石垣島と宮古島ってどっちが良い?夏はハイシーズンだけど冬はどうなの?
石垣島と宮古島ってどっちにどんな特徴がある?特徴を知って決めたい!
石垣島と宮古島のどっちに行くかは結構迷いますよね。
冬など限定せず普通の旅行でも迷いますが、新婚旅行や子連れの旅行などせっかくのイベントであれば、残念な結果にはなりたくないもの。
そのため今回は石垣島と宮古島を比較して冬に行くにはどっちが良いのか、新婚旅行や子連れの旅行の場合なども含めて紹介します。
おすすめなのは石垣島はアクティブ派の方、宮古島はゆったり過ごしたい派の方向けなので、そこを中心に考えてみることです。
ちなみに、どこに行くか決める際は下記のような旅行ガイドブックを使うのもおすすめです。
しっかりチェックして、悔いのない旅行にしてくださいね!
石垣島と宮古島のどっちに冬は行くのがおすすめ?
それではここからは実際に、冬の沖縄全体、石垣島と宮古島の特徴を比較しながら、どっちが良いか紹介していきます。
結論としては、冬に限らずそれぞれの島には特徴があるので、何を楽しみたいかでどっちを選ぶのかが変わってきます。
「私のタイプならこっちかな??」「どっちの方が自分らしい?」なんて思いながらこの記事を読んでいくと解決しちゃいますよ!
みなさんもどちらを楽しみたいかで、冬の沖縄を楽しむ際の参考にしてみてくださいね。
石垣島と宮古島、沖縄の島全般に共通することとは?
まずは冬の沖縄について見ていきましょう。
冬の沖縄の特徴は大きく分けて下記の3つ!
- 気温が温暖なので快適に過ごせる
- オフシーズンなので、人がそこまで多くない
- 旅行費用も夏に比べると安い
上記の特徴を見て、いかがだったでしょうか?
「沖縄=夏」というイメージがあった方は、この特徴を見るとこれを機に冬に行ってみたくなったなんて方もいらっしゃるかもしれません。
特に旅行費用に関しては、年末年始を除けばハイシーズンと比べてもかなり安く抑えることができますし、かなり魅力的ですよね。
上記のことを加味すると、「冬の沖縄」は意外と穴場なのでは?なんて思ってしまいます!
それでは次からは、石垣島の特徴と宮古島の特徴を見ていきましょう。
石垣島の特徴
石垣島の特徴としては下記のようなものが挙げられます。
- 周辺の離島へのアクセスがいい
- 車が無くても移動しやすい(交通インフラが整っている)
- 海だけでなく山も楽しめる
- 体を使うアクティビティ系のツアーが多い
<周辺の離島へのアクセスがいい>
石垣島は八重山諸島の一部の島であり、周辺の島には7つの島(与那国島、鳩間島、西表島、小浜島、竹富島、黒島)があります。
八重山諸島の玄関口とも呼ばれ、フェリーや飛行機などを使えば、比較的簡単にほかの島との行き来もできます。
中には島巡りのツアーもあったりするほど。
石垣島単体でも十分楽しむことが出来ますが、その他の島も一緒に楽しむことができるので、大きな特徴と言えるでしょう。
<車が無くても移動しやすい(交通インフラが整っている)>
レンタカーを借りずとも、簡単に移動できることも便利です。
もちろんレンタカーを借りることもできますが、路線バスが充実しているので、車が無くても移動に困ることはありません。
「運転免許ないな…。旅行大変かな…。」と思っている学生さんなどには、うれしい旅行先なのではないでしょうか?
ちなみに路線バス全線で使える1日フリーパスや、空港と離島ターミナル間での乗車券などもあるので、そうした情報もチェックしておくといいですよ!
<海だけでなく山も楽しめる>
「沖縄と言えば海!」ということで、その一部である石垣島も例外ではなく海がきれいです。
しかし、実は石垣島の北部は山岳地帯になっていて、沖縄最高峰の山があることを知っていましたか?
ちなみに、この沖縄最高峰の山は於茂登岳(おもとだけ)と呼ばれていて、その周辺には国立公園に指定されている吹通川(ふきとうがわ)のマングローブ群落もあります。
海も山も楽しむ!という方のためには絶好の場所ですね!
<体を使うアクティビティ系のツアーが多い>
上記でも紹介したように山も海も両方楽しめるので、自然の中で行うアクティビティ系のツアーも豊富にあります!
「沖縄に来たらたくさん体を動かして遊びたい!」という方には、思わず目移りしてしまう場所かもしれません。
また、島の間のアクセスもいいので、旅行の予定によっては時間をかけて島を巡ることもできます。
移動も多いので移動中の景色を楽しむことや、移動自体がとても楽しい!という方には、向いているかもしれません。
宮古島の特徴
一方で宮古島の特徴としては、下記のようなものがあります。
- シュノーケリングを楽しめるビーチが多い
- ドライブ好きにはもってこいの絶景スポットが多い
- 地形は平坦な場所が多く、川が無いため海の透明度は高い
- 景色を楽しんだり、自然を楽しむゆったり系のツアーが多め
<シュノーケリングを楽しめるビーチが多い>
「宮古島と言えば、ビーチ!」と言われるくらいたくさんのビーチがあることで有名です。
また、石垣島ではダイビング(かなりの重装備で潜る)が多いですが、宮古島ではそれよりももっと手ごろな、シュノーケリングを楽しめるビーチが多いです。
そのため、しっかり潜って疲れてしまうというよりは、ちょっと潜って素敵なサンゴ礁を楽しみたい!という方にはおすすめの場所と言えます。
<ドライブ好きにはもってこいの絶景スポットが多い>
宮古島には伊良部大橋や来間大橋など海の上を走ることができる橋があります。
その橋では海の景色を見ながら走ることができるので、晴れていればとてもいい景色を見ることができます。
真っ青な海を見ながら走ることができるのは、なんだかロマンチックですね!
また、宮古島海中公園をはじめ車でアクセスできる施設も多いので、宮古島に行く際はレンタカーを予約しておくとより楽しめますよ!
<地形は平坦な場所が多く、川が無いため海の透明度は高い>
宮古島はサンゴ礁が隆起してできた島であるため、地形は基本的に平坦です。
また、地形の高低差が無いことから川もなく、これが「宮古ブルー」と呼ばれるほどきれいな海を創り出している要因でもあります。
通常、川があると様々な砂や石などを海に放出するため海が濁っていきますが、宮古島の場合は川が無いためこの現象が起きにくいと考えられているからです。
この「宮古ブルー」は観光客の方に人気なのは良く知られていますが、背景に豊かな自然と地形が偶然重なってできたものだと思うとちょっと感動してしまいますよね!
そうした地形からできた御嶽(うたき)も含めた宮古島の文化を学べる、宮古島市総合博物館もあるので、興味のある方は行ってみるといいかもしれません。
ちなみにこの御嶽(うたき)とは、沖縄に昔から伝わる琉球神道における聖なる土地のことを指しています。
また、地域に残っている様々な祭祀は、ここを中心として行われることも多いです。
基本的に御嶽は沖縄の自然(森そのものや川、洞窟、山や島全体など)がモチーフとなることが多く、最近では観光地化されているところもあります。
その一方、地域によっては神聖な場所のため、進入禁止とされているところも多数存在します。
沖縄の宗教も勉強してみると、面白いかもしれませんね!
<景色を楽しんだり、自然を楽しむゆったり系のツアーが多め>
上記で見てきたように、宮古島にはゆったり島での時間を過ごすことが出来る特徴がたくさんあります。
そのためツアーも少しゆったりめなものが多い印象です。
もちろんアクティビティ系のツアーもありますが、夕日を見ながら景色を楽しむクルージングのツアーなどもありますよ!
「ちょっとゆったり、ロマンチックな気持ちで過ごしたい!」という方には、ちょうどぴったりの旅行先なのではないでしょうか?
ここまで石垣島と宮古島、それぞれの特徴について紹介してきました。
特徴を読みながら、「こっちの方が自分に合ってる??」や「こっちの方が理想的な旅行になりそう!」と少しでも思っていただけたら嬉しいです。
それぞれの特徴を踏まえて、ぜひ素敵な旅行プランを組んでみてくださいね。
石垣島と宮古島のどっちが新婚旅行にはおすすめ?
それではここからは、それぞれのケースに合わせて、石垣島と宮古島のどっちがいいのか考えてみたいと思います。
まずは新婚旅行から!
新婚旅行で行く場合は、多くの方はゆっくりめな旅行を楽しみたいと想定して、上記の特徴を加味すると宮古島がおすすめ。
それではおすすめスポット3選をチェックして、宮古島のゆったりした旅行を楽しんじゃいましょう!
新婚旅行で行く宮古島ののんびりおすすめスポット3選!
新婚旅行でおすすめのスポットはこちら!
- 伊良部大橋
- 宮古島市体験工芸村
- 宮古島海中公園
<伊良部大橋>
まず、みなさんが最初に思いつく、あるいは行きたいと思うのは伊良部大橋!
海の上を車でひたすら走ることが出来る機会はなかなかないので、一度は必ず体感してみたいですよね。
私自身も車で伊良部大橋を通ったことがあるのですが、「宮古島ブルー」の中で風を切る感じはとても爽快でした!
「何度でもこの海を見たい!」という方もいらっしゃるのですが、思わず納得してしまう景色です。
また、夕日の中で車で走るとロマンチックな雰囲気もさらに増すので、新婚旅行にぴったりです!
みなさんもぜひ行かれてみては?
<宮古島市体験工芸村>
宮古島市体験工芸村では、宮古島の工芸を実際に作ったり、琉装などの文化に触れることができます。
体験できるのは、下記の8種類ととても幅広く、思わず目移りしてしまいますね。
- 織物&染物工房
- チガヤ工房
- 貝殻工房
- 陶芸工房
- 牛の角・島ぞうり工房
- 琉装・万華鏡工房
- アート工房
- 料理工房
1つの体験で60分のものから90分のものまであるので、じっくりと腰を据えて体験できます。
また、陶芸や自分の手で作ったものが残る物であれば、旅の思い出として家に飾ったり、記念として残すこともできます。
いつまでも色あせない思い出として残すのもいいのかもしれません。
二人で色々楽しみながら体験できるものを選んでみてくださいね。
<宮古島海中公園>
宮古島海中公園もゆったり海の中を見れるので、おすすめスポットに入れてみました!
普段は海を上から見てみて楽しんでいますが、海の中から海上に向かって見上げるということは、なかなかないのではないでしょうか?
この施設では水深3~5メートルの海底で住んでいる魚たちの様子を間近で見ることができ、まるで海の中にいるような感覚を楽しむことができます。
天気や季節によっても見ることのできるお魚が変わるので、冬とは言わずに季節を変えて来てみるのもいいですね!
実際に私もここに行ったことがあるのですが、たくさんのお魚を観察しているとあっという間に時間が過ぎ去ってしまいました(笑)
アクティビティ系も楽しみたいなら両方行くのもあり!
ゆったりもいいけど、自然のアクティビティ系もあきらめきれない…。どっちも選べない…。
上記のようなカップルの方は、日程は少し伸びてしまいますが、石垣島と宮古島の両方に行くことを考えてみても良さそうです。
石垣島と宮古島の両方行く旅行の滞在日数は、6泊7日から7泊8日あたりのカップルが多いので、そこを目安として予定を組んでみることもおすすめです。
お仕事の休暇を取れるかどうかにも関わってくるので、一概に言うことはできませんが、移動を含めるとこのあたりの滞在日数は最低でも必要と言えます。
この時に注意するのは、石垣島と宮古島の滞在する時間のバランスは考えておくこと。
石垣島の方が自然系のアクティビティなど、活動的な方であればいくらでも楽しめてしまうコンテンツがたくさんあるので、滞在時間は長めに取っておきましょう。
「最後は選べなければどっちも!」という案を提案してしまいましたが、大切なのはしっかりとイメージする旅行に合わせて旅行先を選ぶこと。
せっかくの新婚旅行なので、たくさん検討してとても楽しい思い出にしてくださいね。
石垣島と宮古島のどっちが子連れの旅行には向いてる?
新婚旅行はゆったりめだったのに対して、家族(子連れ)でワイワイしながら行く場合には、石垣島とその周辺の島がおすすめです。
それではここからは、お子さんとぜひ一緒に行きたい、子連れ向けのスポットについて紹介していきます!
お子さんのタイプや年齢によっても楽しめるアクティビティが違いますが、幅広い年齢向けに選んでみたのでチェックしてみてくださいね。
お子さんと行きたい石垣島周辺のおすすめスポット4選!
子連れで楽しめるスポットはこちら!
- 川平湾のグラスボート遊覧
- 西表島でマングローブクルーズ
- 由布島(ゆぶじま)の水牛車体験
- 波照間島での天体観測
<川平湾のグラスボート遊覧>
石垣島と言えば有名なのは川平湾!
海がきれいなことで有名な川平湾ですが、人気なのはグラスボート遊覧のアクティビティです。
グラスボート遊覧では、船底がガラスになっているので、船に乗りながらシュノーケリングで楽しむような海の中の景色を楽しむことができます。
お子さんがまだ小さいので、「ちょっとビーチで遊ぶ以外のアクティビティもやりたい!」という場合には特におすすめです。
たくさんの魚を見てお子さんが楽しんでいる姿が見えること、間違いなしです!
<西表島でマングローブクルーズ>
西表島にある仲間川のマングローブクルーズもおすすめです。
ここのマングローブ林は、流域面積日本一を誇っており、世界遺産エリアにも登録されています。
マングローブは、沖縄以外ではなかなか見ることのできない植物なので、見ているだけでたくさんの発見があり思わず見入ってしまいますよね。
また、ジャングルの中を船に乗って移動しているような感覚になるので、お子さんも冒険心が搔き立てられてワクワクするはず!
ちなみに小学生の高学年など、もう少しお子さんが大きくなれば、マングローブの中を行くカヌー体験も楽しめますよ。
この場合は、家族みんなで体を動かしながら楽しめるアクティビティなのがいいですね!
<由布島(ゆぶじま)の水牛車体験>
西表島のすぐ隣にある由布島(ゆぶじま)もチェックしておきましょう。
ここで有名なのは西表島と由布島を結ぶ水牛車に乗ることができる体験です。
西表島と由布島は海で隔てられていますが、遠浅なので満潮時でも高さはそこまでありません。
そのため、水牛で移動する水牛車でも沈むことなく移動できるんですよね。
所要時間は15分から20分ほどなので、西表島で探索を楽しんだ後に、ちょっと足を延ばして、由布島まで行ってみるということもできそうです。
なかなかできない体験なので、気になる方はぜひ試してみてください!
<波照間島での天体観測>
みなさん、沖縄の島できれいな星空が見れる場所があることって知っていましたか?
実は「星空観測センター」があるほど、波照間島は天体観測に適している島と言われています。
実際、全天88星座のうち84星座も見ることができてしまうので、まさに満天の星空を夜は楽しむことができちゃうのです!
夏に旅行するのであれば、お子さんの自由研究にも参考になりそうですね。
また、一日中島のビーチで遊んだり探検をして楽しんで、夜は星を楽しむという日程を組んで遊びつくしてしまうのもOK。
ちなみに波照間島は有人島としては最南端の島で、人口は500名ほど。
スーパーやコンビニなどは当たり前ですが無いので、旅行する際はその点は注意が必要です。
ここまで、石垣島とその周辺のおすすめスポットについて紹介しました。
上記で紹介しただけでも、石垣島やその周辺ではかなりたくさんのアクティビティがあります!
どっちを選ぶ?と言いながらとお子さんと選ぶのも楽しみの一つ。
ぜひ素敵な思い出になる旅になる様に、たくさん調べてみてくださいね!
年齢が小さいお子さんの場合は宮古島のビーチも考えてみて!
もう少し小さいお子さんを連れている方は、上記で紹介したスポットでは、お子さんが少し疲れてしまうと感じてしまうこともあるかもしれません。
「どっちかと言えばもう少し落ち着いた旅行先でもいいのかも…。」と思う場合は、思い切ってビーチが充実している宮古島の方へ旅行することを考えてみましょう。
宮古島の方が、ビーチに近いホテルを選ぶなどの工夫をしたり、他の島への移動が車でできることから、子供が疲れすぎてしまうことを防ぐことができます。
お子さんの年齢に合わせて、どっちが良いのか旅行先や日程を組めるとより楽しめるので、ぜひ考えてみてください!
まとめ
- 冬の石垣島と宮古島のどっちに行くか迷ったら、島の特徴を参考に
- 冬の沖縄旅行は意外と穴場かも
- 石垣島はアクティブ派の方におすすめの旅行先
- 宮古島はのんびり、ゆったり派の旅行をしたい方におすすめ
- 新婚旅行で石垣島と宮古島のどっちかで迷ったらロマンチックな宮古島を
- アクティブな新婚旅行が良いなら石垣島と宮古島の両方行くことも考えてみて
- 子連れの旅行で石垣島と宮古島のどっちかで迷うなら石垣島
- お子さんが小さいときは手軽に楽しめるビーチが多い宮古島でもよし
みなさん、いかがだったでしょうか?
今回は「冬に行くなら石垣島と宮古島のどっちが良い?」という疑問から、新婚旅行や子連れの旅行に関してもどっちが良いのか紹介してきました。
みなさんの状況やイメージする雰囲気に合わせて、上記を参考にぜひ選んでみてくださいね。
ちなみに、石垣島も宮古島も何回行っても楽しめるので、複数回行くことも想定してスポットや目的地を決めてみてもいいのかもしれません。
そうして迷う過程もなんだか楽しいですよね。
それではみなさんにとって、素敵な旅行となりますように!
コメント