いざ眠りにつこうと思って布団を首元まで引っ張り上げると、掛け布団カバーだけ掴んでいて肝心の布団はお腹のあたりで丸まっている…。
こんな経験ありませんか?
こうなると、いくら手足をジタバタして直そうとしても逆効果で、このまま寝ても首元や足先が冷えて布団の意味がなくなってしまいます…。
掛け布団カバーの紐を結び直すのも面倒だからやりたくない…
掛け布団カバーの中に潜ってもぞもぞと紐を結ぶのって、想像以上に大変なんですよね(笑)
そこで今回は、そんな悩みを解決するために以下の内容を詳しく解説していきます!
最後まで読んで、今日からストレスとおさらばしましょう!
掛け布団カバーのずれない方法!おすすめ3選
掛け布団には、たいてい四隅と上下左右の中央の6~8か所に輪っかが付いています。
その輪っかに掛け布団カバーの紐を通して結び、固定するのが主流ですよね。
しかし、昔ながらの輪っかが付いていないタイプの掛け布団を使っている方や、毛布などの輪っかが付いていない寝具を使っている方は紐で固定することができず、不便です。
また、掛け布団と毛布を重ねて使っている方も、掛け布団と毛布がバラバラに分かれてしまってイライラすることもあるかと思います。
このような悩みを解決すべく、おすすめのずれない方法をご紹介していきます。
ずれない方法1:スナップボタン式の掛け布団カバーを選ぶ
引用 ニトリネット
まず、掛け布団に輪っかが付いている方に向けた解決法です。
掛け布団カバーといえば紐で固定するイメージですが、最近では紐にボタンが付いたスナップボタン式の掛け布団カバーも多くなってきました。
装着手順は以下の通りです。
- 掛け布団を広げる
- 掛け布団カバーを被せ、ファスナーと反対側の端のスリットから手を入れて掛け布団の輪っか部分をつまむ
- 輪っかにカバーの紐を通し、紐に付いているボタンを留める
- ファスナー側や中央部分の輪っかにも紐を通し、ボタンを留める
- ファスナーを閉める
紐の場合のように結ぶ必要もなく、結び方によってずれやすくなる心配もありません。
スナップボタン式の布団カバーは端にスリットが入っているものが多いので、スリットから手を入れてボタンを留めることができ、時短することができます。
これなら暑い夏に掛け布団カバーの中に潜り、ダラダラと汗をかきながら紐を結ぶ作業も必要ありませんね!
面倒くさがりやの私は、掛け布団カバーを装着するのが嫌で洗濯をさぼったことが何度もあるので、スナップボタンには感謝です!
ずれない方法2:掛け布団カバーにクリップを付ける
引用 ベルメゾンネット
掛け布団カバーの外から装着するクリップも販売されており、様々な種類のものがあります。
クリップの場合は、掛け布団に輪っかが付いていない方でも使用することができます。
掛け布団と毛布を2枚重ねにして使用している方も、クリップで固定すれば動く心配がありません。
装着する方法は、開いて閉じるだけのワンタッチタイプのものが多く、簡単に装着することができます。
クリップを使用する際の注意点は以下の通りです。
- 掛け布団カバーの外側から装着するため、外観が気になるという方はそのことも含めて検討する必要がある
- クリップの中には挟む以外に、掛け布団に刺して使う種類のものもあるので、事前に商品説明を読んでから購入すること
- クリップを装着する位置は、顔や体に当たらないような端っこなどの位置に付ける
クリップを装着する位置を間違えると、寝ている間に顔に当たってしまったり、背中や腰の下敷きになって目が覚めるなんてことになるかもしれないので注意です。
最近では、ハート型や丸い形のオシャレなデザインのクリップもあります。
一度、品揃えが豊富なAmazonや楽天などの通販サイトでチェックしてみるのがおすすめです。
クリップはネームクリップでも代用することができます。
ネームクリップは100均などで購入することができます。
ずれない方法3:掛け布団カバーに安全ピンを付ける
引用 ダイソーネットストア
最後は掛け布団カバーに安全ピンを付けて固定するという方法です。
え⁉安全ピンなんて危険じゃない?
そう思う方も多いかもしれません。
しかし、昔は掛け布団に輪っかが付いていなかったため、安全ピンで固定する方が多かったようです。
文明の進化には感謝ですね。
さて、ここで安全ピンを使用する際の注意点をまとめます。
- 安全ピンはロック付きのものを選ぶ
- 掛け布団に穴が開いてしまうことを了承したうえで使用する
- 生地が分厚いものには、大きめの安全ピンを使用する
一番大事なのが、ロック付きの安全ピンを使うということです。
通常の安全ピンを使うと、寝ている間に外れてしまって針が体に刺さる危険性があるからです。
想像しただけでも恐ろしいですよね。
また、安全ピンは掛け布団に針を刺して使用するため、掛け布団に穴を開けることになります。
羽毛や綿が穴から出てきてしまう可能性もあるので、使用している寝具との相性を考えて慎重に検討してみてください。
せっかく昔ながらの布団をそのまま使用するために安全ピンを使っても、布団が悪くなって買い直さないといけなくなってしまっては、元も子もないですよね。
また、生地が厚い掛け布団に小さな安全ピンを使用すると、破損してしまう可能性がありますので注意が必要です。
これではロックが付いていたとしても、破損して外れることも考えられます。
ロック付きの安全ピンは、100均や通販サイトなどで購入できますので、気になる方は購入してみてくださいね。
掛け布団カバーのずれない方法を根本の原因から学ぶ⁉
掛け布団カバーの紐をしっかり結んだはずなのにすぐにずれてしまう…。
そもそも掛け布団カバーがずれる原因って何なのでしょう?
掛け布団カバーがずれる大きな原因として、寝返りなどの摩擦があります。
寝ている間に寝返りをうったり、布団の中で動いたりすることによって摩擦が生じ、布団カバーの紐が徐々に緩んで布団カバーがずれてしまうのです。
特に子供は寝返りが多いので、お子さんがいる家庭では掛け布団カバーがずれやすいかもしれません。
私は、掛け布団が掛け布団カバーの中で丸まってしまい、なんとか直そうと思って手足をバタバタしてフンコロガシと化すことがしばしばあります。
よく考えると、余計に摩擦を与えて掛け布団を丸めていたのですね。
まるで本物のフンコロガシです。
それ以外のずれる原因には以下のようなものがあります。
- 紐の結び方が緩い
- 紐を結んでいない箇所がある
- 掛け布団カバーのサイズが合っていない
掛け布団よりもカバーの方が大きいと、カバーの中で布団が動く範囲が広くなりますのでずれやすくなってしまいます。
私は昔、掛け布団カバーのデザインに一目惚れして、サイズの確認などをせずに購入した経験があります。
みなさんお察しの通り、使用していた掛け布団よりも大きいサイズのものを購入してしまい、布団カバーの中で布団が動き回り、苦戦しました。
どうしてもそのカバーを使いたくてしばらくは戦いましたが、そのうちに新しいカバーを購入するはめになりました。
しかし、掛け布団と掛け布団カバーのサイズを合わせることはできても、布団に入ってから摩擦を与えないように、微動だにしないというのは難しいですよね(笑)
そこで、ずれない方法を考える際には摩擦を減らすことは考えずに、先ほどご紹介した掛け布団カバーやクリップなどのアイテムを使って寝具がずれない方法を試してみるのがおすすめです。
でも、アイテムを装着するのも手間だし、もっと簡単に解決できるずれない方法はないの?
このように思う方もいらっしゃることでしょう。
アイテムを使うにしても、手間が増えてしまうのは確かです。
しかし、そんな悩みが一気に解決できてしまう魔法のような掛け布団カバーがあるのです。
掛け布団カバーがずれない方法を探している方や、時短したい方にはおすすめなので詳しくご紹介します!
掛け布団カバーのずれない方法はニトリのNグリップで一気に解決⁉
引用 ニトリネット
最近はスナップボタン式の掛け布団カバーが増えていると言いましたが、実は紐やボタンさえ付いていない掛け布団カバーも存在するのです。
掛け布団に紐が付いていなくても使用することができます。
それがニトリの「紐なしラクラク掛け布団カバー」です。
「付け替え簡単Nグリップ」の文字が目印です。
この掛け布団カバーは内側に付いている滑り止めで掛け布団を固定するため、紐やボタンは付いていません。
この技法をNグリップと呼び、ニトリとテイジンの共同開発商品です。
紐を結んだりボタンを留める作業も不要なため、カバー装着の所要時間は半分になるとのことです。
ここで簡単に付け替えの手順を説明します。
- 掛け布団を広げる
- 掛け布団カバーを裏返して、掛け布団の上に重ねる
- 掛け布団カバーのスリットから手を入れ、掛け布団の両端を掴む
- そのままカバーごと持ち上げて掛け布団を包むように、カバーを表面に戻す
- 全体を揺すり整えてファスナーを閉める
これだけで装着が完了します。
掛け布団カバーの中に潜って紐を結ぶ必要もないのは勿論のこと、しゃがんだりのぞき込んだりといった動作も少なくすみそうです。
これは面倒くさがりやの私でも、洗濯をさぼらなくてよさそうです。
上記以外にも以下のようなメリットがあります。
- 生地は綿100パーセント
- デザインが豊富
- ネット通販での購入も可能
このような高機能な商品はデザインが少ないイメージですが、心配は無用です。
様々な色やデザインから選ぶことができ、生地も綿100パーセントで肌に優しいです。
ニトリネットなどのネット通販での購入もできますので、チェックしてみてくださいね!
まとめ
- 掛け布団に輪っかが付いている方におすすめのずれない方法は、スナップボタン式の掛け布団カバーを選ぶということ
- 掛け布団に輪っかが付いていない方におすすめのずれない方法は、クリップや安全ピンで固定するという方法
- 掛け布団カバーをニトリのNグリップにすると、付け替え時間や手間を削減することができるのでおすすめ
クリップや安全ピンを使用する場合は、見た目に影響があったり、布団に穴が開いてしまうなどのデメリットも存在します。
購入する際には商品説明をしっかり読んでから購入するのがポイントです。
自分の使用している寝具と相性の良い、掛け布団カバーのずれない方法を実践してストレスフリーな睡眠を手に入れましょう!
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