お母さん!妹が僕の本破った!
小さなお子さんがいるご家庭では、絵本がよく成長の犠牲になっているかと思います。
私にも1歳を過ぎた娘がいますが、もはや週一で絵本の補修をしています。
よく破られてしまうからといって、手の届かない所に置くのも何だか意味がないですよね。
子供には本に触れて、感受性豊かになってもらいたいと願ってしまうのが親というもの。
本の補修テープにおすすめなのは、ダイソーなどで買えるメンディングテープです。
家にあるからといって使うのストップ!セロハンテープは本の補修テープには向いてません。
この記事では
- ダイソーでも買えるメンディングテープとは何かと使い方
- なぜセロハンテープは補修に不向きなのか
- ダイソーなど100均以外に専用補修テープはどこに売ってるか
をご紹介します。
本の補修テープはダイソーでも買える
ダイソーなど100均でも買える、本の補修テープとはどんなものなのでしょうか。
本の補修テープにはメンディングテープがおすすめ
本や絵本の補修テープにはメンディングテープがおすすめです。
メンディングテープとは、つや消し加工したフィルムでできたテープで、
セロハンテープと比べ、テカテカ光らず、コピーをとってもほとんど影が写りません。
セロハンテープと違い粘着が残らないのであっさり剝がせますし、触れた粘着面の指紋も目立ちません。
なので本や絵本の破れた箇所の補修だけではなく、仕事のマニュアルや何度もめくる楽譜やよく暗記するノートのページなどの補強にも向いています。
つや消し加工のため上から文字も鉛筆で書けますよ。
ダイソーなどの100均にはオリジナル商品と、ほぼ必ず人気メーカーのスコッチブランド社のメンディングテープが置いてあります。
ダイソーではテープコーナーや文房具コーナーに置いてありました。
他にも、文房具店やホームセンターや書店など文房具を扱うお店で買えますが、ダイソーなどの100均で買えるのは安くて手軽でいいですよね。
本の補修テープになぜセロハンテープはダメなの?
うちにセロハンテープならあるんだけど…見た目とか気にしないしくっつけばいいよ。
いえいえ、問題は見た目だけではないのですよ。
セロハンテープは、良くも悪くも主原料が天然素材です。
樹木(木材パルプ)を原料とした天然素材のフィルムと、粘着剤は天然ゴムや天然樹脂からできています。
年数が経った貼り付けた後のセロハンテープを見たことがありますでしょうか。
黄ばんで縮んで、ボロボロと崩れ落ち、粘着だけが残り最悪な状態に…。
これがお子さんのお気に入りの絵本だったら。その数年後は見ないかもしれませんが、見る機会があった時ちょっと悲しいですよね。
セロハンテープを使わず、きれいに直すことが出来たら。
おさがりとしてちょっとの補修程度なら人にあげることもできるかもしれません。
ちょっとダイソー行ってメンディングテープ買ってくる!
本の補修テープとしてのメンディングテープの使い方は?
本の破れたページに普通に貼るだけでいいの?
答えはYESです!正直使い方もなにもありません。
貼るだけで簡単補修OK!
本の補修テープとしてのメンディングテープの使い方で唯一のポイントは、
- ごみがつかないよう注意すること
- 貼った後少しこすりつけること
たったこれだけです。
貼った後に優しく爪でこすりつけると、よりテープが目立ちにくくなります。
また、補修したい箇所の長さを予測してテープをカットしたけど、実際貼り付けると長かったということもあるかと思います。
そんな時は、面倒ですが折り返さずページに沿って切り取りましょう。
その方が仕上がりも違和感なくきれいですよ!
補修テープで予防も
お子さんがとにかくお気に入りで、同じ本を繰り返し読んで!とせがまれることはかなり子育てあるあるですよね。
破く年齢でなくとも、何度もめくれば紙なので状態も悪くなりがちに…。
私の子ども達のかかりつけの小児科は、保育施設併設のためたっぷりと絵本が置いてあり、
ほぼ全ての絵本にあらかじめ補修テープで全ページ縁どりされています。
こんな感じです!
こうして縁どってしまえば、フィルムなのでそうそう破れる心配はありません。
使い方次第で、メンディングテープで破れ予防ができてしまいます♪
最悪はがせるので、リピート率の高い本に採用してもいいですね。
100均と人気商品スコッチブランドとの比較
100均に行くと、人気メンディングテープのスコッチ社の物も売っていて、せっかくなので2種類とも買ってみました!
今回テストされる本は私の息子がお気に入りの、クリーパーをつかまえろ!(ウォーリーを探せ的な本)です。
何回も遊ぶ本ですので破けがちです。いい感じに同じページで2箇所破けていたのでこちらでやってみます。
スコッチ社 | 100均商品 | |
透け感 | ほぼ目立たない | 少し白っぽい |
切れ味 | 気持ちよく切れる | 難なく切れる |
耐久性 | 上から力を加えても破けない | 上から力を加えても破けない |
書き込み | 鉛筆で難なく書ける | 鉛筆で強めに書いても見えない |
長さ | 幅12ミリで11.4メートル | 幅18ミリで14メートル |
テープの切れ味、耐久性は両者問題なし。
透け感は、スコッチ社の方がテープが目立たないですね。
絵本の補修テープとしてなのであまり関係ありませんが、鉛筆の書き込みは100均はイマイチでした。
コスパでいうと、100均商品が幅広にもかかわらず2.6メートルも多かったです。
結論、質ならスコッチ社、量をとるなら100均商品ですね。
本の補修テープとしては、100均のメンディングテープで十分役立つね!
本の補修テープは他にどこに売ってる?
図書館の本はたくさんの人が借りて中には破けたりしている本もありますが、さすがにメンディングテープで補修してはいないですよね。
メンディングテープだけではなく、本専用の補修テープをいくつかご紹介します。
ご紹介する本専用の補修テープはどこに売ってるかというと、
- 大型雑貨店(ロフトや東急ハンズなど)
- 大型書店(紀伊国屋、ジュンク堂など)
- 文房具店
- ホームセンター
- ネット通販
などに取扱いがあるようです。
「大型文具店など販売店がわかっても何コーナーのどこに売ってるかわからない!」
と、どこに売ってるか探すのが面倒な方は、ネット通販が品ぞろえ良く、早く安く買えることでしょう。
ネット通販で買える補修テープ
それでは色んな観点から見た本専用の補修テープを3点ほどご紹介いたします。
<アーランド 絵本強力補修テープ>
3センチと幅広のため、破れはもちろん背表紙の補強、開き目で破れた時にもつなぎ合わせられます。
日本製で、粘着も強力なため間違えた時の貼り直しは出来ないそうです。
強粘着なのでメンディングテープでは難しかった飛び出す絵本などもしっかり補修、補強できそうですね。
貼り付けた後の質感も好評ですよ。
<ミューズ ペーパーエイド>
世界各国の図書館で使用されている本の補修テープです。
特徴は、極薄の中性紙、つまり紙で作られていること。
フィルムではないので上から力を加えれば破けてしまいます。
しかしメンディングテープと比べても群を抜いてテープが目立ちません。
少しの破れで、とにかく綺麗に仕上げたい方におすすめです。
<ニチバン 製本用カバーフィルム>
本の表紙やページを丸ごと保護できる、大判のフィルムです。
水拭きもできるので、汚れも怖くありませんね。
「セロテープ」でおなじみのニチバンですが、素材はポリプロピレンなのでセロハンテープとは違いますよ。
気泡は入りにくいようですが、パズル状に破けたページなどの補修にはコツがいるようです。
一度メンディングテープで片面を仕上げてから裏返してこのカバーフィルムを貼り、
後からメンディングテープを剥がすと失敗しないかもしれません。
貼ったばかりなら多少の貼り直しができるようですよ。
まとめ
- 本の補修テープにはダイソーなどで手軽に買えるメンディングテープがおすすめ
- メンディングテープは、貼るとほとんど目立たなくなり、数年経っても劣化や変色しにくい上に多少の張り直しがきく
- 絵本や本の破れた箇所の補修だけではなく、何度もめくる楽譜や仕事のマニュアルやノートのページなどの補強にも向いている
- セロハンテープは光沢があり貼った所が目立つ上、経年劣化が起こりやすく、数年で黄ばみ剥がれ跡が残るため本の補修テープには向いていない
- メンディングテープで本を補修するのは簡単で、あらかじめ全ページ縁どりすると破れ予防もできる
- ダイソーなど100均で買えるメンディングテープでは、質ならスコッチ社、量をとるなら100均商品がおすすめ
- メンディングテープではなく本専用の補修テープは、雑貨店、書店、文房具店、ホームセンター、ネット通販で買える
子育て中は忙しい時に絵本を破られたら「あぁ…また破られた…」と正直面倒に思いますよね。(笑)
私の場合、忙しい時はとにかくその本と破片をしっかり回収して、寝静まってから補修しています。
しっかりと物を大切にし、直して使えるものは使う、という姿勢は子どもも見ているそうです。
子育て中のママたち以外の方でも、仕事のマニュアル、部活の楽譜、学校のノートと多岐にわたり使えるメンディングテープ。
ぜひダイソーなどの100均に行ったときは、買っておいて損はないと思いますのでチェックしてみてくださいね!
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