スマートフォンケースで人気の手帳型スマホケースは、カードポケットがついていて便利です。
しかし、手帳型スマホケースの開閉部分についた磁石の影響で、カードの磁気が狂ってしまう危険性があります。
手帳型スマホを使っていたらカードが磁気不良になってしまった…
手帳型のスマホケースで磁気不良を予防する対策はあるの?
画面のひび割れ防止もできる便利な手帳型ケースですが、ポケットに入れるカードの磁気不良は心配ですよね。
磁気対策にはマグネットなしの手帳型スマホケースがおすすめです。
磁気防止カードも重ねて収納するだけで磁気不良を防ぐことができ、磁気対策におすすめのグッズです。
今回は手帳型スマホケースを快適に使える磁気対策の方法とグッズをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
手帳型スマホケースの磁気対策はマグネット不使用か専用グッズで対応
磁気カードをスマホケースや財布などに重ねて収納してしまうと、お互いの磁気が干渉してカード内部の情報が破損する場合があります。
磁気カードはクレジットカードやキャッシュカード、ポイントカードや学生証など様々です。
手帳型スマホケースに限らず、財布でも便利だからとカードポケットの容量を超えるほど何枚もカードを入れ込むのは避けましょう。
ここでは、手帳型スマホケースでできる磁気対策を3つご紹介していきます。
気づかぬうちに、カードの磁気不良を起こさないように事前に対策をしていきましょう。
留め具なしやボタンタイプなどマグネット不使用のケースを使う
手帳型スマホケースの磁気対策に最も有効な方法は、マグネット不使用のケースを選ぶことです。
磁気対策としておすすめの手帳型スマホケースは、マグネット不使用のボタンタイプです。
ボタンタイプは磁気不良の原因となる磁石がなく、カバーがカパカパと開く心配もありません。
また、マグネット不使用で留め具がないケースも見た目がスタイリッシュでおすすめです。
ただ、開閉部分がパカパカしやすいというデメリットがあります。
手帳型スマホケースの磁気対策をするなら、留め具やケース全体に磁石が使用されていないか必ず確認しましょう。
留め具がなくても開閉部分やケース全体に磁石がついている場合があります。
たしかに、留め具にマグネットを使用した手帳型のスマホケースは開閉がスムーズで非常に便利です。
しかし、マグネットを使用した手帳型のスマホケースは、カードの磁気不良につながる可能性があります。
手帳型スマホケースはマグネット不使用か、磁石が使われていて磁力が弱いケースを選ぶことが磁気対策には効果的です。
お財布とスマホケースが一緒になった小銭入れ付きのマグネットのない手帳型スマホケースも便利ですね。
カードに貼り付けて外部の磁気から守る電磁波干渉防止シートを使う
電磁波干渉防止シートは磁気不良の発生を防ぎ、スマホとカードの混在によるエラーを回避することができます。
電磁波干渉防止シートは、カードとスマートフォンの間にシートを挟むだけの簡単に使える便利グッズです。
カードの数が少なくカードケースを持ち歩きたくない人や改札でエラーになる磁気干渉を防ぎたい方におすすめです。
手帳型スマホケースにSuicaなどの交通系ICカードを入れている方にはピッタリですね。
スキミング対策にも有効な磁気遮断カードケースを使う
磁気遮断カードケースは特殊な素材で作られており、カード情報が盗まれるスキミング対策にも有効です。
スキミングとは?
クレジットカードや電子マネーカードの情報を不正に読み取り悪用される犯罪行為で、遠隔操作で情報を盗む手口も最近増えています。
カードケースタイプはポケットの形状に合わせて横型や縦型で選べ、カードの磁気不良対策やICカード同士の干渉防止にもおすすめです。
目に見えない磁気の不良やスキミングを防ぐためには、専用グッズで磁気対策することが大切ですね。
手帳型スマホケースで注意したい磁気カードの見分け方
カードといってもいろいろ種類があるけど、すべてのカードが磁気不良になってしまうの?
最近はキャッシュレス化が進み、スマホ決済やカードを持ち歩くだけの方が多いかもしれません。
カードといっても、キャッシュカードや電子マネー付きのカードなど多くの種類がありますよね。
ここでは、手帳型スマホケースに収納するカード類で磁気不良に注意が必要な種類をお伝えしていきます。
磁気の影響を受けやすいカードリーダーに通す接触型の磁気カード
接触型の磁気カードの特徴として裏面に黒い線がついているタイプは、手帳型ケースに入れるのは控えましょう。
裏面の黒い線は、磁気テープと呼ばれる磁性体の帯で、鉄をベースに小さな磁性粒子が組み込まれています。
この黒いテープの粒子の磁性を変化させて機械で情報を読み込むため、近い場所に磁石があると磁気不良を起こしやすくなってしまいます。
正しく読み取ることができず、カードの磁気不良が発生した場合は再発行が必要となり、手続きに数週間かかる場合があるため注意が必要です。
普段使っていたカードが磁気不良で、突然支払いができなくなってしまうのは困りますよね。
実際に、スマートフォンの普及により一部の金融機関ではATMでカードが使えなくなった方が多くいたようです。
特に、クレジットカードは磁気カードを使っているものが多いため、手帳型のスマホケースには収納しないようにしましょう。
また、黒いテープが印刷技術によって見えないように加工されているタイプもあるので注意が必要です。
<磁気の影響を受けやすい接触型磁気カードの代表例>
- クレジットカード
- キャッシュカード
- ポイントカード
- 病院の診察カード
- 駐車券
- 社員証 など
磁気の影響を受けにくいかざすだけで使える非接触型のICカード
ICカードにはICチップが埋め込まれており、磁気の代わりに電波を使って情報を読み取るため、手帳型ケースに入れても磁気の影響を受けにくいとされています。
しかし、強い磁気を与えてしまうと磁気不良を起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。
強い磁気を与えない限りは影響を受けることが少ないですが、取り扱いには充分に注意しましょう。
磁気不良が起きにくいとされるICカードですが、改札でエラーなどの磁気干渉を起こす場合があるため、電磁波干渉防止シートの使用がおすすめです。
<磁気の影響を受けにくい非接触型ICカードの代表例>
- 交通系カード(Suica、PASMO、ICOCAなど)
- Edy
- nanaco
- フェリカ搭載のJAL・ANAのマイレージカード など
私も手帳型スマホケースにSuicaを収納して改札をスムーズに抜けられない経験が何度かあります。
磁気干渉を防げる対策グッズは便利ですね。
手帳型スマホケースの磁気の影響と気を付けたい磁力源への対策
手帳型スマホケースと磁気カードの相性には注意が必要そうだけど、身体には影響があるの?
磁気の影響を受ける身の回りのものってどんなもの?
ここまで手帳型スマホケースの磁気の影響をお伝えしてきましたが、磁気は私たちにどのような影響を及ぼすのでしょうか?
ここでは、磁気の影響と身近にある気を付けたい磁力源への対策方法をお伝えしていきます。
こんなものも!?と磁気を発生するものを知っておくだけで磁気対策を日頃から意識できるようになりますよ。
磁気が及ぼす私たちの目への悪影響
電流に対して人体の中で最も敏感な組織は目の網膜で、日々の生活の中での磁気では悪影響はほぼないとされています。
しかし、日常生活の数百倍以上の非常に強い交流磁界に頭部が曝露すると、目を閉じていても光が見える現象(磁気閃光)が生じることがあります。
あまりに強力な磁気の刺激は私たちの健康に悪影響を及ぼす恐れがあるようです。
身近にある気をつけたい磁力源は携帯電話のスピーカーやIH器具
私たちの身の回りには磁力を発生させる磁力源が多くあります。
たとえば、電子レンジやスマホやパソコンなどは磁気を発生させるものの代表例です。
磁気を帯びているものにカードを近づけると磁気不良を起こす可能性があるので注意が必要です。
<身近にある主な磁力源>
- ハンドバッグの留め具がマグネットタイプ:簡単に開かないよう強力な磁石を使用
- 磁石で閉じるタイプの財布:ハンドバッグ同様に強力な磁石を使用
- iPadなどのタブレットのカバーや手帳型スマホケース:強力な磁石を使用
- 携帯電話のスピーカー:強力な永久磁石のついた板を電磁石で直接振動させて音を出す
- IH電磁調理器:身の回りにある磁力源として最強といわれている
身の回りの磁力源を把握して、不意に磁気カードを近づけないように気をつけましょう。
磁気対策で重要なポイントは磁力の発生源に近づけないこと
磁気の影響を防ぐためには磁力源に近づけないことが重要です。
なぜなら、磁力の強さは距離が離れるごとに急激に弱くなるからです。
カード類を収納する場所や一時的に保管する際、強力な磁力を発生させる物の近くに置くと磁気不良を起こしてしまいます。
磁気同士が悪影響を及ぼさないためにも、身の回りにある多くの磁力源から5cm離れることが磁気対策のポイントです。
目に見えない磁力の影響を防ぐためにも、磁気から離れる対策はすぐにでもできそうですね!
まとめ
- 手帳型スマホケースの磁気対策は留め具がボタンなどマグネット不使用のケースを選ぶようにする
- 磁気対策グッズは磁気防止シートや磁気シールドカードがおすすめ
- 手帳型スマホケースで磁気不良に注意したいカードは磁気の影響を受けやすい接触型磁気カード
- かざすだけで使える非接触型のICカードは磁気の影響を受けにくい
- 身近にある気をつけたい磁力源は携帯電話のスピーカーやIH器具
- 磁気の悪影響を最も受けやすいのは網膜で過度な磁力は健康に注意が必要
- 磁気対策で重要なポイントは磁力の発生源に近づけないこと
手帳型スマホケースはマグネット不使用かどうかが磁気対策に重要です。
マグネット不使用のケースまたは磁力が弱いマグネットを使用しているものを選びましょう。
また、磁気対策グッズである電磁波防止シートなどを使用することで磁気不良を防ぐことができます。
カードの干渉や不具合で余計な時間を奪われないように磁気対策することをおすすめします。
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