バレエ教室に入って、いよいよ初めての発表会!練習を頑張ってきた子どもの晴れ舞台です。
子どもの頑張りを残しておきたいし、発表会当日に観に来れなかった家族のために撮影したいと思いますよね。
でも、発表会では写真や動画は撮影禁止の場合がほとんどなんです。
撮影禁止の理由はハッキリしない部分もあるのですが、一般的には舞台に集中して欲しい、周りの人の迷惑になるからといわれています。
舞台の映像をSNSにアップするなどのトラブル防止のために撮影禁止としている面もあるようです。
バレエの発表会は、とてもお金がかかる……という話も聞きますよね。
バレエの発表会当日の持ち物や服装も気になりますよね。初めての発表会に参加するときに不安に感じることをまとめました。
不安を解消してから発表会に参加しましょう♪
バレエの発表会が撮影禁止の理由とは?!
ほとんどのバレエ教室では、1年に1回など定期的に「発表会」をひらいています。
バレエ教室に入ってから練習を頑張ってきた子どもの、初めての発表会であれば、写真や動画を撮影して記録したいと思いますよね。
でも、多くの場合、発表会の舞台は撮影禁止の場合がほとんどです。
写真や動画は、あとで業者さんが撮影したものを購入できるのですが、けっこう高額になっています。
教室によりますが、大きいサイズだと1枚数千円、L版サイズで1枚1,000円近くの価格です。
なぜ撮影禁止なんだろう、とちょっとモヤモヤしてしまいますよね。
撮影禁止の理由はハッキリしない??
発表会の舞台がなぜ撮影禁止なのか、バレエ教室からはっきりと伝えられない場合が多いと思います。
でも、撮影禁止の理由が気になりますよね。
私以外にも気になる人が多いようで、「撮影禁止の理由を教えて欲しい」とネットの掲示板でもよく話題になっています。
実は撮影禁止の理由はハッキリしない部分が多く、昔からの習慣で撮影禁止にしていることが多いようです。
理由がハッキリしないと、ちょっとモヤモヤしてしまいますよね。
撮影禁止の一般的な理由!!
一般的な撮影禁止の理由は、舞台に集中して生のバレエを肌で感じて欲しいから、周りの方の迷惑になるからです。
どちらの理由ももっともですね。
バレエ教室の先生としては、せっかくの舞台ですから、撮影に集中しないでじっくりと発表を観て欲しいですよね。
写真を撮るときのシャッター音やフラッシュ、動画撮影開始の音など……これらは周りのお客さんや出演者の迷惑になります。
事前にフラッシュ禁止の案内をしていても、間違ってフラッシュをたいて撮影してしまう人もいるでしょう。
これらを避けるため、撮影禁止にしていると考えられます。
トラブル回避のためにも撮影禁止!!
生のバレエを観て欲しい、シャッター音などが発表会の邪魔になるのを防ぐのが発表会を撮影禁止にする一般的な理由であることを紹介しました。
このほかにも、トラブル回避のために撮影禁止にしていることが考えられます。
「肖像権の問題」です。
発表会に参加したお客さんの誰かが無断でSNSにアップしてしまい、トラブルとなる可能性があります。
SNSなどにアップされるのは嫌だという出演者も多くいるでしょう。
そのほかの理由もある?
そのほかにも、いくつか撮影禁止の理由と考えられるものがあります。
劇場のコンセントを無断で使用するなど、撮影をするときのマナー違反を避ける目的です。
撮影場所についての問題もあります。子どもの晴れ舞台となると、誰しも一番良い場所で撮影したいと思ってしまいますよね。
撮影可能なエリアを設けたとしても、より良い場所をめぐってトラブルが起きることも考えられます。
また、撮影するときに劇場の通路をふさいでしまうことも問題になります。
劇場の通路には、火事などがおこったときの避難用に開けておく必要のある場所があります。
発表会を撮影している業者さんは、事前にこれらのことも劇場側と打ち合わせしてから撮影をしています。
バレエの発表会の費用はどのくらい??25万円という教室も!
ほとんどのバレエ教室では発表会があります。
劇場を借りて行うことが多く、大きな教室ではゲストダンサーを呼ぶこともあります。
1回の発表会にどのくらいの費用が必要か気になりますよね。
発表会の費用は、バレエ教室によって幅があります。発表会をする頻度によっても変わってきます。
発表会の回数はどのくらい?
発表会をどのくらいするかの頻度は、バレエ教室によってバラバラです。
年1~2回のところや、2年に1回という教室もありますし、大規模な発表会と小規模な発表会を1年ごとに交互に行う教室もあります。
発表会の実際の費用は?幅があって5~25万円くらい!
では、バレエ教室の発表会にはどのくらいの費用がかかるのか具体的な金額をみていきましょう。
発表会の費用は、通常の月謝のほかにかかることが一般的です。
バレエ教室によって発表会の規模が違いますので、費用も教室によって異なります。
大規模に発表会を行う教室では25万円くらいかかることもあるようです。反対にリーズナブルな教室だと、5万円程度だそうです。
発表会費用が約12万円のある教室は、半年で数回に分けて支払います。
発表会の費用の内訳をみてみましょう。
衣装はレンタルすると1万円くらい、購入すると3万円くらい必要です。このほかに、会場費やゲストダンサーへの謝礼、裏方のスタッフへの謝礼があります。
ゲストダンサーや裏方のスタッフへ謝礼が必要になるのは、発表会を大規模に行う教室の場合が多いようです。
衣装のレンタル代は、発表会費用に含まれている場合もあります。
いずれにしても発表会には大きな費用がかかりますね。
バレエ発表会当日の親の持ち物は??担当の係によります!
当日のお手伝いがあるかないか、どの係の担当になるかで持ち物が変わります。
バレエ発表会の裏方にはどんな係があるの?
もちろんバレエ教室によって係に違いがあると思いますが、一般的には次の4つの係があることが多いです。
ちなみにですが、花束係(花バラシ)は、いただいたお花をばらして小さな花束にして、お客さまにおみやげとして持っていってもらう作業をする係のことです。
バレエの発表会は、お母さんたちのお手伝いによって支えられているのです!
楽屋係(誘導係)になったら必要なもの?
上の4つの係のうち、とくに持ち物が多いのはなんといっても楽屋係(誘導係)です!
楽屋係(誘導係)は、バレエの衣装の着脱などの子ども達の準備を手伝ったり、未就学児などの小さな子ども達が楽屋でおとなしく待てるようお世話したりします。
発表会の進行にかかわる、重要な係です。
当日の持ち物も、いろいろあります。
反対に、できるだけ持って行かないほうがいいのは貴重品です!
楽屋は出入りが多く、忙しい場所ですので管理が大変になります。ウエストポーチやボディバックに入れて自分で管理できるものだけにしましょう。
当日は衣装の飾りが取れてしまうなどのハプニングもつきものです。裁縫道具一式は忘れないようにしましょう。
チョコレートは自分用のおやつです!楽屋係(誘導係)は、朝から発表会終了まで忙しい係です。お昼ごはんを食べる時間もない……ということもあります。
そんなときのために、一口で食べられるようなおやつを持っていくのがオススメです。
もちろん、教室によってやり方が違うと思いますので、わからないことがあれば先輩ママに確認!!です。
バレエ発表会の服装は?清潔感を大切に!
バレエ発表会の当日の服装も気になりますよね。
まずはバレエ教室からのお手紙などをチェックしましょう!教室指定のTシャツがあるなど、指定があることも多いです。
よくわからない場合は、教室の先生や先輩ママに聞いてみましょう!
また、持ち物と同じく、当日の係などによっても適した服装は違います。
当日の係などそれぞれに適した服装をまとめてみました。
なにか係が当たっている場合の服装は?
当日にお手伝い係があたっている場合は、その係にあった服装をする必要があります。
どんな服装がよいかはバレエ教室によって違いますので、迷ったらまずは先輩ママに当日の服装を聞いてみましょう!
会場係(受付係)や来賓対応係(接待係)であれば、華やかすぎない品のある服装を心がけましょう。
会場係(受付係)は黒系のスーツかワンピースを着るとよいでしょう。
発表会の主役は出演者である子どもですし、黒系の服装であれば本番中に会場内を移動しても目立ちにくいからオススメです!
黒子のような感じですね。
繰り返しますが、どのような服装がよいかは教室によって違いますので、発表会経験者の先輩ママに確認してみるのが安心です!
花束係(花バラシ)は、動くことが多い係ですのでパンツなどの動きやすい服装がオススメです。
楽屋係(誘導係)は衣装の脱ぎ着などの子ども達の準備を手伝ったり、未就学児などの小さな子ども達が楽屋でおとなしく待てるようお世話したり……とにかく動き回るハードな係です。
子ども達のお化粧がついたりもしますので、汚れてもいい、動きやすい服装をしましょう!
Tシャツとパンツをオススメしている方と、想定外の事態のときにお客様の対応もできるようにTシャツやデニムはNGとされている方がいました。
どちらが良いかは教室の考えによります。
誘導係は舞台袖で誘導したりもしますので、客席から目立たないように黒系の服装がオススメです。
また、動き回っても音の出ない素材の服を着ましょう。舞台袖で動くたびにカサカサと音をたててしまっては、舞台の邪魔になってしまいます。
鑑賞のみの場合の服装は?
裏方の係がなく、公演を観にいくだけの場合はどのような服装で行けばいいでしょうか?親の格好もけっこう悩みますよね。
入学式や卒業式に行くような、がっちりフォーマルな格好をする必要はありません。
派手すぎる格好や、カジュアルすぎる格好を避け、清潔感のある格好をするように心がけましょう!
色は黒や紺、ベージュなどの、シンプルなスーツやワンピースが無難ですよ。
子どもがお友達のバレエの発表会に招待されたときも、この服装がオススメです。
そのほかにも、服装の「暗黙のルール」はないかを先輩ママに聞いたりして確認しておきましょう!
暗黙のルールとの例としては、先生が必ず着る色があるので保護者はその色を避ける!などです。
この暗黙のルールは、先輩ママに聞いてみないとわからないですよね。
鑑賞のみの男性の服装は?
発表会当日、お父さんが観に来ることもあるでしょう。お父さんなど男性はどんな服装で行けばいいでしょうか?
男性の服装はスーツである必要はありませんが、清潔感のある格好を意識しましょう!
襟のあるシャツとチノパンなどでOKです。夏であればポロシャツ、冬はニットなどでもOKです。
避けたほうがよい服装は?
発表会に観に行くときに避けたほうがよい服装があります。
1つめはTシャツにデニムなどのラフすぎる服装です。上で紹介したような、清潔感のある服装を心がけましょう!
2つめはピンヒールなど、歩くときに音の出る靴です。公演中に席から移動する必要がでたときに、音の出るピンヒールをはいていると、公演の邪魔になってしまいます。
席に座っているときでも、ちょっと体勢を変えたときに音が出てしまうこともあります。
近くの席の人が出す音は、意外に気になるものです。音のでにくい靴をはいていくようにしましょう!
3つめは動くと音が出る素材の服です。ピンヒールと同じ理由で、公演中に音がでると邪魔になってしまします。
ほかのお客様も気持ちよく観劇できるよう、配慮した服装をしたいですね。
まとめ
- 実は撮影禁止の理由はハッキリしない部分が多く、昔からの習慣で撮影禁止にしていることも多い
- 一般的な撮影禁止の理由は、舞台に集中して生のバレエを肌で感じて欲しいから、周りの方の迷惑になるから
- 発表会の映像が無断でSNSにアップされ、トラブルとなる可能性がある
- 発表会の費用は教室によって大きく違い、5万~25万円くらいと幅がある
- 当日のお手伝いがあるかないか、どの係の担当になるかで持ち物や服装は変わる
- 観覧のみのときも、派手すぎる格好、カジュアルすぎる格好を避け、清潔感のある格好をする
- 黒や紺、ベージュなどの、シンプルなスーツやワンピースがオススメ
- Tシャツにデニムなどのラフすぎる服装、ピンヒール、動くと音が出る素材の服は避ける
バレエの発表会には、いろいろ配慮しなくてはいけないことがありますね。
わからないことがあれば、自分で判断せずにバレエ教室の先生や先輩ママに聞いてみるのが一番です。
発表会に出演する子ども達も日々の練習を頑張っています。発表会が成功するよう、サポートしてあげたいですね。
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