フライパンを買う時にサイズに迷った事はありませんか?
日本でよく売られているフライパンのサイズは直径26cmと28cmのものが多いのですが、どっちを買ったらいいか迷ってしまいますよね。
私は以前は26cmのものを愛用していたのですが、ある時28cmのものに買い替えて以来、28cmを愛用しています。
どっちもたった2cmの差ですが、それくらい28cmのフライパンは使い勝手がよかったのです。
「大は小を兼ねる」なんて言いますが、26cmと28cmのフライパンはどっちが使いやすいのか徹底検証してみました。
これからフライパンを買い換える予定のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
フライパンは26cmと28cmどっちがおすすめ?
結論から言うと私は28cmのフライパンをおすすめします。
実際に26cmも28cmも使った事があるのですが、どっちも見た目では大きさの違いはほとんど分かりません。
しかし実際に調理してみると断然違いを感じたのです。
ここからは使ってみて分かった28cmのフライパンのおすすめポイントをお伝えします。
パスタが折らずに茹でられる
フライパン一つで作れるワンパンパスタのレシピなども増えていると思います。
しかしいざフライパンでパスタを茹でようとするとパスタが入り切らず、先の方が焦げてしまった事はありませんか?
28cmのフライパンであれば、パスタを折らずに茹でる事ができるのです。
26cmのフライパンだとパスタがフライパンに入り切らないのがプチストレスだったのですが28cmのフライパンのおかげで解放されました。
ワンパンレシピであれば、フライパン一つで調理できるので洗い物も楽ちんです。
28cmのフライパンのおかげでパスタを作るのが楽しくなりました。
食材が重ならない
主にお肉やお魚を焼く時に食材が重なったり、魚のしっぽがフライパンからはみ出てしまう事はありませんか?
26cmのフライパンだと微妙に入らなくてちょっとしたストレスに…なんて事が多かったのですが、28cmのフライパンだとお肉や魚がきれいに並べられます。
目玉焼きもぎりぎり5個同時に焼けるので、家族が多い方にもぴったり。
ちょっとした差なのですが、料理のしやすさが格段にアップしますよ。
ちなみに28cmのフライパンの方が重くて使いにくいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、同じ素材であればどっちも重さはあまりかわりません。
26cmと28cmどっちのフライパンを購入しようか迷っている方は28cmのフライパンをおすすめします。
フライパンの26cmと28cmの選び方はこれだ!
ここまで26cmと28cmのフライパンをおすすめしてきましたが、フライパンの選び方には大きさ以外にもいくつかポイントがあります。
ここではフライパンの選び方のポイントをご紹介していきます。
ポイント1:高さ
フライパンの選び方のポイント1つめは高さです。
フライパンには大きさ以外に高さにもいくつか種類があります。
具体的には高さ5.5cm以下はフライパン、高さ5.5cm以上のものは深型フライパンと呼ばれています。
それぞれ用途ごとに使いやすさが変わってくるので、購入の時に参考にしてみてください。
まず、普通のフライパンですが、主に焼き物の調理に向いています。
目玉焼きやお肉を焼いたりする分にはこちらのフライパンで充分です。
また、高さがない分、収納時にコンパクトというメリットもあります。
深型のフライパンは焼き物以外にも煮たり、茹でたりする時にも重宝します。
フライパンの容量が多いので、カレーやシチューなども3〜4人前であれば作る事ができます。
高さがある分、食材がこぼれにくいのでチャーハンなどフライパンを煽りながら調理する料理にもおすすめ。
また、揚げ焼きなど油を多く使う料理でも高さがある分油はねが少なくて便利です。
デメリットとしては、大きい分収納時にかさばるのと、通常タイプのフライパンと比べて重さがある事です。
26cmの通常フライパンと、28cmの深型フライパンを並べると、かなりサイズ感の差を感じるかもしれません。
焼き物しかしないという方には通常タイプが、色々な料理に使いたいという方には深型タイプをおすすめします。
ポイント2:素材
フライパンの選び方のポイント2つめはフライパンの素材です。
フライパンの素材はたくさんありますが、アルミニウム、鉄、ステンレスの3種類がよくフライパンに使われる素材です。
サイズが26cmでも28cmでも、フライパンの素材によって特徴が変わってくるのでこちらもご紹介します。
こちらが各素材の特徴です。
素材名 | 重さ | 値段 | 耐久性 | お手入れ |
アルミニウム | 軽い | 安め | 低い | 簡単 |
鉄 | 重い | 安め | 高い | 大変 |
ステンレス | 重い | 高い | 低い | 簡単 |
〈アルミ製フライパン〉
まずはアルミですが、家庭用のフライパンで最も人気の素材です。
アルミニウム素材に食材がくっつきにくいテフロン加工をしたフライパンは特に扱いやすく、フライパンと聞いて思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
アルミ製のフライパンは軽くて扱いやすい他、お手入れも簡単です。
耐久性がやや欠けるものの、全体的に扱いやすいアルミ製のフライパンは、料理初心者の方にもぴったりな素材といえるでしょう。
〈鉄製フライパン〉
次に鉄製のフライパンですが、お料理好きな本格派の人が使うフライパンというイメージがあるかもしれません。
キャンプやアウトドアなどで活躍するスキレットも鉄製のフライパンのことで、そのまま料理を乗せて食卓に出せるくらいおしゃれな見た目ですよね。
強火で調理できるので家庭でもプロレベルの美味しい料理を作ることができます。
中華料理などの強火で調理したい時は鉄製のフライパンがおすすめです。
鉄は錆びやすい材質なので、使用後はできるだけすぐに汚れを落とし、水気を拭き取る必要があります。
また、日々のお手入れとは別に鉄製のフライパンは最初に使う時は空焼きと油慣らしという作業が必要です。
空焼きとは、鉄製のフライパンには防サビ加工がされているため、フライパンを使い始める前にこの加工を溶かす作業のことです。
フライパンに何もいれずにただ焼くことをいうので空焼きと呼ばれてます。
空焼きを終えると油慣らしという作業に移ります。
油慣らしとは空焼きしたフライパンに油をいれながら加熱し、フライパンの表面に油をなじませることです。
ちょっと大変ですが、鉄製のフライパンを長持ちさせる重要なポイントなのでぜひ気をつけてみてください。
〈ステンレス製フライパン〉
最後にステンレス製のフライパンですが、サビや汚れに強く、耐久性の高いフライパンです。
ステンレス製のフライパンは焦付きやすい、というイメージがある方も多いかもしれません。
しかし、きちんと油を引いて、フライパンを温めてから使用すれば、焦付きの心配は少ないですよ。
あまり普段馴染みがない素材なので、初めてステンレスのフライパンを買う場合は、使い勝手を試すために価格が安いものを選ぶのがおすすめです。
フライパンの26cmと28cmのおすすめは?
さて、ここまでフライパンの26cmと28cmの違いや材質の違いなどをご説明してきました。
最後に実際におすすめのフライパンメーカーをご紹介したいと思います。
ティファール
おすすめのフライパンメーカーひとつ目はティファール。
世界で初めてフッ素樹脂加工の焦付きにくいフライパンを発売した老舗のブランドです。
特にアルミ製のフライパンに強く、セットやサイズ展開も豊富なので26cmも28cmも幅広く取り揃えています。
和平フレイズ
おすすめのフライパンメーカー二つ目は和平フレイズです。
料理人の平野レミさん考案のレミパンが有名ですが、それ以外にもたくさんの種類のフライパンを製造しています。
価格も比較的お手頃価格なものが多く手にとりやすいのも嬉しいポイント。
26cmや28cmといった一般的なフライパンだけでなくステーキパンなども幅広く展開しているので、きっとあなたのほしいフライパンが見つかりますよ。
リバーライト
おすすめのフライパンメーカー三つめはリバーライトです。
世界中にファンがいると言われている国産メーカのリバーライト
鉄製フライパンを探している方に一番のおすすめです。
特殊な鉄を使っており、鉄製フライパンにとって必要な使用前の空焼きをする必要がないので使いやすさもばっちり。
価格は26cmで7700円前後、28cmで8250円前後と決してお安くはないですが、本格的なフライパンを探している人にはぴったりのメーカーです。
まとめ
- フライパンの28cmと26cmどっちが良いか悩んでいる方には28cmをおすすめ
- 28cmのフライパンならパスタを折らずに茹でられる
- 26cmのフライパンの方がよかったことはあまりない
- 26cmも28cmどっちも見た目や重さはほぼ変わらない
- フライパンを買う時は26cmか28cmか以外にも高さや材質も大切
最近では様々なサイズや材質のフライパンが販売されているので、どれを選んだら良いか悩ましいですよね。
フライパンサイズの26cmと28cmはあまり違いがない分、どっちを選ぶのかは悩みどころ。
ぜひフライパンを購入の際は参考にしてみてくださいね。
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