紅茶のなかでカフェインの少ない種類はどれ?どの紅茶を選べばよい?

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夜、寝る前に温かい飲み物を飲んでリラックスしてから寝る……優雅で憧れますよね!おだやかな風味で、リラックス効果のある紅茶なんていいですよね。

紅茶はフレーバーなどの種類も豊富で、その時の気分で選べることも魅力的です。ミルクやレモンを入れたりとアレンジもできます。

でも!!寝る前の紅茶は、カフェインが心配。カフェインで寝れなくなっては本末転倒です。カフェインの少ない種類の紅茶が飲みたいですよね。

紅茶のなかでカフェインの少ない種類として、カフェインレスがあります。カフェインをまったく含まないノンカフェインもあります。

これらの種類なら妊娠中、授乳中の人も安心ですよね。

ノンカフェインといえばルイボスティーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

ルイボスティーはノンカフェインだけでなく、ポリフェノールやビタミン類を含む飲み物という点が嬉しいですよね。

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紅茶のカフェインが少ないのはどの種類?

おいしい紅茶を飲みたいけれど、カフェインが気になるというかたが多いと思います。

ダージリン、ウバ、キーマン……と、紅茶の茶葉はとても種類が多くいろいろなものがあります。これだけでも悩んでしまいますね。

紅茶に含まれるカフェインの量は、茶葉の品種や産地、収穫時期などで異なります。さらに紅茶のいれかたによっても異なってくるそうです。

カフェインの少ない紅茶を選ぶのは、かなり大変そうですね……。でも大丈夫です。

カフェインの少ない紅茶を飲みたいのであれば、カフェインレスを選ぶのが一番簡単です。

またルイボスティーなどのノンカフェインの種類もありますので、こちらを選ぶのもよいでしょう。

一般的な紅茶に含まれるカフェインの量は?

日東紅茶のホームページに、ティーバッグの「デイリークラブ」のカフェイン量が掲載されていました。 それによると、150ミリリットルの紅茶に約30ミリグラムのカフェインが含まれるそうです。

150ミリリットルは、だいたいティーカップ1杯分にあたります。

同じくティーバッグの紅茶を販売しているリプトンの商品には、カフェイン量の表示はありませんでした。おそらく同じくらいのカフェインが含まれていると考えられます。

緑茶やコーヒーと比較すると紅茶のカフェイン量は?

文部科学省が公表している『日本食品標準成分表2020年版(八訂)』をもとに、100ミリリットル中のカフェイン量の比較をまとめました。

紅茶に含まれるカフェインはコーヒーより少なく、半分ほどです。せん茶やウーロン茶より、紅茶のほうが多くのカフェインを含んでいます。

意外と多くのカフェインが紅茶にも含まれていますね。

紅茶のカフェインはもっと少ないイメージがありました。カフェインが苦手な人にとっては、少し残念な情報だったかもしれません。

でも安心してください!紅茶にはカフェインの少ない種類も販売されています。カフェインを除去する加工をしたカフェインレスの紅茶や、カフェインを含まないノンカフェインです。

カフェインレスやノンカフェインの紅茶にはいろいろな種類がありますので、そちらを試してみるのはいかがでしょうか?

次でくわしくご紹介します。

紅茶のカフェインが少ないカフェインレス!

カフェインは気になるけれど、おいしい紅茶が飲みたいという方には、カフェインレスの紅茶がおすすめです。今は多くのメーカーからカフェインレスのシリーズが発売されています。

簡単に1杯分をいれることができる、ティーバッグも販売されています。フレーバーも豊富にあるので、カフェインレスの紅茶も気分でいろいろ楽しめます。

カフェインレスの紅茶に含まれるカフェインの量

カフェインレスとして販売されている紅茶は、もともとカフェインを含んでいる茶葉からカフェインを取り除く加工をしたものです。

含まれるカフェインの量はかなり少なくなっていますが、ゼロではありません。その点がノンカフェインとは異なります。

たとえば、日東紅茶から発売されているカフェインレス紅茶は「1ティーバッグ1つ(2グラム)当たり、カフェインの含有量は0.008グラム以下」だそうです。

わずかに含まれていますね。これは茶葉のカフェイン量なので、実際に紅茶として飲むカフェインの量は、もうちょっと少ないでしょう。

カフェインレスは、微量とはいえカフェインを含んでいます。カフェインがとくに気になって避けたい、カフェインに本当に弱いという人は、カフェインレスよりもノンカフェインのほうがおすすめです。

紅茶のカフェインレスはお手軽にティーバッグで

家の近くのスーパーなどでも売られていて、手に入れやすそうなカフェインレスの紅茶をご紹介します。フレーバーティーもあるので、選ぶだけでもわくわくしますよ。

お買い物のついでにカフェインレスの紅茶を買って、リラックスタイムを過ごしましょう。

◆日東紅茶
日東紅茶のカフェインレスのシリーズは、3種類が販売されています。

オリジナルに加えて、アールグレイ、ピーチ&アップルのフレーバーティー2種類です。いずれもティーバッグのタイプです。

マラウイ産の茶葉を使用し、「やわらかなあじわい」に仕上げているそうです。

マラウイ産の茶葉は、さわやかな渋みをもっています。紅茶の色も濃く、鮮やかなことも特徴です。軽めの紅茶なので、ストレートティーやミルクティー、アイスティーのどれでもおいしく楽しめます。

とくにミルクティーやチャイがおすすめです。フレッシュなフルーツをいれるなどのバリエーションティーにも合いますよ。

◆リプトン
リプトンのカフェインレスのシリーズは、3種類が販売されています。

オリジナルブレンドに加えて、ラベンダーアールグレイ、アップルハニーのフレーバーティー2種類です。いずれもティーバッグのタイプです。

紅茶の名産地であるディンブラの茶葉を使用し、「カフェインレスなのにおいしい!」をテーマに作っているそうです。

ディンブラ産は、豊かな香りとさわやかな苦味のバランスのとれた茶葉です。ストレートティーやミルクティー、アイスティーのどれでもおいしく楽しめます。

ティーバッグの紅茶をおいしくいれるコツ!

お手軽に紅茶が楽しめるティーバッグですが、おいしくいれるコツがあるのでご紹介します。上手にいれれば、カフェインの摂取量を減らすこともできますよ。

  1. カップにお湯を入れて温める
  2. 温かいカップに沸騰したてのお湯を入れて、ティーバッグを入れる
    ティーバッグ1つ、お湯150~160ミリリットルで1杯分です。
  3. フタをして蒸らす
    小皿などでいいので、フタをして蒸らします。蒸らし時間は1~2分程度です。商品や好みによって違いますので、自分のベストを探しましょう。
  4. 軽くお湯をきってティーバッグを取り出して完成
    ぎゅっとスプーンなどでしぼると、渋くなってしまいます。

ポイントは、沸騰したての熱いお湯を使うことです。沸騰したてのお湯を使うことで、紅茶のうまみ成分がたくさん出てくるそうです。

反対に、やや温度の低い80℃くらいのお湯だとカフェインが多く出てきてしまい、苦い紅茶になってしまいます。

うまみ成分の1つにテアニンがあります。テアニンとカフェインが結合すると、体内にカフェインが吸収されにくくなることがわかっています。

沸騰したての熱いお湯で紅茶をいれることで、おいしいだけでなく、カフェインの摂取量まで少なくすることができるのです!普通の紅茶も同じですよ。

紅茶のカフェインが気になるならノンカフェインのお茶もあり!

微量とはいえカフェインを含んでいるカフェインレスの紅茶では、まだ不安!という人もいるでしょう。

よりカフェインを避けたい!という人は、ノンカフェインのお茶はいかがでしょうか。「紅茶」ではありませんが、カフェインは含まれていませんし、なによりおいしいお茶がたくさんありますよ。

カフェインレスとノンカフェインの違い?

カフェインレスは、もともとカフェインを含んでいる原料(茶葉やコーヒー豆など)から、カフェインを除去する加工をして作ったものです。そのため、わずかにカフェインが残っています。

紅茶は原料となる茶葉にもともとカフェインが含まれているので、「カフェインレスの紅茶」というのですね。

ちなみにデカフェもカフェインレスとほぼ同じ意味です。

一方のノンカフェインは、もともとカフェインを含まない原料から作ったものです。もちろんカフェインは含んでいません。

厳密にいうと「ノンカフェイン」の紅茶はないのですね……。

ノンカフェインのお茶には、多くの種類があります。もともとカフェインを含まない材料から作っているので、より安心して飲むことができますね。自分の好みのお茶を探すことも楽しみの1つですね。

寝る前のほっと一息におすすめです。

ノンカフェインのお茶は種類がたくさん

たくさんあるノンカフェインのお茶の中から、いくつかご紹介します。

◆ルイボスティー
ルイボスティは、南アフリカの先住民族が飲んでいたハーブティーです。発酵させたレッドルイボスティーと、発酵させていないグリーンルイボスティーがあります。

日本でも定番のノンカフェインのお茶になっていますよね。

健康によいとされるミネラルやポリフェノールを多く含んでいます。もちろんカフェインは含まれていませんので、妊娠中や授乳中のかたも安心して飲める人気のお茶です。

フレーバーもいろいろ販売されています。アールグレイにしたものやアップル、ストロベリーなど、フルーツのフレーバーもあります。

気分やお好みで、いろいろな種類のルイボスティーを試してみてください。

◆麦茶
日本の夏の定番ともいえる麦茶も、実はノンカフェインのお茶です。おもに大麦を焙煎して作ります。

カリウムやナトリウムなどを含んでおり、夏に不足しがちなミネラルを手軽に補給できるのが特徴です。食物繊維やポリフェノールも多く含んでいます。

冷たい麦茶が定番ですが、ホットでもおいしいですよ。

◆コーン茶
美容大国、韓国でよく飲まれているお茶です。トウモロコシ茶の名称で販売されていることもあります。コーンを焙煎して作る、ほんのり優しいあま味のお茶です。

鉄分やビタミンEなど、美容によい成分を含んでいます。

◆ごぼう茶
ごぼうを皮ごと焙煎して作る、食物繊維やポリフェノールが豊富なお茶です。腸内環境を整えるといわれています。

こうばしいゴボウの香りがする、やさしい甘みのあるお茶です。ゴボウが好きな人なら、好きな味のお茶だと思います。

◆あずき茶
あずきを焙煎し、煮出して作るお茶です。あずきといえば、あんこのイメージがありますがお茶もあるのですね。甘くないあんこのような味がするそうです。

あずき茶には食物繊維やポリフェノールのほか、サポニンが含まれています。サポニンは抗酸化作用や免疫力アップの効果が期待できます。

◆黒豆茶
黒豆といえばおせち料理のイメージがありますが、お茶もあります。黒豆のやさしい甘さとこうばしさがおいしいお茶です。

ビタミンEやポリフェノール、サポニンなどの健康と美容に効果のある成分が含まれています。黒豆の皮に含まれている色素であるアントシアニンは、ポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。

黒豆は大豆の一種なので、イソフラボンも含まれていますよ。

◆そば茶
そばの実を焙煎して作るお茶です。おそば屋さんでよく出てくるイメージがあります。こうばしいおそばの香りのするお茶です。

そば茶はルチンを多く含んでいます。ルチンはアンチエイジング効果が期待されるポリフェノールの一種です。

ただ、そばの実を原料にしたお茶なので、そばアレルギーのある人は飲めません。

◆ハーブティー
いろいろなフレーバーのあるハーブティーも、ノンカフェインです。たとえば、カモミールやローズヒップ、ペパーミントなどがあります。ティーバッグも多く販売されています。

味はもちろん、色のきれいなものも多いので、目で見ても楽しいお茶です。ハーブによっては好みが別れるかもしれませんので、自分好みのものを探してみましょう。

紅茶のカフェインの効果は?また一日に飲める量は?

カフェインを摂取すると、どのような効果があるのでしょうか。

適度な量であれば集中力が高まったり、眠気が解消できたりとよい効果があります。この効果は実感がありますね。

また、利尿作用があるので、むくみ解消にも効果が期待できます。

良い効果もあるカフェインですが、摂取しすぎると悪影響もあります。

めまいがしたり、ドキドキと心拍数が上がってしまったり、不眠になるなどです。また、下痢や吐き気、嘔吐することもあります。

さらに妊娠している人が高濃度のカフェインを摂取すると、胎児の発育を阻害(低体重)する可能性があるといわれています。

また、授乳中の人がカフェインを摂取すると、母乳を通して赤ちゃんもカフェインを摂取してしまいます。

赤ちゃんやこどもはカフェインの影響を強く受けやすいので、摂取を控えたほうがよさそうです。

過剰摂取、中毒、致死量…カフェインのとりすぎは危険!

カフェインには中毒性があるという話を聞いたことはありませんか?

カフェインの過剰摂取が社会問題となったことがありました。SNSでもカフェインの致死量など、怖いワードが出てきたりします。

こんなカフェインの怖い話をみると、カフェインが含まれる紅茶は飲まないほうが良いのでは…とも思ってしまいます。でも大丈夫です!飲みすぎなければ心配はいりません!

健康な大人であれば、紅茶は一日に4杯程度までであれば心配なく飲めるようです。

カフェインの摂取の目安量を、もっと具体的にみていきましょう。

一日、どのくらいまで摂取しても大丈夫?

カフェインは具体的にどのくらい摂取してもよいのでしょうか。目安はあるのでしょうか。とくに妊娠中、授乳中のかたは気になりますよね。

日本ではカフェインの摂取量についての具体的な目安は発表されていません。海外の情報をいくつかご紹介します。

海外では、アメリカやカナダ、ヨーロッパ、オーストラリアなどで、1日の摂取量の目安が示されています。

また、世界保健機関(WHO)からは妊娠中の女性のカフェイン摂取量についての勧告が発表されています。

発表している機関によって少し違いもありますが、1日の量はだいたい次のとおりです。

  • 健康な成人 400ミリグラム
  • 妊娠中、授乳中の女性 200~300ミリグラム

カフェインに強いか弱いかは体質によるところが大きいので、この数字にこだわらないでくださいね。

体質的にカフェインに弱い人は、ノンカフェインなどでカフェインを避けるようにしましょう。

1日の量はカップでどのくらい?

カフェインの量でいわれても、なかなかイメージがわかないですよね。1日に飲める量は、具体的にはカップで何杯位なのでしょうか。

一般的なティーカップは150ミリリットルくらいです。一般的な紅茶のカフェインの量は100ミリリットルあたり30ミリグラムなので、おおよそ8杯という計算になります。

これは紅茶だけでカフェインを摂取する場合の計算です。紅茶のほかにコーヒーも飲むという人は、もっと少なめにしておいたほうがよいいでしょう。

コーヒーのほかにも、緑茶やココア、チョコレートなどにもカフェインが含まれているので、摂取量に注意が必要です。紅茶は4杯くらいにしておいたほうが無難そうです。

この1日紅茶4杯までというのは、ティーカップ(150ミリリットル)で計算している量です。おうちでティーバッグの紅茶を飲むとき、マグカップで飲んでいませんか?

面倒くさがりやの私は、コーヒーも紅茶も、緑茶もマグカップです……。

マグカップはものにもよりますが、250ml〜400mlくらいの容量です。マグカップにはティーカップの少なくとも2倍くらいの量が入ります。

当然ですが、マグカップで4杯は飲みすぎです!マグカップであれば、1杯くらいにしておいたほうがよいでしょう。

紅茶のカフェインは寝る前4時間までに

会社から帰ってきて、紅茶を飲んでのリラックスタイム。ゆったりとした優雅な気分になれますよね。次の日に備えるためにも、ぜひ取り入れたいものです。

カフェインは平気だし、1日のカフェインの摂取量にも注意しているし、大丈夫!と思った人もいると思います。まだ注意しなくてはいけないことがあります。

それは紅茶を飲むタイミングです。

寝る前にカフェインを飲んでしまうと、カフェインの効果でぐっすり眠れなくなってしまいます。せっかくのリラックスタイムがもったいないことになってしまいます。

カフェインの効果が続く時間は個人差がありますが、一般的にはカフェインを摂取してから30分後くらいから効果が出てきて、2~4時間くらい持続するようです。

夜しっかりと寝るためには、少なくとも寝る前4時間までにカフェインの入った紅茶を飲み終わるようにするとよいでしょう。

カフェインには利尿作用もあります。

カフェインの入った紅茶を飲んだ直後に寝てしまうと、寝ている途中でトイレに行きたくなってしまうかもしれません。これもぐっすり寝れない原因になってしまいます。

カフェインの効果が切れるまでは時間がかかります。良い睡眠のために、寝る前はカフェインレスかノンカフェインのお茶がおすすめです。

あたたかい飲み物をおともに、寝る前の時間をゆったりリラックスして過ごしてください。質のよい睡眠をとって次の日へとつなげましょう♪

まとめ

  • 紅茶に含まれるカフェインの量は、茶葉の品種や産地、収穫時期、紅茶のいれかたによっても異なる
  • カフェインの少ないカフェインレスの紅茶はカフェインが完全にゼロではない
  • 紅茶をいれる時は、沸騰したての熱いお湯で入れるとうまみ成分がでてきて、おいしくなるうえにカフェインの摂取量を少なくすることもできる
  • ノンカフェインのお茶は、種類も豊富で気分によって選ぶことができる
  • カフェインは適量であれば集中力UP、眠気の解消、むくみ解消などの良い効果も期待できる
  • カフェイン入りの紅茶は一日にティーカップ4杯までがおすすめ
  • 妊娠中、授乳中、体質的にカフェインに弱い人は、カフェインを避けるか、より少ない摂取量を心がける
  • カフェイン入りの紅茶を飲むときは、寝る前4時間前までに飲み終わるのがベター

さまざまな種類があって、おいしい紅茶。

カフェインの入っている紅茶、カフェインの少ないカフェインレス紅茶、ノンカフェイン……と、上手に日常に取り入れて、素敵なリラックスタイムを過ごしましょう。

あしたも頑張っていきましょうね♪

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