馬油の使い方の順番は化粧水の前が正解!顔以外にも使えてコスパ良し

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暮らし

馬油は文字通り、馬の油(皮下脂肪)からできています。昔から、火傷や切り傷など、あらゆる皮膚トラブルに効果があるとされてきた民間治療薬です。

そんな馬油が、今、優れたスキンケア用品の一つとして注目されています。ただ、少しマイナーですよね。

そのため、「馬油の使い方がわからない」「オイルだから、順番は化粧水の後?」「使い方は乳液の代わり?」といった声が聞こえてきます。

正解からお伝えしてしまいますが、馬油の正しい使い方は、「化粧水の前」です。

私も、スキンケアアイテムの一つとして常備している馬油ですが、実は顔以外にも使えて、一つ持っておくとコスパも非常に良いのです。

今回の記事では、馬油の使い方の正しい順番を詳しくお教えしようかと思います!

馬油の使い方の正しい順番を知って、すべすべ美肌を目指しましょう!

馬油の使い方の正しい順番

馬油の成分は、人の皮脂にとてもよく似ているため、人の肌に馴染みがよく、浸透性、保湿性がとても優れています。乾燥している肌に不足している皮脂を補って潤わせます。

だから、乾燥肌や肌荒れなどの悩みを持つ人に、とてもおススメな保湿クリームなのです。

しかし、間違った順番で塗ってしまうと、逆効果!肌に潤いを与えるためには、馬油の正しい使い方を理解することがとても大事です。

通常のスキンケアは、一般的には、

  1. 洗顔
  2. 導入液
  3. 化粧水
  4. 乳液
  5. 美容液

の順番ですよね。

馬油は、油なので、化粧水の後に塗って乳液代わりにするのでは?

いいえ、その使い方は違うのです。

馬油の正しい使い方は、化粧水の前に塗ります。

  1. 洗顔
  2. 馬油
  3. 化粧水
  4. 乳液
  5. 美容液

この順番とても重要です。なぜでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

なぜ馬油の使い方は化粧水の前がよいの?

馬油の使い方は洗顔後、化粧水の前に塗る、とお伝えしましたが、なぜなのでしょうか?

馬油は、人の皮脂によく似ている成分でできていて浸透力がとても優れているため、お肌の毛穴にもスムーズに入っていきます。

馬油はその肌なじみの良さで、導入液のような役割として働いてくれるのです。

洗顔後の素肌に塗ると、肌に水分が入るスペースを作って、その結果、そのあとに塗る化粧水も浸透しやすくなります。

だから、化粧水の前に塗るのが、正しい使い方です。

化粧水の浸透力も上がるので、添加物がないものや、刺激の少ないものを使うと良いかもしれません。

化粧水には、乾燥と雑菌が入り込むのを防ぐために、肌に潤いを与えることで毛穴を閉じさせる効果があります。

その状態で、馬油を塗っても、馬油の効果を最大限に発揮することができません。

ちなみに、乳液は、化粧水より先に塗ると、乳化剤のせいで水分をはじいてしまいます。ここが馬油とのちがいですね。

では、詳しい馬油の使い方を伝授していきます。

まず、馬油を使用する前、メイクをしていなくても、洗顔や入浴で肌を清潔にします。顔や体の表面は目に見えないゴミや雑菌がたくさんいて、汚れている状態です。

馬油をしっかりと肌にしみ込ませてあげるために、きれいにしましょう。

その後、手のひらに、少量(あずき大くらい)の馬油をとり、顔全体に優しく塗っていきます。乾燥しやすい、目の下や頬、しわなどは多めに刷り込むように塗ってあげましょう。

注意点として、馬油だけ塗ることはやめてください。肌は油分と水分が必要です。馬油のみだと、油分のみとなってしまって、水分が不足し、乾燥肌が進んでしまうためです。

必ず化粧水で水分を補給してくださいね。

馬油は油なので、ベタベタしているのでは?と思う人も多いかもしれませんが、洗顔後の素肌に塗ると、すぐに、すべすべに変化します。これも、皮膚への浸透力が高いためです。

オイル系が苦手な人も使いやすいのでオススメです。

ただ、塗り過ぎると、皮膚に入りきらない馬油が、べたつくことがありますので、そこは注意してください。

馬油の使い方は乳液としても◎

馬油の使い方は、乳液としても優秀です。

しかし、これは、化粧水前に馬油を塗る使い方の場合のみに、乳液代わりにしてもよいということです。

つまり、「追い馬油」をするのです。

馬油で作ってあげた肌のスペースに、化粧水をしみ込ませ、最後に乳液の代わりに馬油で蓋をする。この使い方が保湿に効果的です。

馬油はどんな使い方がアトピー肌や乾燥肌に良い?

保湿に効果的な馬油は、アトピーやニキビといった、乾燥が原因の肌トラブルにも使うことができます。どんな使い方がよいのか、説明していきます。

アトピー肌

アトピー肌は、乾燥していることが根本にあり、保湿がとても重要です。

馬油には、乾燥予防効果、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用、血行促進作用があります。このすべての作用が、アトピー肌には向いています。

使い方です。

  1. まず、肌を傷つけないよう優しく洗顔します。
  2. 馬油を塗ります。
  3. アトピー肌の人はすぐに乾いてしまうので、繰り返し塗りましょう。

注意ポイント 馬油は、馬の油ですので、場合によってはアレルギー反応が起こることがあります。

アトピー肌のある人はアレルギー素因を持っていることが多いので様子を見ながら使ってください。

ニキビ肌

ニキビ肌といっても、その中の「乾燥ニキビの人」に向いています。

オイリー肌が原因のニキビは、皮脂の分泌が多いことが原因なので、馬油を使うと悪化してしまう可能性があるので、あまりおすすめできません。

乾燥ニキビは、皮膚が乾燥してしまって、古い角質に溜まることが原因でできてしまいます。

使い方です。

  1. 泡立てネットで優しく、顔全体を包み込むように洗顔します。
  2. その後、ニキビに馬油を指先で優しく塗ります。ニキビを傷つけてしまうと、ニキビが広がってしまうので、注意してくださいね。
  3. 手のひらにとって、馬油を顔全体に数秒ハンドプレスしながら浸透させます。

注意ポイント 馬油は酸化しやすいので、開封してしまうと保存があまりききません。

馬油が変質して、敏感肌の人には強い刺激になってしまうことがありますので、古いものは使わないようにしましょう。

馬油の使い方は無限大!その他のおすすめな使い方

実は、馬油は上でご紹介した以外にも、色々な使い方ができ、とても万能なオイルです。

値段も手頃なものが多いので、1つ持っていれば、コスパは最強かもしれません。

では、その他の是非おすすめしたい使い方を紹介していきます!

他の使い方も模索してみてくださいね。

クレンジング

馬油は油なので、普通のオイルクレンジングと変わらない仕組みでメイク落としができます。

馬油をクレンジングとして使うと、乾燥しがちな印象のあるオイルクレンジングと比べて、保湿ができるので、洗顔後ももっちりした感触があります。

使い方です。

  1. 馬油をさくらんぼ大くらい、多めに両手にとり、お顔に十分なじませてから、メイクを浮かせるようにマッサージします。
  2. 浮き上がった汚れを、ティッシュやコットンで優しくぬぐってください。
  3. 丁寧に洗顔します。

メイクによっては落ちにくいこともあるので、ポイントメイク落としなどを使ってから使用してみてください。

パック

保湿性が優秀な馬油でパックもできます。

  1. 洗顔などして、肌に汚れが残っていないきれいな状態にします。
  2. その後、馬油をさくらんぼ大くらい多めに手にとり、顔全体にパックします。
  3. 10分程度お風呂の蒸気で蒸らすと効果的です。

乾燥しらずのお肌に近付けますよ!

パックする際、お風呂の床に落ちた馬油はとても滑りやすくなりますので、注意してくださいね。

ヘアオイル

馬油はその他に、ヘアオイルとしての使い方もできます。

朝のドライヤー後の、パサついた髪に潤いを与えたり、時々、お風呂でヘアパックしたり…血行促進効果も高いので頭皮マッサージもよいですね!

こちらも使い方は無限大です。

まとめ

  • 馬油の使い方の正しい順番は、洗顔後の、化粧水の前
  • 馬油を化粧水の前に塗るのは、肌に水分が入るスペースを作って、そのあとに塗る化粧水を浸透しやすくするため
  • 馬油は、化粧水前に使うという順番を守った場合のみ、化粧水の後に乳液代わりとする使い方もできる
  • 油は、アトピー肌や乾燥ニキビ肌にも効果がある
  • 馬油は、クレンジングやパック、ヘアオイル、といった様々な使い方ができる
  • 馬油は手頃な値段のものが多いので、1つ持っておくと、コスパが最強

馬油を正しい順番で使って、もっちり、すべすべな美肌に近付けましょう!