大学の入学祝いはいつ渡すべき?タイミングと守るべきマナーとは

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大学受験は人生の中でもビッグイベントの1つですね。

「いつ勉強するの!」

「今やるとこなのに!」

定番のやりとりにイラッとする日々…

正直私は同じことをできる気がしません。

そして迎えた大学合格発表、春爛漫の入学式!

「落ちる」「滑る」が禁句だった日々…受験生やご家族の苦労は筆舌に尽くし難いものでしょう…

そんな苦労に「よくやったね!」の気持ちを伝える贈り物が入学祝いです。

入学祝いって何が良いかな?

急だと迷惑かな?いつ渡すといい?

というあなたに必見です!折角の大学入学祝いですから喜んでほしいですよね!

しかし入学祝いといえどもいつ渡すのか、贈り物の金額や渡し方全く考えないと「ありがた迷惑」になりかねません…

社会人の先輩として模範となるためにも大学入学祝いについて「いつ渡すか」「マナー」についてご紹介します。

大学入学祝いはいつ渡すと適切なのか?タイミングを見極めよう!

実を言ってしまえば大学の入学祝いを「いつ渡す」というタイミングについて厳格なマナーがあるわけではないんです。

じゃあ言うなって?まぁまぁ待ってください。

シビアな大学受験後の入学祝いです。いつ渡すのか考えずにいると折角のお祝いを「押し付ける」ような、かなり間が悪いことになりかねないですからね。

1番やってはいけないのは「合格発表前」に入学祝いを渡すことです。

どうか想像してください。まだ大学の入試前なのにあらかじめ入学祝いを渡されるプレッシャーを。

惜しくも合格に届かなかった中で「入学祝い」が届いた時の凍りついた空気を…

世間は春爛漫の入学シーズンなのに真っ青になること必須です。これぞまさに「ありがた迷惑」ですね。

折角あなたが心を込めて入学祝いを考えたのに、これではお祝いどころか今後の人間関係まで危うくなりかねません。

大学、高校と問わず学校の入学祝いをいつ渡すと良いのか…ちゃんと適切なタイミングがあるのです。

それは学校の合格が決まって、入学式のある4月の前月、つまり「3月の中旬に当たる時期」です。

一般的に入試が終わって合否判定がはっきりする時期はこの3月中旬です。そこから大学の入学式が始まる日までに渡すことができれば良いでしょう。

大学合格が無事に決まって喜びに溢れる時を入学祝いと共に一緒に祝う。いつ渡すのかは自然と決まってきそうですね。

もちろん1番大切なのは心から入学祝いをしたいというあなたの気持ちです。受け取る相手と心置きなく喜び合う為にいつ渡すとベストなのか、考える参考にして頂ければ幸いです。

大学入学祝いを贈る時期が遅れたら?失礼のない渡し方

「大学入学祝いで何を送ったらいいのか迷っていたら贈る時期を逃した!」

「別の家族は入学祝いを渡していたらしい…。贈る時期もかなり過ぎてるけど今更渡すべき?」

というように、入学祝いを贈る時期を逸してしまうと二の足を踏んでしまう人もいるのではないでしょうか。ですが心配には及びません!

そもそも慶事である大学の入学祝いですから贈る時期が遅れること自体に問題ありません。

ただ先にお伝えしたような理由で遅れることもあれば、大学入学の合否が決まる前に贈る時期を合わせざるを得ないこともあるでしょう。

そんな時には大学の入学祝いとしてではなく高校の「卒業祝い」として渡す、という手があります。

もちろん卒業が確定している場合は、になります。さもないとさっきお伝えした通り修羅場になりかねませんので(くどい)。

贈る時期としては卒業する月内から大学入学前に渡すとベストとなりますが、あくまで出来ればという目安です。

また入学祝いを渡す時にもポイントがあります。贈る時期が遅れてしまったことに対して一言お詫びの言葉を添えておくと良いでしょう。

忙しいのにわざわざ入学祝いを用意してくれたんだ!なんて丁寧な人なんだろう。

このようにグッと印象良くなりますので是非ご参考になさってください

大学の入学祝いは相場でおいくら?高いならいいわけじゃない!

さて大学入学祝いに関わらず贈り物について気になることといえばお金のことですよね。

大学と言えば子供から成人になる大事な時期ですし、少し高級なものを入学祝いに…と考える人もいるでしょう。

しかし闇雲に値段が高ければいいのか、と悩みものですよね。

さて一般的な入学祝いの相場はいくらほどなんでしょうか。あなたが入学祝いを選ばれる時にご参考ください。

相手で分ける入学祝いの相場

大学の入学祝いのコストとして渡す相手と自分との関係から判断するという手がありますね。その相場はこちらです。

相手の関係相場
お孫さん3〜10万円
甥、姪1〜3万円
その他身内のお子さん5千〜1万円
友人や知人 5千〜1万円

ちなみに一般的な大学入学祝いの相場は1万から5万円だとされています。

それと忘れてはいけないのが、相場に関わらず他に渡す人と値段をある程度合わせることです。

特にご親戚でそれぞれ入学祝いを渡す場合は他の家族のメンバーがどの程度の予算で考えているのか把握しておくのがよいでしょう。

家族の中で突出して高価だったり逆にリーズナブル過ぎると折角の入学祝い同士で軋轢(あつれき)が生じてしまうかもしれませんよね。

大学入学という人生の門出、素敵なお祝い事を家族みんなで気持ちよく分かち合いたいものです。

ちなみに大学入学祝い向けに人気の贈り物をランキングにしたサイトもありますので、よろしければご参照ください。

Gift mall (ギフトモール)

大学の入学祝いはマナーが肝心!社会人の先輩として恥ずかしくないように

大学の入学祝いに関わらず人生の慶事には「ご祝儀」をお渡しすることが数あります。

その際に忘れてはいけないのはたとえ家族であっても正しい「マナー」を守ることです。

今回は大学入学祝いを「現金」もしくは「品物」で贈る、いずれの場合であっても通用するご祝儀のマナーをお伝えしたいと思います。

既にご存知だというあなたもおさらいする意味でご覧頂ければとおもいます。

入学祝いのご祝儀袋、のし紙、水引はどれが正しいの?

あなたが大学入学祝いにどのような贈り物を選ぶにせよ、ご祝儀袋や品物を梱包した上にかけるのし紙選びには「慶事」へのマナー、決まりがあります。

のし紙やご祝儀袋を包む水引は「紅白蝶結び」を選んでください。

慶事がこれから幾重にも続きますように、水引の結びが蝶結びであることにはそんな願いが込められています。

美しい上にめでたい紅白で彩られた水引きで心からのお祝いの気持ちを表して下さい。

大学入学祝いを現金で渡したい時のマナー

何かと物入りだった受験ですが、いよいよ大学生ともなれば親御さん達にとっても痛い出費はまだまだ続きますよね。

そんなご苦労を慮ってあえて「現金」で大学の入学祝いを贈ろうと考える人はあなただけではありません。

そこで現金を贈る時のマナーをしっかりとおさえていきたいと思います。

  • 金額が1万円未満なら「水引、のしが印刷されたのし紙」で簡略化する
  • 金額が1万円以上なら「蝶結び」の水引があり、中袋と上包みが分けられるご祝儀袋を選ぶ
  • のし上(のし紙を包む水引より上の部分)に入学祝いの言葉を書く
  • 現金を内袋に入れる時には肖像画を上にして、中袋の表に対してお札の表がくるように入れる
  • 現金は新札を用意する

ちなみに入学祝いの言葉には以下のようなものがあります。

  • 入学祝い
  • 御入学祝
  • 祝御入学
  • 御入学御祝

このような祝い事の言葉をここでは「表書き」と呼びます。

表書きができれば次に中袋へ贈る金額を書きましょう。金額は旧漢字で書くことが一般的です。

[金額の記入例]
  • 一万円→壱萬圓(円でも大丈夫)
  • 三万円→参萬圓

ちなみに金額が10万円以上である場合の書き方としては「○圓也」と書くマナーがあります。

中々書きごたえのある漢字ばかりですので是非手書きでトライしてみてください。

文字は筆ペンかサインペンで書くことが基本です。大学入学祝いの気持ちを込めてはっきり太く書くきましょう。それもまたマナーです。

入学祝いが品物である時のマナー

用意頂くものや決まりは大学の入学祝いを「現金」にした場合と類似しています。

  • 水引とのしがついている「のし紙」をプレゼントの箱にかける
  • 水引は蝶結びを選ぶ
  • 表書きをのし上に書く
  • のし下(水引きを挟んでのし上の逆)に贈り主の名前を書く

このように祝い事には欠かせない「のし」や「水引」の選び方、名前や表書きなどのマナーは社会人としての基本の1つです。

大学の入学祝いと共にマナーの教えになるのなら更に魅力的な贈り物になりますよね。

まとめ

  • 大学の入学祝いをいつ渡すのか迷うなら合格から入学式までに贈る
  • いつ渡すかのタイミングは相手に失礼のないように気をつける必要がある
  • 時期が遅れても別のお祝い事として渡す、お詫びの一言を添えるなどで印象が良くなる
  • 大学の入学祝いについて相場は1万〜5万円であるが贈る相手によって異なる
  • 大学入学祝いに何を贈るかによらずマナーの遵守が肝要である
  • 祝い事には「紅白蝶結び」の水引を選び、のしの表書きなど適切な準備が必要である

あなたも大学入学祝いとして贈り物をもらった経験はありますか?今度は贈る側になるなんて何だか感慨深いですよね。

あなたのご家族もきっと「あなたがどうやったら喜ぶのか」を考えに考えてくれたに違いありません。

品物だけではなく「いつ渡すのか」や適切なマナーにも配慮して、本当に相手が喜んでくれる入学祝いを贈りましょう!

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