もらった花束を残したい!シリカゲルを使ってドライフラワーにも!

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暮らし

皆さんはお花はお好きですか?凛とした一輪の花や色彩豊かな花束…とても魅力的ですよね。

お祝いやお悔やみ、私たちは日々の喜びや哀悼の想いを表したい時に花束を手に取ります。

結婚式や記念日、卒業など惜別の刻…もらった花束は人生の帰路を一緒に迎えてくれる大切な宝物です。

いつまでも色褪せずに残したいものです。

もらった花束を手にした時に感じる相手からの想いと誠意が伝わって、心が温かくなりますね。

「もらった花束を少しでも長く、美しいままに残したい。」

誰もがそう感じたことはありませんか?

もらった花束をただ枯らすというのは忍び無いですよね。その思い出と美しさを残したいと思うならば必見です。

今回はもらった花束をドライフラワーや押し花に姿を変えて、少しでも長く保存する方法をご紹介したいと思います。

もらった花束を残したいならあなたにとって最適な方法とは?

もらった花束を美しいまま残したい、というとなんだか難しそうな印象がありますよね。

プロである花屋さんがしていることを素人の手作業で出来るのでしょうか?

実は必要な道具を揃えてもらえれば出来る、簡単でシンプルな方法がちゃんとあるのです!

中にはもらった花束を全くそのままのかたちに残したいという方や、

どうせならちゃんと花束のまま綺麗に残したい!少しくらい難しくても挑戦したい!

という向上心とやる気に満ち満ちた方もおられるでしょう!

そんなあらゆる希望に合わせるように、もらった花束を残したい時に選ぶ方法はたくさんあるんですよ!

どれがいいのか分からない、選べないとなる方に向けて1つ1つのメリットなどをご紹介致します。

どのような方法があなたにとっての「最適」か分かるようにしましたので、ご自身の要望に合う目次の項目をお読み下さい

方法イメージ図メリットデメリット目次
押し花・道具はほぼいらない
・多少形が崩れていても保存できる
・短時間で出来る
・小ぶりでキーホルダーなどにアレンジ可能
・花束を丸ごと残したい時には不向き→「2.」へ
ドライフラワー・道具はほぼいらない
・花束をもらった時の色彩をそのまま残したい人向き
・インテリアとして優れている
・自然乾燥させるだけだと色褪せや形が崩れるリスクがある
・シリカゲルや容器を必要とする
・乾燥するまでに時間がかかる
→「3.」へ
ハーバリウム・もらった花束の色合いや風味を完璧に残したい人向き
・インテリアとして優れている
・専用の道具が必要になる分お金がかかる
・花の剪定が必要になる
→「4.」へ
その他・もらった花束を生花として残したい人向き
・植え替えなら道具を揃える必要がある
・費用が最もかかる
・植え替えをする場合失敗するリスクがあり、時間もかかる
→「5.」へ

もらった花束を残したいなら押し花で簡単すぎるアレンジに挑戦!

皆さんも自分が子供の頃に綺麗な花をつんできて、お母さんやお姉さんに可愛い栞を作ってもらったことはありませんか?

私も友達と作って見せ合いっこをしていました。懐かしいですね…

今回はもらった花束を使って「押し花」作りにチャレンジしてみましょう!

もらった花束は綺麗だし残したいけどスペースを取るのよね…

なんて方にはお勧めです!

残したい花束を少しだけコンパクトにして長く手元に保存することが出来ます。

押し花の利点は簡単かつお手軽に出来る点です。よろしければお子様ともお楽しみ下さい。

用意するもの

  • もらった花束から剪定した花
  • 重石になるもの(箱など)
  • ハサミ
  • キッチンペーパーと新聞紙キッチンペーパーと新聞紙

ご覧いただいた通り花束以外は既にお家にあるものばかりです。

準備からお金がかからず本当にお手軽です。今すぐにでも出来そうですね!

押し花の作り方

  1. 花束をパーツごとにはさみで切るり、出来るだけ厚みを減らす
  2. キッチンペーパーの上にパーツを乗せる
  3. 上から新聞紙を敷き重石を置く
  4. 乾燥させて完成!

押し花に重ねた新聞紙は2〜3日おきに新しい物と交換する必要があります。

花が完全に乾燥してくれるまでには大体1週間必要です。

アクリルキーホルダーやポピュラーな栞など多様にリメイクできる万能のアクセサリーになりますよ!

もらった花束を家族やご友人と分け合って押し花として残したい…

それも素敵な思い出になりますね。

ワンポイントアドバイス

1週間も待てない!と言う時はこちらの方法があります。

  1. アイロンを使って「低温で20-30秒かけて満遍なく温める→冷やす」を繰り返す
  2. 電子レンジを使用する

電子レンジを使用する際は必要な道具が少しだけ増えます。

  • 段ボール
  • 輪ゴム
  • 電子レンジ
  1. 段ボールにキッチンペーパーを乗せてパーツに分けた花を置く
  2. 上からキッチンペーパーと段ボールを更に重ねる
  3. 花がずれない様に輪ゴムで固定する
  4. 電子レンジに入れて「600W 40秒から1分」温める
  5. レンジから出して上に重ねていた段ボールとキッチンペーパーを外してよく冷ます

押し花を綺麗に作るポイントはなんといっても「よく乾かすこと」に尽きます!皆さんも是非やってみてください。

もらった花束を残したいならシリカゲルで出来る簡単ドライフラワー

皆さんがもらった花束を残したいと考えた時に方法としてパッと思いついたものは「ドライフラワー」ではありませんか?

私もそうです!花束の保存方法としてかなりポピュラーですものね。

ですがいざやるぞっ!…となると、どうやるのかについて知らないという方もおられるのではないでしょうか。

今回は2通りの方法をご紹介します。どちらもお手軽かつ簡単ですので必見ですよ!

吊るすだけの簡単自然乾燥

ご用いただくものは「ハンギングピンチ」「輪ゴム」のたった2点のみ!

ハンギングピンチは100均やセリアにて購入頂けますが、なければ紐で大丈夫!要は吊るせるならば何でもよし!(身も蓋もないな。)

方法も至ってシンプルです。

「逆さに吊って乾かす」はい以上!完成!完了!(しつこい)

花束は風当たりの良いベランダなどに置いて置くと良いでしょう。

ただし注意点があります。

「乾燥に時間がかかること」

「皺がよりやすく、鮮やかな花の色が褪せやすい」

という2点です。

もらった花束の瑞々しい色味や風合いを残したいのであれば、少し不向きであるというデメリットがあります。

美しさをそのままに出来る立体乾燥

「立体乾燥」と聞くと馴染みがありませんよね。

ここで活躍するのは皆さんが普段購入される商品によく付いてくるものなのです。実際にやってみる時に必要な物はこちらです!

  • シリカゲル(100均で購入可)
  • 花束を収納する密閉出来る容器

「シリカゲル」というと乾燥剤として皆さんもよくお見かけになるのではないでしょうか。「押し花」の時と同様ここでも重要なのは「乾燥」です!

やり方はとてもシンプルです。予めにシリカゲルを敷いた容器にもらった花束を入れて頂き、更にシリカゲルを惜しげもなく敷き詰めちゃって下さい!

乾燥が完了するまでに約2週間はかかります。

少し長いと感じるかもしれませんが、ドライフラワーは長ければ1年も美しい姿を保つことが出来るのです。

蓋を開けた時、もらった花束はもらった時のそのままの美しい色彩であなたを魅せてくれるでしょう…

ちなみにドライフラワーを「自然乾燥」で作る時の花は7分咲き、シリカゲルを使う「立体乾燥」には9分咲きが最適です。

つまりどの方法にも共通する大切なこととして、もらった花束を残したいのならばもらってすぐに保存することです!

残したい花の最も美しい刻を見極めてみましょう。

もらった花束を残したいなら自分で出来るハーバリウムでワンステップ上のおしゃれに

皆さんはオシャレなインテリアと考えると何を思い浮かべるでしょうか?

色々ありますが私がパッと思い浮かぶことの1つはハーバリウムです。

あれは初めて1人暮らしする時のこと。

フローリングの部屋を運良く見つけ、張り切って可愛いインテリアを揃えようとしてハーバリウムを求めたものです…

部屋が可愛かったかは別ですよ。ただ現実にかかったお金は全く可愛くなかったとだけお伝えします(誰も聞いてない)。

もらった花束を残したい方の中でも中級テクニックに挑戦したい方やオシャレなインテリアが大好きな方には必見です。

ご用意して頂くものはそれほど多くはありません。

  • 密閉可能な容器
  • ハーバリウムオイル
  • ピンセット
  • はさみ

ハーバリウムの相場はおおよそ3000円前後です。もらった花束をきちんと残したい一方で全てを自作するならばどうにか値段で抑えたいものです。

使用するオイルの定価は150mlで500円、大容量で1000Lですと1000から2000円となります。

適切な大きさの容器となるとホームセンターや生花店で購入する必要があります。相場は180円前後から3000円まで幅広くあるようです。

思ったより高い…

そう感じた方はご安心下さい!

なんと今はハーバリウムオイルや容器を全て100均で揃えることが出来るのです!

必要な道具を全て揃えても400から600円で費用が収まりますね。実際にハーバリウムを購入する金額の半額以下になります。

残したいもらった花束が格安でハーバリウムに生まれ変わらせるなんて最高ではないですか?

  1. 作りたいハーバリウムを考える
  2. 容器に入るように余分な枝や茎を剪定する
  3. 容器一杯に花を詰めていく(後のオイルのことは気にせずぎちぎちに詰めて下さい)
  4. 容器を少し傾けて、空気が逃げる余地を作りつつハーバリウムオイルを注ぐ
  5. 容器の9分目まで注いで蓋を閉めると完成!

瓶の中にオイルを注ぐと中の花がぷかりと浮かぶので詰める花はたっぷりで大丈夫です!

多彩な色味の組み合わせを楽しみ、世界に1つだけのハーバリウムを作りましょう。

もらった花束を残したいならバラの瑞々しさを保つ方法を選ぼう

暗い背景に映えるバラは中々迫力がありますね…

花束の定番の1つとしてバラはよく挙げられます。

母の日、プロポーズ…ロマンチックな場面から日々の感謝を贈る優しい日を彩ってくれる素敵な花ですね。

今回は皆さんがもらう花束の代表、一例としてバラに焦点を当ててみましょう。

もしも園芸になれている、今から挑戦したいなと考えている方がいればぜひもらったバラの花束を使って「挿木」に挑戦してみて下さい。

薔薇の挿木で新たな生命を

  • 鉢(4号サイズ)
  • 土(種まき・挿木用)
  • 発根促進剤
  • 剪定ばさみ

挿木にあたってバラの「挿し穂」作りからはじまります。

最適な時期は「5から7月」「真夏」「9から10月」と比較的温暖な時期ですね。汗を拭うタオルを片手に始めましょう!

  1. バラの茎3、4節と葉っぱを2枚残して剪定する(葉が多いと過剰に水分が蒸発する)
  2. 切り口の面積に発根促進剤を均等に塗る(切り口は出来るだけ広くカット)
  3. 土を鉢にいれる
  4. 挿し穂を土に植えて、肥料は使わず水だけで育てる(約2週間で新芽が伸び出す)
  5. 新芽が充分に伸びた薔薇の挿し穂を植え替える(約2、3ヶ月はかかる)と終了!

もし土を配合される場合は「パーライト」と「ピートモス」を7対3の割合で準備すると薔薇の発育に適した土になりますので、ご参考下さい。

またバラの挿し穂は土に刺す前に水をたっぷり与えられると良く育ちます!

ご自宅にある空き瓶やコップに水を入れて刺してあげて下さい。兎も角乾燥させないことに注意が必要です!直射日光を避けて置いて下さいね。

挿し穂から発根するまでに10から30日かかります(根本にイボのようなものが出る)。無事発根したら準備した土にぶすりと刺して大丈夫です!

葉っぱが黄色く変色したら残念ながら失敗です…

念のために挿し穂は何本か作っておく方が無難ですね。

植え替えが成功すればバラの生花を増やすこともできる、いつか薔薇に囲まれた夢のような生活が出来るかもしれませんね!

プロへ依頼する

ここまで「自分で」出来る方法を伝えておきながらアレですが…もらった花束の瑞々しい美しさを残したいなら1番シンプルかつ安心な方法です。

もちろん最も費用がかかりますが、もらった花束を思い出と共にそのままで残したいという想いを確実に守ってくれますね。

本格的なばらの花束を受け取ることが多い機会として結婚式が挙げられますが、実際にもらった花束を記念に残したい方は本当に多いようです。

花束が使用されることの多いイベントでは無料のアフターサービスとしてプロの手で保存してくれるプランもありますので、是非ご確認くださいね。

そういったサービスが受けられない場合でもご安心を!

花屋さんには残したい花束の保存を受注し、直接のお手渡しでだけでなく配送も取り扱っている店舗もあります。

詳細は以下のサイトをご参照ください。

モン・プリザーブ

シンフラワー

まとめ

  • もらった花束をどのように残したいか、費用などのメリットやデメリットから方法を選ぶことが出来る
  • 花束を残したい時は出来るだけ早く、しっかりと「乾燥」させることが重要
  • もらった花束の保存をきちんと出来れば最長で1年近く保つことが出来る
  • 花束を残したい時に必要な道具は100均で揃えることが出来る
  • バラの挿木は費用と時間を要するが乾燥させずに生花として増やすことも可能である
  • 花束を残したい時にネットから依頼、受注して配送も出来る花屋さんがある

振り返ってもらうと本当に100均の有能さには驚かされますよね。

もらった花束を残したい、誰もが考えることを自分の手で手軽に出来るというのはありがたいことです。

もらった花束がその時の色味や風合いを保ち、まるで時が止まったようにそのままの姿で生活に寄り添う。

あるいはハーバリウムやドライフラワーなどの美しいインテリアとして生まれ変わる。

なんだかロマンチックですよね。

皆さんがもらった花束と思い出を残したい時にはご紹介した方法をぜひ試してみて下さい!

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