてもお互いに意識して雰囲気が悪くなります。
部活で気の合わない友達と揉めてしまうのは、より面倒な人間関係を作ってしまうだけです。
部活に気が合わない友達がいたら、なるべく関わらないで距離を置くのがベストです。
合わない友達と、特別仲良くする必要なんてないですよ。
部活の時間は放課後の時間で、限られています。その間だけ、関わらないようにすることは可能かと思います。
無理に仲良くしなくてもいいけれど、あからさまな無視などはNGです!
無視などすると、他の友達にも伝わって、部活の雰囲気が悪くなります。
必要な連絡事項は伝える程度に、積極的に関わらないというのが大事です。
また、関わらないで距離を置いている内に時間が過ぎて、自分の気持ちも落ち着くことで、嫌悪感が和らぎ、合わないと思わなくなることもあります。
うまい距離感の取り方が身につくと、大人になって社会人として生きていくときにもきっと役立ちますよ。
友達を交えて話す
自分と合わない友達というのは、苦手だったり、嫌いだったりするものです。
そんな友達と直接話すと、より苦手になってしまう可能性があるので、できるだけ他の友達を交えて話すようにしましょう。
人数が多いと、苦手意識も少しは薄れるはずです。
私は今はもう社会人ですが、苦手な上司とトークタイムになってしまった時は、近くにいる同僚を必ず巻き込んで話すようにしています。
(同僚にとってはいい迷惑かもしれません…汗)
人数が多いと、話す時間や顔を見る時間が物理的に減るので、「嫌だなぁ」と思う気持ちも薄れますよ。
不満を言う
これは、合わないと思う友達と友達でいたい時限定です。
不満な点があるのなら、直接本人に言ってみましょう。話し合うことでお互いを理解できる可能性があります。
友達に改善してほしいところがあるけれど、自分では言いにくい…。
そんな時は、部長や先輩など、まとめ役の人に伝えてもらう方法もあります。
自分で直接言うと、イライラして語気が荒くなってしまうことも。それを避けるために、周囲の人にお願いしてみるのもよいでしょう。
チームやペアを組みたくないといった場合も、まとめ役に相談してみましょう。
実力や、戦略からどうしても組まないといけない場合もありますが、相談すれば配慮してくれることもあります。
まとめ役に伝える際には、相手が気に入らないからというと、あなたのイメージが悪くなるので、「考え方が合わない」という言い方にしておくと無難でしょう。
どうでもいい友達であれば、わざわざ不満を言ったり伝えたりする労力ももったいないので、関わらないようにしましょう。
仲良しの友達をつくる
部活の時間は、気の合う友達とだけ仲良くしてれば良いのではないでしょうか。
仲良しの友達が一人いるだけで、楽しいし、精神的にも楽になると思います。
仲良しな友達を作って楽しく過ごしていると、合わない人の事は考えなくなると思うので、これが、私が一番おススメしたい方法です。
この子と合わないから嫌だなぁ~
とネガティブになるより、
〇〇ちゃん(仲良しの子)といると超楽しい!
と、仲良しの友達と楽しい時間を過ごす方がずっと有意義ではないでしょうか。
部活で気の合わない人に、気を遣ってわざわざ仲良くなろうとする必要はないと思います。
あなたの周りには、自然に気の合う人が集まってきます。これからの人生もきっとそうです。
だから、無理して部活で気が合わない友達と仲良くすることはないんですよ。
自然とできた仲良い友達は、将来、大人になっても一生の友達になりますよ。
私も高校時代の部活で仲良くなった友達がいます。
その部活は人数も多かったので最初は顔を知っている程度でしたが、部活の時間や遠征の時間を一緒に過ごす内に、自然と一緒にいるようになりました。
いつの間にか部活以外の時間も一緒に過ごすことが増え、大人になった今も連絡を取り合う仲です。
本当に仲の良い友達というのは、いくつになっても自然と繋がっているものだなぁと感じます。
冷たい態度をとらない
部活で合わないと思う友達には、冷たい態度をとったり、そっけない返答をしたりしてしまいがちです。
しかし、そのように態度に出してしまうと、部活の雰囲気が悪くなります。
他の友達から見るあなたの印象も悪くなるでしょう。
部活の友達と気が合わないと思うのは仕方のないことですが、それを態度に出すことはやめましょうね。
大人になっても、どんなに苦手な人の前でもニコニコと話さないといけない場面がきっと来ます。
そういう時の予行演習だと思って、冷たい態度をとらないようにするといいかもしれませんね。
部活の友達を嫌いでどうしようもない時
今紹介されたことを一通り試してみたけれど、それでも部活の友達が嫌いでどうしようもないです。
そんなこともありますよね。
ここでは、部活の友達が嫌いでどうしようもないときの具体的な対処法をご紹介します。
部活を休む
部活の友達を嫌いで、どうしようもないときは、少し部活を休んでみるのも対処法のひとつ。
部活の他の友達が「部活においでよ」と言ってくれれば、あなたを必要としてくれる友達がいるということですので、その友達と楽しく部活の時間を過ごせばいいのです。
部活を休んで、悩みが消えるのであれば、そのまま部活を辞めてしまってもよいと思います。
わざわざストレスのかかる道を選ぶ必要はないですよ。なんでも、楽しくなる方を選んでいくことが大切です。
部活を辞める
最終手段は、部活を辞めること。
嫌いで気の合わない友達のことで悩むのはとてもつらいですよね。そんなつらい思いをしてまで部活を続ける必要ってあるのでしょうか。
そんなことならいっそ部活を辞めて、その時間を他の楽しいことに回す方が賢明かと思いますよ。
部活の友達をうざいと思ってしまう理由
部活の友達をうざいと思ったり、嫌いだと感じたりして、合わない人がいるのはどうしてなのでしょうか。
それは、人間同士、全てを分かり合うことはできず、相手を完璧に理解することはできないからです。
「人間はそもそも完全には分かり合えない生き物」です。
そういう風に思うと少し気が楽になりませんか?
うざい友達や嫌いな友達など、面倒な人間関係がある時はそう考えるといいみたいですよ。
しかし、嫌いだったりうざいと思ったりする友達がいるということは、自分も相手からそう思われている可能性があります。
自分自身がそうなっていないか見つめなおすことも大事です。
ここでは、部活の友達にうざいと思われてしまう人の特徴をご紹介します。
当てはまるものがあったら、直していきましょうね。
自慢ばかりする
自慢話をたくさんする人は、負けず嫌いであることが多いです。
自信が無いことを隠すため自慢して、友達より優れているということを誇示します。
しかし、どうでもよい自慢話を聞かされる側は、大変ストレスなもの。そんな人はうざいと感じられてしまうでしょう。
自慢をしてしまいそうなときは、聞き役に回ると回避できそうですね。
友達を見下す
マウントを取るために上から目線で友達に話す人はうざいと思われがち。プライドが高い人に多いですね。
そういう人は、誰に対しても偉そうな態度をとってしまっていませんか?
自分のプライドを傷つけられないようにするために、友達を見下したような態度をとってしまうのですが、友達からしたら気分のいいものではありません。
あなたが自然にできた友達は、あなたのプライドを傷つけることはしませんので、安心して話せば、見下すような発言もなくなると思いますよ。
究極にネガティブ
性格も考え方も暗い人は、ネガティブな発言を繰り返して、周りの友達に構って欲しい人が多いです。
不満や悪口を言ってストレスを解消しているかもしれませんが、聞かされる友達は一緒に暗くなって、離れたくなります。
ネガティブすぎる人は暗さを伝染させて陰鬱な気分にさせるので、うざいと感じられることも多いでしょう。
ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換して話してみましょう。
例えばこんな感じです。
など
嘘をつく
自分を良く見せるために、友達に嘘をついてはいませんか?
自信の無さから、嘘をついて、自分が正しいということを主張しようとします。
しかし、意外と嘘というのはバレているもの。
嘘をつく必要がある時もありますが、平然と嘘ばかりいう人は友達がうざいと思っていますよ。
時間を守らない
部活の時間など、きちんと時間を守る事はできていますか。
「少しくらい遅れてもいいや」と甘く考え、遅刻しても平然としていると、友達もうざいと感じているかもしれません。
大人になっても、時間厳守は最低限の身に付けるべき習慣です。
時間はきっちりと守るようにしましょうね。
噂話をする
友達の噂話や悪口ばかり言っていませんか?
友達の本当か嘘かわからない話を、真実かのように他の友達に話し回ってないでしょうか。
うざい人は、そういった噂話をネタにして、周りの反応を楽しむことが癖になっているかもしれません。
噂される友達の気持ちや状況を考えられるといいですね。
ただ、共通の敵がいると人間は仲良くなるとも言われています。
私の学生時代は、友達との共通の敵である部活の怖い先輩がいました。その先輩に泣かされたことは数知れず…。
怖いので、直接対決できず、友達と陰でコソコソ愚痴を言っていたこともありました。
一緒にその先輩に耐えたことで、部活の友達との仲も深いものになったというのも事実です。
噂話も悪口も時と場合によりますね。
空気が読めない
空気が読めない人は、友達にうざいと思われている可能性大!
的外れなことを言ったり、行動したりして、周りの空気をシラけさせてはいませんか?
少しズレていて笑って済まされる程度ならまだしも、無自覚で場の空気を壊している人は、空気を読む努力をしましょう。
部活に友達がいない時は部活で過ごす時間を多くしよう
部活に気の合う友達が1人もいないということもあり得ます。
人数の少ない部活であれば、そんなに珍しいことではないかもしれません。
しかし、部活に所属しているのであれば、全く友達がいないより、仲の良い友達が一人はいた方が楽しい学校生活を送ることができますよ。
その仲良しの基準としては、会う頻度が少なくても、気軽に話せるような間柄であればいいのではないでしょうか。
部活に友達がいない時は、部活で過ごす時間を多くとってみましょう。
部活は、遠征や合宿などで友達と過ごす機会も多いので、そのうち時間が経てば自然と友達になれるはずです。
過ごした時間が多い程、その人と友達になれる可能性が高くなりますよ。
部活の友達の作り方で仲良くなれるポイント
本当に仲良くなる人とは自然と友達になれるとお話してきましたが、自分からもっと仲良くなろうとすれば、より早くそういう友達と仲良くなることができます。
ここでは、部活の友達の作り方で仲良くなれるポイントをご紹介したいと思います。
過ごす時間を長くする
人は一緒に過ごす時間の長さが長ければ長い程、仲良くなれるものです。
シンプルに、相手の顔を見る回数が多くなるだけで好意を持つようになる、という研究もあるようですよ。
部活の時間は放課後の限られたものです。その間だけだと仲良くなるのに時間がかかってしまいます。
もっと仲良くなりたい友達の作り方として、部活の終わった後や休日など誘って、一緒に過ごしてみるといいかもしれませんね。
同じ行動をとる
部活の仲良しな友達の作り方で、同じ場所で、同じタイミングで同じ行動をとる、というものもあります。
同じ事をすると親密さがグッと増すようです。
部活自体が、その同じことをするという環境にあると思うので、そこからさらに仲良くなりたい場合は、部活後に一緒に帰ったり、休日はリフレッシュで一緒に遊びに行くといいかもしれませんね。
似たようなところでは、共通点を探すことも大事です。
人は自分と似ている部分を多く持つ人に共感を抱きやすいです。なので、共通点がたくさんあると、きっともっと仲良くなれるはずですよ。
信頼感を与える
人は生き延びるために、いざというときに助け合えるような仲間を探してきました。
そのため、私たちはお互い信頼できる相手を友達に選ぶように進化してきたのです。
部活で仲の良い友達の作り方として、信頼してもらうためには、自分の悩みや秘密を隠さずに打ち明けてみてはどうでしょうか。
その悩みや不安は、軽すぎるものだったり、重すぎるものだったりすると逆に引かれてしまうこともあるので、以下のようなものがちょうど良いですよ。
ポイントは本音を話すということです。
この悩みをきっかけに、信頼関係を築いて、部活の友達ともっと仲良くなってみましょう。
自分から話しかける
人見知りの人は、話しかけてもらうのを待っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、それはNG!もしかしたら、その友達も人見知りかもしれません。それではいつまで経っても仲良くなることはできませんよ。
部活で仲良しな友達の作り方のポイントは、自分から話しかけにいくことです。
仲良くなりたいなら、あなたが勇気を出して話しかけることが大切です。
笑顔でいる
部活で仲良しな友達の作り方のポイントは、何よりも笑顔でいること。
友達から好かれ、相手からも仲良くなりたいと思われる人は、笑顔で接することができる人です。
笑顔がある所に、人は集まっていくものですよ。みんな楽しい事が好きですからね。
人によって態度を変えず、誰にでも笑顔で接することができると、仲良くなりたい友達の信頼も得ることができるかもしれません。
まとめ
- 部活の友達と合わない時の対処法は、関わらないで距離を置くこと、友達を交えて話すこと、不満を言うこと、仲良しの友達をつくること、冷たい態度をとらないこと
- 部活の友達と合わないために、嫌いになってどうしようもない時は、部活を休んだり辞めたりすることも検討する
- 部活の友達をうざいと思ってしまう理由は、人間は全てを分かり合うことはできず、相手を完璧に理解することはできないから
- 部活の友達にうざいと思われるのは、自慢ばかりする人、友達を見下す人、究極にネガティブな人、嘘をつく人、時間を守らない人、噂話をする人、空気が読めない人
- 部活に友達がいない時は、部活で過ごす時間を多くとってみる
- 部活の友達の作り方で仲良くなれるポイントは、過ごす時間を長くすること、同じ行動をとること、信頼感を与えること、自分から話しかけること、笑顔でいること
部活の友達と合わないと悩んでいる皆さん、この記事を参考にして、楽しい学生生活を送れるようにしてくださいね。
応援しています!