寒い冬に大活躍のフリース。老若男女問わず愛されているアイテムです。
しかし
子供のふわふわなフリースのパジャマが、すぐゴワゴワになってしまった。
袖の先が擦れて薄くなっている…どうにか復活できないかな。
そんなお悩みないでしょうか。
我が家も、一人一枚フリースを持つ、フリース愛用家族です。
でも、すぐゴワゴワになるんですよね…そのため、ワンシーズンで買い替えることも。
そんなフリース、実はブラシ1本で復活させる事ができます。
ブラシの復活方法を知らないと、お気に入りのフリースを何度も買い替える事になってしまうかもしれませんよ。
今回は、手軽に手に入るブラシでフリースをふわふわに復活させる方法を伝授します!
きっとふわふわなフリースを長く着て楽しむことができるようになりますよ♪
フリースを復活させるにはブラシが簡単!手頃に手に入るものでOK
フリース素材の商品は、値段もお手頃のものが多く、色やデザインもたくさん。
さらに、着やすい上に、気持ち良く、洗濯ができるので、年代を問わず人気なアイテムです。
私も、赤ちゃんの息子に、ふわふわなフリースのパジャマを着せて、抱っこする度にすりすりして気持ちよさを味わっています。
また、保育園児の子供達の外遊び用にもフリースがあるのですが、子供なので汚すわ汚すわ…といった感じで洗濯も頻繁にしています。
でも、その内に、フリースの最初のふわふわ感がなくなって、ペタンコになってしまうんですよね…。
袖周りも擦れやすいので、買ってもすぐにゴワゴワになってしまうことも…。
そんなお悩み、皆さんもお持ちかと思います。
ここでそのお悩みを解決しちゃいます!
ここでは、フリースのふわふわ感を復活させる方法をご紹介していきますよ。
フリースのふわふわ感を復活させるのに、必要なものは、ブラシです。
なんと100均などで手に入るブラシで簡単に復活できちゃうんです!
スリッカーブラシは、ペットの毛並みを整えたり、抜け毛を処理したりするためのブラシです。
大手100円ショップでは、ペットコーナーに置いてあるようですよ。
ただ、100円ショップでは、店舗や時期により置いてある商品が変わることがあるため、確実に入手するなら、通販がおすすめです。
フリースのふわふわのボリュームがなくなる原因は、圧力で毛が寝てしまうことと、毛が絡まっていること。
さっそく、「スリッカーブラシ」を使って、その原因を解決してしまいましょう!
スリッカーブラシでフリースを復活させるポイントをご紹介します。
スリッカーブラシでフリースを復活させるポイント
- スリッカーブラシで、フリースの生地を傷めないよう、優しく撫でるようにブラッシングしてみてください。
- 1か所につき、2~5回程度撫でると良いです。
- 毛が寝ている方向と反対方向に「逆なでブラッシング」し、寝ている毛を起こした後、全体を一定方向に優しくブラッシングするときれいな仕上がりになります。
- スリッカーブラシで絡まったフリースをブラッシングすると、深く入り込んでいる小さいゴミや毛玉も取り除けます。
- 細かいゴミや糸くずなども絡まっていますので、掃除用のコロコロテープもあると便利です。
最初はブラシが通りにくいと思いますが、あまりゴシゴシと上下に動かすと毛が抜けてしまいますので注意してください。
優しく撫でることを意識しましょう。
そして、ブラッシング後はお洗濯するとよいです。
ブラッシングで毛羽立って見える生地は、洗濯をすることできちんとまとまります。
スリッカーブラシってこんなに便利だったんだ!
手軽なものでできるので嬉しいですね♪
このスリッカーブラシ、フリースだけでなく、毛並みが整っていないファーにも応用できますよ。
ただし、スリッカーブラシでブラッシングすると、傷めてしまう生地の種類もあります。
早速、スリッカーブラシを買いに行ってみましょう!
しかし…
スリッカーブラシをわざわざ購入するのが面倒くさい…
そんな面倒くさがりなあなたに嬉しい情報です。
実は、自宅にあるヘア用コームやホテルから持ち帰って棚の奥に眠っているアメニティブラシで代用することが可能です。
その場合のコームや、アメニティブラシは、ピンが沢山あり、フリースの繊維の奥まで毛を揃えることができるように長く、先端に保護用のクッションがあるものがおすすめです。
季節の変わり目に、フリースをクローゼットや箪笥にしまう前や、お下がりに出す前にブラシを使ってお手入れするのも良いかもしれませんね。
フリースを復活させる方法にはヘアスプレーの使用や毛玉をとるやり方もある
フリースはブラシ以外でも復活させることができます。
ここではその方法を紹介させていただきますね。
- シリコン入りヘアスプレーを使う
- 毛玉をとる
シリコン入りヘアスプレーを使う
フリースは、ブラシでブラッシングする時、摩擦が起こることで静電気が発生し、毛が絡んだり固まったりします。
また、その静電気で、空気中のほこりを寄せ付けてしまいます。
そこで、フリースを復活させる方法として、シリコン入りのヘアスプレーを吹きかけて、静電気発生を予防しましょう。
また、シリコン入りのヘアスプレーを使うことで、フリースの触感もなめらかに気持ちよくなりますよ。
毛玉をとる
フリースは毛が長いため、その毛が絡み合って毛玉ができやすいです。
その毛玉をとるだけでも、フリースのふわふわ感を復活させることができますよ。
ブラシでブラッシングする前に毛玉をとると、ブラッシングしやすくなります。
その毛玉をとる道具をご紹介します。
<毛玉取り機>
毛玉取り機は、とっても楽でおすすめなアイテムです。
毛玉を取った後に、その毛玉の塊を見ると、こんなに取れたんだ~と少し爽快感を感じてしまうのは私だけでしょうか。
せっかく買ったフリース、毛玉をとるだけで復活するならやるしかないですね!
毛玉は引っ張らずに、刈り取るようにするのがポイントです。
<T字カミソリ>
T字カミソリで、毛玉のある部分を優しくなでるように当てると、毛玉がうまく取れます。
カミソリを生地に勢いよく強く当てると、フリース生地を傷めてしまいますので、くれぐれも注意してくださいね。
<ハサミ>
フリースの袖口だけ、といったように、狭い範囲の毛玉であれば、小さいハサミ(100均のソーイングセットの糸切狭など)で、毛玉部分だけそっと切り取るのも簡単な復活方法のひとつ。
表面の毛が短くなるので、新しい毛玉ができにくくなります。
毛玉を切る時、生地を引っ張ってしまわないように注意しましょう。
フリースを復活させるには柔軟剤を使おう!洗濯方法やふわふわに保つ方法を解説
せっかく毛玉を取り除き、ブラシで毛並みを復活させたフリースを、いつも通り洗濯してしまっては、またフリースのふわふわ感がなくなってしまいます。
ここでは、フリースをブラシでお手入れした後や、日々行うお洗濯について解説していきます。
フリースの洗濯は手洗いがおすすめ
フリースのふわふわ感をなくす原因第1位は洗濯です。
洗濯機で洗うと、洗う時の回転で摩擦が起こり、毛がこすれて寝てしまうのです。
日々のフリースの洗濯で、少しポイントを押さえれば、フリースのふわふわ感を長く楽しむことが出来ますよ。
早速みていきましょう。
フリースをふわふわに仕上げる洗い方のポイントは、手洗いして、柔軟剤を使うことです。
<手洗いの洗濯方法>
- 洗面台や洗面器などに、水と中性洗剤を入れ、優しく押し洗いします。
- 落ちにくい汚れがあるところは、30分~1時間程、浸け置きします。
- 汚れ部分を揉み洗いをし、それでも落ちにくい部分は、こすり洗いをします。力の入れ過ぎに注意してください。
- さらに落ちない頑固な汚れは、カラー用漂白剤に30~40分程度追加で浸け置きし、揉み洗いとこすり洗いをして汚れを落としましょう。
- 汚れが落ちたらしっかりとすすいだ後、柔軟剤に浸けます。
柔軟剤を使用することがポイント!絡まりが取れ易くなることで、ふわふわ感が復活できますよ。
時間がなくて、手洗いしてられません…フリースを洗濯機で洗濯する方法はないですか?
そうですよね。共感します。
こんな記事を書いている私ですが、現在子育て中で、家事をそんなに丁寧にやる時間がありません。
フリースを1枚1枚手洗いなんて絶対無理です!(笑)
なので、洗濯機でフリースを洗うことができる方法もご紹介していきますね。
以下のポイントを押さえて行えば、洗濯機内で、生地同士の摩擦が起こりにくく、フリース生地も傷まずに済みますよ。
<洗濯機でフリースを洗う時のポイント>
- フリースを裏返しにして洗濯用ネットに入れる
- 目の細かい洗濯用ネットに入れる
- 洗濯機に他の洋服は入れずに、フリースだけで洗濯する
- おしゃれ着用洗剤と、柔軟剤を使う
- 手洗いコースか、ドライコースを選んで洗濯する
これくらいなら、簡単に実践できそうですね。ポイントを押さえて、フリースをふわふわに復活させてみてくださいね。
フリースをふわふわにする乾かし方
洗濯が終わったフリースは、室内干しや外での日陰干しで乾かしましょう。
フリースを干す前に、空中でしっかり上下に払って、繊維に空気を含ませるようにします。
そうすることで、乾いた後、ふわふわになりますよ。
フリースのフワフワ感を長持ちさせるお手入れ方法
フリースは、こまめにお手入れをすることでふわふわ感を長持ちさせることができます。
ここでは、そのフリースのお手入れ方法をご紹介させていただきますね。
<お手入れ方法>
- 着用前は、帯電防止スプレーを使う
- ※帯電防止スプレーの使用で、静電気の発生を防ぎ、埃を寄せ付けないようにして、毛玉の原因を取り除くことができます。
- 着用後は、力加減に注意して、毛を起こすようにブラッシングする
- ブラッシング後は、ハンガーに掛け、直射日光の当たらない風通しのよい場所に保管する
余談ですが、フリース着用時の静電気の発生率って高いですよね。
私の小さい息子はフリースを着る度、髪の毛まで帯電して、ライオンの様になってしまっています。
本人は強いライオンだと言って喜んでいますが…。
フリースに帯電スプレーを使えば、髪型も崩れないので良さそうですよね。
まとめ
- フリースのふわふわ感を復活させるのに、必要なものは、ペット用品の「スリッカーブラシ」
- フリースのふわふわ感を復活させるブラッシングのポイントは、優しく撫でるように、逆なでにブラッシングすること
- フリースのふわふわ感を復活させるのには、自宅にあるヘア用コームやホテルから持ち帰って棚の奥に眠っているアメニティブラシでも代用可能
- フリースのふわふわ感を復活させるために、シリコン入りヘアスプレーを使うことや毛玉をとることも効果がある
- フリースは手洗いで洗濯し、柔軟剤を使うとふわふわ感を復活できる
- フリースは洗濯機でもポイントを押さえれば洗うことができる
- フリースのふわふわ感を長持ちさせるために着用前は、帯電防止スプレーを使うとよい
みなさんが愛用されているフリース。
ブラシを使って、お気に入りのフリースのふわふわ感を復活させ、いつまでも長く着れるといいですね。
是非参考にしてください。