サンドイッチ…普段のランチでも1番馴染みのあるご飯の1つですよね。
コンビニエンスストアには色んな種類のサンドイッチがありますが…なんと言っても自分のお好みで具材を選び、パッと挟んで作れてしまう点が魅力ですよね。
ところで…作ったサンドイッチをどう包もう…となったことはありませんか?
定番なのはラップやアルミホイルでしょうか。ですが今回オススメしたいのはアルミホイルです!
なぜ?何故アルミホイルなのでしょう。
ラップじゃないのはなぜ?特別なメリットがあるの?
そう…実はアルミホイルにはサンドイッチ作りを楽チンにしてくれる上になんと!味までレベル上げするスゴい効果があるのです!
ますます「なぜ?」が止まらないあなたにアルミホイルのメリットやサンドイッチの包み方についてお教えします!
サンドイッチにアルミホイルなのはなぜ?簡単便利な活用術!
皆さんは普段料理の時にアルミホイルはよくお使いになりますか?
私はよくホイル焼きなんかの熱を逃したくない調理の時に使いますね。
そう、アルミホイルというと耐熱や保温性に優れているイメージがありませんか?
その一方でお弁当なんかを包む時にはラップを活用しているひとが多いですよね。
理由としては…
ラップの方がしっかり密着してそうだし…アルミホイルじゃ電子レンジで温めたくても出来ないし。
確かに私もそんなイメージがあります。実際サンドイッチなどを作ってお弁当にしたいと思っても、どちらで包むのか迷います。
ではなぜ?何故あえてアルミホイルがサンドイッチを包む時にオススメされるのでしょうか?
あなたの「なぜ?」にお答えするために、今回はアルミホイルに着目してホイル焼きなどの調理だけではない便利な活用術を知りましょう!
アルミホイルで出来る楽チンしっかりな包み方
たしかに「包む」という視点に立つとラップよりも使用頻度の少ないアルミホイルですが、実はすごい実力の持ち主であることをご存じですか?
結論から言ってしまいますと、今回なぜアルミホイルをおすすめしたかという理由は2つあります。
1つはラップと違ってサンドイッチにくっつきにくく包む時に手間取らないことです。
まずは簡単でキレイ、なおかつしっかりとサンドイッチを包んでくれる方法です。
・包み方
1.アルミホイルを広げて中央にサンドイッチをのせる
2.上下の端を合わせる
3.1cm幅に折りこむ(約2-5回)。サンドイッチにつくまで続ける
4.左右の部分は、上から押さえて三角に折る
5.底面に回して折り曲げる
6.包丁で半分に切り、完成!
サンドイッチでよく困ってしまうことは、食べている時に具材が飛び出しちゃうことですよね。
でもこの包み方なら左右だけでなく、よく具がはみ出る底の方もしっかりガードしているのでお子様でも安心して食べられます!
前日に仕込んでおけばより楽チンかつおいしいサンドイッチのお弁当が出来ます。
カットをしないままアルミホイルでくるんでおき、冷蔵庫でなじませましょう。
冷蔵で3時間以上寝かせることでパンと具材がよくなじみますので、当日の朝にカットをするだけでOK!あとはお弁当箱に詰めるのみ♪
実際にやってみれば分かると思いますが、ラップで同じことをするのはかなり難しいでしょう。
なにせ手や具材にもくっつきやすい上に誤ってラップ同士をくっつけると外すには中々手こずりますから…。
またラップはアルミホイルのように刃物を通しにくいので、お弁当に詰める直前でカットをする…ということ自体がムリです。
この点もアルミホイルならではのメリットの1つですね♪
梱包と料理は同時に出来る!アルミホイルの活用術
アルミホイルをオススメしたいもう1つの理由は、調理と包むを同時に行って時間短縮を期待できる!…というメリットがあるからなのです。
皆さん、どうか想像してみて下さい…もしサンドイッチを包むだけでなく調理と同時にできるとしたら、相当に便利だと思いませんか?
なぜ?サンドイッチの調理とお弁当用に包むことは別でしょう?
今は想像することが難しいというあなたのために具体的にお教えします。
- アルミホイルを正方形の大きさにカット
- ギザギザしている切り口が左右になるように置く
- マスキングテープの端を5mmくらいの地点で折り返す
- アルミホイルの真ん中にテープを貼る(テープは折り返した方を上にする。長さは約7cmはみ出るくらい)
- アルミホイルを裏返して食パンを置き上に具をのせる(お好みの具はたっぷりはさんでもOK!)
- クルクルとアルミホイルで包んで最後にマスキングテープでとめる
- 両端を折りたたんで、完成!
アルミホイルのギザギザが上に来ることで食べる時により開けやすくなります♪
アルミホイルはサンドイッチの幅の3倍程の長さでカットすると余裕をもって包むことが出来ます!
具材をたくさん入れたサンドイッチを包む場合だと4倍程の長さで余裕を持たせるとより包みやすくなるでしょう。
サンドイッチをアルミホイルで包むと良いことだらけ!意外と知らないメリットとは
アルミホイルにはサンドイッチ作りにおいてまだまだメリットがたくさんあります。…そう、顔を隠すことだって出来る(誰がやるか)。
また調理だけではない、意外と知られていないスゴい特技もあるのです。必見ですのでぜひ知ってもらえたらと思います♪
氷温熟成に優れている
なんだかいきなり聞きなれないワードが飛び出してきましたね。
氷温熟成とは、簡単にご説明すると「冷やすと旨みが出る!」というメカニズムのことです。
特にサンドイッチで具材には魚介類や肉、野菜、果実など様々なものをセレクト出来ますよね。
そうした生きた細胞を持つ食べ物は中に水分を持っていますが、0℃未満〜-3.5℃位までの寒い環境に置かれるとその水分が凍り始めます。
実はその凍てつく寸前、それにビビッと危険を察知すると低温状態へのストレスに対して「これはマズイ。」とセンサーが働くのです。
すると体内のタンパク質や糖分を分解して熱エネルギーを活発に生み出そうとするのですが、これが氷温熟成のメカニズムです。
具材の美味しさの源である旨味・甘味の成分であるのがこの分解の過程で生み出されるアミノ酸やブドウ糖、果糖なのです。
つまりたくさん分解されればそれだけ美味しく仕上がる、ということですね。
実はあなたのご家庭にある冷蔵庫とアルミホイルで具材を包む一手間で、この「氷温熟成」と同じ効果を期待できるのです。
例えばサンドイッチに使う野菜などの具材をアルミホイルで3重に包むようにしましょう。
そのまま冷蔵庫のチルド室に入れて丸1日保管します。すると氷温熟成で旨みがギュッと凝縮したサンドイッチの具材が完成です!
少しの一手間サンドイッチのおいしさアップ…これは試すしかありませんよね!
排水溝ヌメリ汚れはアルミホイルでバッチリ対策
例えばサンドイッチを食べ終わった後の使用済みのアルミホイルをそのまま捨ててしまっていたあなた…ちょっとだけ待って下さい!
その残ったアルミホイル…美味しいサンドイッチを包むだけではないスゴいメリットがまだあるのです!
実はアルミホイルの素材であるアルミには水に触れると金属イオンを発生させるという特性があります。その金属イオンには雑菌の増殖を防ぐ効果があるのです!
つまり排水溝に丸めたアルミホイルを置くことで、あなたが掃除する時に感じているあのイヤーな排水溝のヌメリを予防できるということなのです!
こんなにも便利な活用法があるなんて驚きですよね?
サンドイッチ作りや包むだけではなく調理する台所までキレイにしてくれるなんて、かなり嬉しいメリットですね。
これからもサンドイッチ作りだけに限らずアルミホイルを活用してみて下さい。
ただしアルミホイル自体をいよいよ捨てるという時には各自治体で廃棄の方法が違いますので、必ず事前にご確認の方をお願いします。
サンドイッチはアルミホイルかラップで包むべきか…その論争に待ったなし!
さて皆さんにはサンドイッチをアルミホイルで包むメリットをお伝えしましたが、少しでも「お?」と関心を持っていただけたでしょうか?
ですがやはりサンドイッチを始めとして「包む」という点ではラップ派という方も多いでしょう。
皆さんがアルミホイルを敬遠してしまう理由を考えつつ、より気軽にお使いいただけるようにしていければと思います。
アルミホイルは温められない?スイッチ一つで簡単解決
もちろんラップ派であるあなたを否定しているわけではありません。やはりラップを選びたいあなたにも理由があるでしょう。
その最たる理由としてはやはりアルミホイルだと外でお弁当を食べる前に温められない!ということではないでしょうか。
そうアルミホイルと電子レンジの相性最悪問題ですよね。
電子レンジでアルミホイルを使うことについて、皆さんもウッカリ危険な目にあったことはありませんか?
ウッキウキで温めようとしたお弁当の中にアルミホイルがあったけど、まぁ少しくらいいいだろうなんて考えていたら…
(パチンッ!)ぎゃあっ!
なーんてことに。
突然の花火に「か、火事っ!」とパニックになった、というようなことも…。大丈夫、私も何度かありました(どこが大丈夫なんだ。というか一回で学べ)。
アルミホイルでの電子レンジ調理がいかに危険かについて既にご存知だという方も多いでしょう。
ただ…実のところ電子レンジでアルミホイルが絶対使えないわけではないのです。
使い方に気をつけさえすれば電子レンジでアルミホイルを使っていても、ゆで卵や茶碗蒸しなどの調理を行うことが出来るのです。
それは「オーブン機能」を使うことです。
皆さんの電子レンジがこの機能を持っている物であれば設定を変更することでアルミホイルで包んだままのサンドイッチを温めることが出来ます。
最近では機能を取りそろえている電子レンジが多くありますので、ぜひ覚えておいて下さいね♪
メリットとデメリット
サンドイッチを包む上で定番であるそれぞれ2種類のアイテムには異なった、もしくは似通ったメリットとデメリットがあります。
それぞれの特徴をおさえていきましょう。
・アルミホイル
- 包んで食べるので手に触れず衛生的
- 実は密閉性ではアルミホイルが優れている
- 遮光できるので外に持ち出しても安心
- サンドイッチがシナシナにならない
- 具材のシャキシャキを保つ
- 電子レンジ使用の時には危険が伴う
- 破れやすい
・ラップ
- 乾燥を防いで具材がカピカピにならない
- 直接サンドイッチに触らないで食べることが出来るので衛生的
- 電子レンジを使うことが出来る
- 型崩れをしやすい
- 具材がシナシナになりやすい
- 通気性が悪く雑菌が繁殖しやすい
例えばサンドイッチを食べる次のランチタイムまでに時間が長く空くならば、やはりアルミホイルの方が保存性において安心…というような選び方が出来ますね。
夏場などでもラップよりはアルミホイルを使って保冷剤で保存しておくとサンドイッチを傷ませるリスクを減らすことが出来ます。
それぞれにいいところと少し残念なデメリットがあることを踏まえた上で包むアイテムをどちらにするのか選んでみて下さい。
まとめ
- アルミホイルはサンドイッチや中の具材がくっつかず包むことがより簡単
- アルミホイルでサンドイッチの調理と梱包が同時に出来る時短効果あり
- アルミホイルを使うことで氷温熟成によりサンドイッチがより美味しくなる
- アルミホイルで排水溝のヌメリ対策が出来る
- アルミホイルの電子レンジ使用時に設定をオーブンに変えれば温めが出来る
- アルミホイルはラップより機密性が高く保存に向く
- アルミホイルを選ぶ「なぜ?」の理由を知り、状況に応じて包む方法を選ぶ
ここまでの説明によって、アルミホイルがオススメされる上であなたが感じた「なぜ?」にお答えできましたでしょうか?
調理や包み方などはもちろん、サンドイッチそのものの美味しさなど…あらゆる点でメリットが盛りだくさんでしたね。
思わず目からウロコな情報もあったでしょうか?
なんだか無性にサンドイッチが食べたくなってきました♪…夜中になるほど食べたくなるのは一体なぜ?(それは知らん。)
早起きをしてピクニックの準備をまとめて、前の晩からサンドイッチなどのお弁当を仕込んで…せっかく手間暇をたくさんかけたのだから美味しく楽しみたいですよね!
アルミホイルはそんな素晴らしい時間を守る一助にきっとなってくれます。
今までも、そしてこれからもそっと台所であなた達の生活に寄り添う彼らを上手に活用してみて下さい♪
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