地元に帰りたい!!と感じたことはありますか?
ふと都会の生活が辛いと感じ、地元に帰りたいと思うこともあるはずです。
結婚後であれば、パートナーや子どもがいたりするので地元に帰るハードルがグッとあがります。
結婚後、とくに子どもが生まれると、とくに女性は「孤立感」を感じやすくなります。そんなとき、とくに地元に帰りたいと感じますよね。
地元に帰りたいと感じてから、実際に移住するには時間がかかることが多いでしょう。
孤立感を少しでも解消するには、気分転換の時間、話をしたり・相談したりする相手、パートナーが子育てに関わっていて共感してもらうことが大切です。
地元での転職のポイントも紹介します!
結婚後に地元に帰るかどうかは、家族の将来に大きく関わります。結論を急がずじっくり話し合うことが大切ですよ。
地元に帰りたいと結婚後に感じたらどうしよう?!
大好きなパートナーと一緒にいられるのなら、初めての土地でも大丈夫!!そう思って新しい土地に来たけれど、結婚後に地元に帰りたいと感じてしまうこともありますよね。
新婚時代は毎日が夢のようで幸せだったのに、毎日がだんだん当たり前の日常となって、どんどん辛いことが増えていく……
結婚後、どんなときに地元に帰りたいと感じるのでしょうか?
みんなが結婚後に地元に帰りたいと感じる理由とは?!
みんなが結婚後に地元に帰りたいと感じる理由はなんでしょうか?
みんなはどんな理由で地元に帰りたいと思うんだろう?
私が地元に帰りたいと思うのは甘えなのかな??
ネット上の掲示板などを見てみると、おもな理由は下のような感じでした。
結婚後に地元に帰りたいと思ったこと、私もあります!
結婚後、県内ですが車で数時間の町に引っ越しをしました。もちろん家族はそばにおらず、知り合いもいません。
会社員として勤務しているうちは、忙しさから地元に帰りたいと感じませんでした。
出産を機に退職し、慣れない育児に苦戦する毎日が始まると、ときどき地元に帰りたいと感じるようになりました。
ちょっと育児が軌道にのってくると、今日も大人と話さなかった…、もう10日も外に出ていない…と孤立感を感じていました。
辛いですよね。
結婚後に地元に帰るメリット・デメリット?!
もし、実際に自身やパートナーの地元のに帰ったときのメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
メリットとしては、このような感じでしょうか。
先ほど紹介した、地元へ帰りたい理由となっているものを実現できるところがメリットでしょう。
このほかにも、帰る地元によっては物価が安いなどのメリットもあるでしょう。
主なデメリットはこんな感じでしょうか。
帰る地元によっては車の購入がほぼ必須な場合があることは、注意が必要です。
車は維持費が高いので、地元に帰った時の思わぬ出費になりそうです。
私の住んでいる地域も車が必要で、なくても生活できなくはないのですが、公共交通が少し不便です。
乗りたいバスを逃すと、次は1時間半後になり、最終バスも17時台で早め……という感じです。
また、職場のある場所や始業時間によっては、公共交通機関での通勤が難しい場合もあります。そうなると、夫婦それぞれ車をもつ必要があるかもしれません。
実際に地元に帰るのは甘え?
理由はさまざまあると思いますが、結婚後に地元に帰りたいと考えるのは甘えなのでしょうか。
こっちで暮らそう!と決めて結婚したけど……
ネットの掲示板では、それは甘えだという意見もみられます。もしかしたら覚悟が足りないという部分もあるのかもしれません。
でも、どんなに大丈夫だろうと考えていても、想定外ということはよくあることだと思います。
何らかの理由で地元に帰りたいと感じてしまうこと自体は、仕方のないことだと思います。夫婦どちらかの地元に帰るには、上で紹介したようなメリット・デメリットがあります。
いずれにしても、夫婦でじっくり、お互いが納得できるまで話し合いをする必要があると思います。
夫婦のどちらかが、結婚後に地元に帰りたいということを「甘え」と片づけてしまうことは簡単です。
しかし、夫婦のどちらかが本気で悩んでいるのであれば、実際に地元に帰るかどうかは別にして、よく話し合って問題を解決していきたいですね。
地元に帰りたいのは結婚後の子育て中の女性!孤立感の解消を!
結婚後、とくに子育て中は地元に帰りたいと感じることが多いタイミングではないでしょうか?
パートナーは仕事で毎日帰りが遅くて……
子どもはかわいいけれど1日大人と話していない……
パートナーに子育て中の大変なことを話しても共感してもらえない……
子どもが生まれたばかりのタイミングは、とくに「孤立感」を感じることが多いです。
そんなときは地元に帰りたい気持ちが強くなりますよね。
地元に帰りたいと感じるのは子育て中の女性が多い!
どんな人でも地元に帰りたいと感じることがあると思いますが、結婚後、子育て中の女性は地元に帰りたいと感じることが多いようです。
子育て中の女性と男性に「孤立感を感じることがあるか」というアンケートがあります。このアンケートの結果を見ると、子育て中の女性、とくに専業主婦が孤立感を感じることが多いようです。
子育て中の専業主婦で53.5%、子育て中の共働き女性で46.6%の人が「孤立感」を感じることがよくある、またはときどきあったりするようです。
それに対して子どものいる男性は19.8%の人が孤立感を感じることがよく、またはときどきあるそうです。
印象的なのは、男性だと孤立感をめったに感じない人が64.0%と半数を超えていることです。
子どものいる男性に比べると、子育て中の女性、とくに専業主婦が孤立感を感じることが多い結果となっています。
地元に帰るにしても、時間が必要!!
わかっていて地元を離れたんでしょ?という意見がネット上にはありますが、実際に子育てをしてみるまでわからないことなんて、たくさんあります。
生まれてきた子どもの性格によっても、子育ての難易度はかなり違いますよね(笑)
知らない土地で育児に奮闘していれば、地元に帰りたいと感じるのは仕方のないことだと私は思います。
ただ、地元に帰りたいと思っても、すぐに実現できるわけではないのがつらいところです。
まずパートナーを説得しなくてはいけないですし、パートナーと自分の転職先をさがすこと、新居をさがすこと、引っ越し費用の準備……とやらなくてはいけないことがたくさんあります。
たとえ自分の地元に帰ることをパートナーが賛成してくれても、実現させるまでにはどうしても時間がかかってしまいます。
地元にどうしても帰れない場合はもちろん、帰るまでに時間がかかる場合にずっと孤立感を感じているのはつらいですよね。
「孤立感」を解消するためにできることを、まずは試してみましょう!!
子育て中の女性の孤立感はどうしたら解消できる?
子育て中の女性が地元に帰りたいと感じていても、実際に家族で女性の地元へ移住できるかどうかは、その家庭の状況によって違いますよね。
移住するにあたっての準備には、どうしても時間がかかります。いずれ地元に帰るにしても、今すぐに帰るというのは難しいことが多いです。
移住までの間に、日々、感じている孤立感を何とかできないでしょうか?
もしパートナーが孤立感に悩んでいるのであれば、少しでも解消してあげたいですよね。
子育て中に感じる孤立感を解消するにはどうしたらよいか、アンケート調査をした結果がありますので紹介します。
女性が育児の孤立感から解放されると感じるのは、上位5つ次のものです。
孤立感を解消する方法の上位5つを見ると、気分転換の時間、話をしたり・相談したりする相手がいること、パートナーが子育てに関わっていて共感してもらえることが大切だとわかります。
結婚後などに初めて住んだ知り合いのいない土地で、いきなり友人を作るのは難しいでしょう。まずはパートナーと育児について話す時間を確保できるように工夫してみてください。
働きに行っている男性も疲れていると思いますので、まずは休日に短時間でもよいと思います。
私も経験がありますが、モヤモヤしていることなどを誰にも話さずにいると、どんどんと悪い方に暴走しがちになります。
夫に話すと、夫は「そうだね」とか「大変だよね」とか短いコメントしかしませんが、かなりスッキリすることが多いです!
夫は聞いてるのかな?と思うレベルですけど、気持ちを外に出すことが大事なようです!
また6位には、「仕事や自分のやりたいことができれば」がランクインしています。状況が許せば、短時間でも働きにいくと孤立感を軽減できるかもしれませんね。
よく言われることですが、子育てをしているとどうしても「〇〇ちゃん・〇〇くんのママ」になってしまい、自分がないように感じてしまいます。
また、市役所などに提出する申請書類も、「署名は旦那さん(世帯主)の名前でしてください」と言われたり……。孤立感を感じているときにそう言われると、自分が存在しないような感覚におちいります。
何か仕事を始めることで、子どもを通さない関係ができれば、孤立感もちょっとは解消できるかもしれませんね。
地元に帰りたいけど結婚後はとくに転職がネックに!!
結婚後、パートナーに地元に帰りたい!!と相談する場合、大きなネックになるのはやはり仕事ではないでしょうか?
パートナーの地元に支店などがある会社に勤務していれば、転勤の相談をするなどの方法もあるかもしれません。けれど、そうではない場合の方が多いと思います。
地元に帰ることを決めても、自分自身やパートナーの転職が成功しないと実行はできませんよね。
転職を成功させたい!!何をしたらいい?
家族で地元に帰りたいから、転職先を探しています。
何か気をつけた方がいいことはありますか?
地元への転職を考えるとき、とくにチェックしておいたほうがいいことを紹介します。
<家族とよく話し合うこと>
結婚後、地元に帰りたいと感じたら、まずは家族とよく話し合うことがオススメです。
なぜ地元に帰りたいのか、それは地元に帰らないと実現できないことなのか……。
急いで結論を出すのではなく、じっくり話し合うようにしてください。
実際に地元に帰る場合も、話し合った結果、帰らないことになっても、家族の将来をじっくり話し合うことは無駄にはなりません!
子どもの教育をどうするのか、どんな生活をするのかなどを具体的に話し合うことで、転職先のお給料がどのくらいあればいいかなどのイメージがわきやすくなりますよ。
<地元の求人に強い求人サイトをチェックする>
地元への転職活動をするときは大手の求人サイトだけでなく、移住したい地元の求人情報に強い求人サイトを探して利用するのがオススメです。
大手の求人サイトには、地方の求人情報はあまり掲載されていません。
都道府県など地方自治体が運営している移住支援サイトに、地元の求人サイト一覧が掲載されていることがあります。
ぜひチェックしてみてください!
<地元のお金の相場を調べておく>
都会と地元では、お金の相場が違うことがよくあります。
都会で平均的なお給料が、地元でも平均的とは限りません。都会より物価が安い分、お給料も低めということもあります。
結婚後に地元に帰るのであれば、お子さんがいる場合もあるでしょう。都会と地元では、教育費も大きく違うでしょう。
地元のほうがお給料が低めなのに、都会で平均的なお給料で転職活動を進めると、求人が限られる可能性があります。
家族と話し合った地元で目指す生活をもとに、どのくらいのお給料があればいいのか考えて転職先をさがすとよいでしょう。
<ハローワークの地方就職支援コーナーを利用する>
ハローワークにはUIJターンで地元に帰ることを希望する人むけの、地方就職支援コーナーがあります。
職業相談や職業紹介だけでなく、就職を希望している地域の生活関連の情報も教えてくれます。生活関連の情報とは住宅や教育、医療などの情報です。
残念ながら東京(ハローワーク飯田橋)と大阪(ハローワークプラザ難波)の2ヵ所のみの設置のようです。お近くにどちらかのハローワークがある方は、利用してみてはどうでしょうか?
地方自治体の移住支援策を利用して移住する!!
UIJターンで移住する人を対象として、移住先の地方自治体など移住支援策を利用する方法もあります。
新規で農林水産業へ就業する人への支援や、移住先で新たに起業する場合の補助がでる市町村もあります。
何か利用できる制度がないか、移住先の自治体のホームページを一度チェックしてみるといいでしょう。
地方公務員の社会人公募を利用する!
最近、地方公務員の社会人公募もよく聞きますよね。
民間企業経験者を積極的に採用している地方自治体もあります。
条件などが合えば、民間企業だけでなく地方公務員も転職先の選択肢の1つになると思います!
試験は1年に1~2回しかない場合が多いので、地方公務員への転職を希望する場合は早めにホームページをチェックしておきましょう。
応募要件の例として、「民間企業等における職務経験が5年以上」などがあります。
そのほかの細かい条件は自治体によって異なりますので、希望の自治体のホームページをチェックしてみましょう。
アルバイトやパートも職務経験に入れられる場合もありますし、直近〇年間に△年以上の職務経験が必須といった条件がある場合があります。
地元に帰りたいと思ったら、地方公務員の社会人公募もチェックしてみてください。
まとめ
- 結婚後に地元に帰るメリットは、子育てを手伝ってもらえる、両親等がそばにいる、慣れ親しんだ環境で暮らせることなどがある
- 結婚後に地元に帰るデメリットは、おもに自分とパートナーの仕事を新しく決めなくてはいけないこと
- 結婚後に地元に帰りたいと思うことは甘えだと考える人もいるが、夫婦の問題なのでよく話し合て解決したい
- 地元に帰りたいと感じるのは、子育てで孤立感がある子持ちの女性(とくに専業主婦)が多い
- 子持ち女性の孤立感を少しでも解消するためには、気分転換の時間、話をしたり・相談したりする相手がいること、パートナーが子育てに関わっていて共感してもらえることが大切
- 転職を成功させるために、地元に帰ってどのような生活をしたいか具体的に話し合うことが必要
- 地元に強い求人サイトをチェックする、地元のお金の相場を調べる、ハローワークの地方就職支援コーナーを利用するなどの方法がある
- 地方自治体の移住支援策を利用すると新規就農や起業に対して補助が出る自治体もある
- 転職先の1つとして地方公務員の社会人公募の採用試験をうけてみる方法もある
自分が生まれ育ってきた地元の環境は、とても落ち着きますよね。
知り合いのあまりいない都市で、孤立感を感じながら子育てをしながら生活していると、結婚後でも地元に帰りたいと思うことがありますよね。
家族と地元に帰るにしても、帰らないにしても、家族の将来ついてパートナーとじっくり話し合ってみてくださいね。
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