厚い爪を柔らかくする方法とは?肥厚爪や巻き爪はセルフケアできる?

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暮らし

爪が分厚くなってしまって切れない…柔らかくする方法ないかしら

足の爪に特に多くみられる爪が分厚くなった状態。

このような状態の爪を肥厚爪(ひこうつめ)といいます。

爪が厚くなると巻き爪にもなりやすく、爪が皮膚に刺さり歩くのが痛いと苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。

爪も切れないくらい分厚く変形してしまい、見た目も気になってサンダルを履けない!と悩んでしまいますよね。

セルフケアでの爪を柔らかくする方法は、爪をふやかししっかり保湿することです。

ただし一度肥厚爪になってしまうと日常生活にも様々な支障をきたし、元のきれいな爪に戻るのはかなり時間を要します。

この記事では、分厚くなった爪を柔らかくする方法や、予防のためのセルフケアとそれでも難しいならどうしたらよいかをお伝えいたします。

爪を柔らかくする方法とは?

早速ですが厚くなった爪を柔らかくする方法をご説明いたしますね!

爪を柔らかくする方法は、簡単に言うと爪に水分を与えることです。

爪が分厚くなったり、肥厚爪になったり、変形したりして悩みがでてきたら、まずはしっかりふやかし、保湿をしましょう。

イメージとしては、基本的にお肌のお手入れと同じです。

爪が柔らかくなれば歯が立たなかった爪切りができるかもしれません。

爪をフットバスやお湯で柔らかくする

まずは保湿剤が良く浸透しやすいようにお風呂ぐらいの温度のお湯で爪を柔らかくします。

お肌のお手入れで言うとクレンジング、洗顔のところです。

お湯を張った洗面器や、フットバスを使いしっかり爪に保水しましょう。

温度はお風呂と同じくらいの40℃前後で、浸かる時間は手なら2~3分、足なら10~15分くらいです。

この時重曹を3グラム程度入れると、より爪や硬くなった角質が柔らかくなりますよ。

こちらは私の母の誕生日にプレゼントしたフットバスです。気に入ってテレビを見ながら使ってくれています。

爪にネイル用クリームやオイルを塗る

少し柔らかくなれば、ネイル用の保湿クリームを塗りましょう。

かなりたくさん種類がありますが、ハンドクリームでネイル兼用のものもあります。

ネイルオイルだけではなく、自宅にあるオリーブオイルなんかも有効です。

クリームやオイルを塗ることで柔らかさをしばらく保つことが出来ます。

この爪を柔らかくする方法なら、いつもは切れなかった爪も切れるのではないでしょうか。

足の爪を切るには爪切りよりも、金属製の爪やすりや爪用のニッパーなどが便利ですよ。

爪を柔らかくする方法で肥厚爪の対策もできる

爪が分厚い状態の「肥厚爪」になってしまうと、見た目も黄ばみ分厚くなり美しくなく、寝るときなど布団に引っかかりやすく不便ですよね。

先程の爪を柔らかくする方法で肥厚爪にならないよう対策することもできますが…。

そもそもどうして肥厚爪になってしまうの?

肥厚爪になってしまう原因はいくつかあります。

肥厚爪になってしまう原因は?

〈①加齢によるもの〉

爪はどうしても加齢とともに水分が失われ乾燥していきます。

そして厚みが増し、角質が爪の内側から溜まり、もろく硬い状態の爪になっていってしまいます。

肥厚爪は手の爪よりも足の爪の方がなりやすく、70代~80代の高齢者に多くみられるようです。

〈②合わない靴を履き続ける〉

サイズの合わない靴や、足を圧迫されるような形の靴は、爪に強い力が加わり伸びづらくなります。

爪が伸びづらい状況が続くと、爪は厚く硬くなってしまいます。

ハイヒールなどつま先に体重が集中する靴を履き続けていると、若い人でも肥厚爪になることも。

〈③強い負荷が加わった時〉

爪に強い負荷がかかると肥厚爪になることもあります。具体的にはこんな感じです。

  • 足に重たい物を落とし怪我をしてしまった
  • 仕事で爪を使い引っ搔く動作が多い
  • いつもやるスポーツに足を踏み込む動作がある  など

爪が剥がれはしないけど…厚みが増し表面がパカパカしたり、近い状態になってしまうこともあります。

〈④深爪の影響〉

いつも深爪の状態ですと、指先の肉が盛り上がってしまい爪の成長を妨げるそうです。

爪が縦(上)方向に伸びず、爪の裏側から新しく爪が作られてしまうこともあり、爪が層状に生えてきて厚みが増します。

よく二枚爪とか言われますよね。これが三枚爪にも四枚爪にもなってきてしまいます。

〈⑤病気によるもの〉

足の水虫を放置すると、爪にもうつって水虫になることがあるのです。

病名は爪水虫(つめみずむし)や爪白癬(つめはくせん)と言われ、その症状の一つに肥厚爪として現れます。

ちなみに、私の息子は2歳ころ手足口病になり爪がかなり変形しました。

手足口病が治ってから、足の爪が親指から中指まで中央はつぶれるように、両端は角質でかなり厚くなる状態で変形してしまいました。

皮膚科の先生の教えを守った爪の切り方と日常の保湿で3年以上かかりましたが大分きれいに生えてくるようになりましたよ。

肥厚爪にならないための防止策は?

肥厚爪になってしまう前に、できる事なら防ぎたいですよね。

肥厚爪にならないためには、爪を柔らかくする方法で日常的なセルフケアが大事になってきますよ。

〈①爪を健康な状態に保ち続ける〉

毎日爪を清潔に、柔らかくする方法のためにフットバスを使わなきゃ…!とまではしなくても大丈夫です。

お風呂ではしっかりと洗い、上がったら保湿クリームやオイルを塗りましょう。

ネイル用じゃなくても、ボディークリームなどで大丈夫です。

何もせず乾燥するよりマシです!

爪の生え際の名前は爪母(そうぼ)といい、爪を作る大事なところです。

ここにクリームやオイルを塗って、反対の手の親指と人差し指で挟んで軽く揉んでマッサージしてあげましょう。

血行を促進して、きれいな爪を生えやすくします。

がたがたに生えてくる爪にも有効ですよ。

ペンタイプのネイルオイルはいつでも気軽に使いやすくおすすめです!

〈②サイズが合う靴を履く

また、原因にもあるように靴も自分に合ったサイズやつま先の形のものを選び履きましょう。

ハイヒールを履くのもたまにはいいですが、毎日履くことは爪のためには避けたいところです。

仕事柄履くことが多いという方は爪先用クッションや重心を分散させてくれるインソールなども売っているので取り入れてみましょう。

100均などでも取り扱いがあるのでチェックしてみてくださいね。

〈③深爪にならない爪の切り方で切る〉

巻き爪、深爪にならないような爪の切り方も大事です。

私のかかりつけの皮膚科の先生に教えてもらったやり方は、あまりサイドはカーブに沿って切らず、直線になる感じで爪を切ること。

巻き爪も厚くなった爪もその部分を切り取りたくなるけれど、それは逆効果で、とにかく真っすぐに切るよう言われました!

なんなら、切らずに爪やすりで常に削って整える。

爪切りで幅の広い爪を切ると、爪の端にストレスがかかり、ヒビが入りやすく二枚爪になってしまいます。

やすりなら滑らかに長さを整えられますのでその心配がありません。

爪切りのタイミングは、爪を柔らかくする方法で紹介したフットバスやお湯に爪を浸した後か、やはりお風呂上りがいいですよ。

爪を柔らかくする方法で手に負えなければプロのケアを

爪を柔らかくする方法をやってみたけど、とても歯が立つような状態ではないこともあるかと思います。

角質で盛り上がってしまいかなり縮み変形してしまった爪や、巻き爪になり炎症が起きたり食い込んで痛い状態なら迷わずプロのケアを受けましょう。

肥厚爪になり、それを放っておく期間が長いほど、治療にも時間がかかります。

巻き爪によるトラブルは酷いと痛すぎて歩けなくなり、高齢者の寝たきりの原因の一つでもあるのだそう。

ご紹介した分厚い爪を柔らかくする方法でのセルフケアにも限界があります。

プロのケアを受けたい場合は「肥厚爪 ○○(地域名)」または「巻き爪 ○○」で検索してみてください。

肥厚爪・巻き爪ケアをしてくれる機関
  • 医療機関…皮膚科、形成外科、整骨院 など
  • 民間事業…フットケアサロン、ネイルサロン など

医療機関では「病院なび」などで地域の肥厚爪や巻き爪治療をしてくれる病院を紹介するサイトがまとめられていたりしますよ。

サロン系はお店のSNSやブログで事例を紹介しているので問い合わせをしてみてくださいね。

選ぶ目安は、痛みがあるなら医療機関、痛みがないなら医療機関やサロンどちらでもといった感じで選ぶと良いと思います。

注意する点は上記の全ての医療機関、サロンで肥厚爪や巻き爪治療をしているとは限らないことです。

特に整骨院やネイルサロンで治療のメニューがあるところは珍しいです。

肥厚爪、巻き爪治療の取り扱いはフットケアサロンが確実です。

フットケアサロンは爪を柔らかくする方法で紹介したフットバスの後、マッサージや角質除去なども行ってくれますよ。

何度も言いますが一度問い合わせをしてみましょう!

まとめ

  • 爪を柔らかくする方法は、爪をふやかした後しっかり保湿すること
  • 40℃前後のお湯に重曹を3g入れ手足を浸し爪をふやかした後、クリームやオイルで保湿すると柔らかさを効果的に保つことが出来る
  • 肥厚爪の原因は、加齢、サイズの合わない靴、強い衝撃、長期の深爪、病気の影響などさまざま
  • 一度肥厚爪になってしまうと日常生活にも様々な支障をきたし、元のきれいな爪に戻るのはかなり時間が必要
  • 肥厚爪にならないためには爪を日常的に清潔に保ち、保湿、マッサージ、爪に負担をかけない靴選びなどセルフケアが大事
  • 爪を切るには柔らかくする方法でふやかした状態で、一直線に切ると肥厚爪、巻き爪、爪にヒビが入ることを予防できる
  • セルフケアにも限界があるため、かなり変形してしまった爪や、巻き爪で炎症が起きたり食い込んで痛い状態なら迷わずプロのケアを受けよう
  • プロのケアは医療機関は皮膚科、形成外科、整骨院、民間事業ならフットケアサロン、ネイルサロンなどで受けられる

肥厚爪や巻き爪になってしまうとその爪が引っかかって靴下を履くのも大変だったり…日常生活にも支障が出てしまいます。

ネイルアートもできなかったり、見た目も毎日気にしていると気持ちも落ち込んでしまいますよね。

私の母も仕事で爪を使いすぎて手の指が肥厚爪になり剥がれかけていました。

ですが、半年間こまめにハンドクリームや皮膚科の薬を塗っていたおかげで元の爪に大分戻りましたよ。

厚い爪でお悩みでしたら、一度この爪を柔らかくする方法にトライしてみてくださいね。

セルフケアで手に負えなさそうならプロに相談してみてください。

特に足は体を支える大事な部分なので、毎日しっかりケアしてあげましょう!

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