靴紐の先端のプラスチックの部分が劣化して割れちゃった!これって直せる?
ショック!ブランドロゴも靴紐にプリントされてて換えもきかないよ…
靴紐の先端のプラスチックが割れてしまったこと、一度は経験があるのではないでしょうか。
お気に入りのスニーカーの靴紐に、ブランド名が入っていたり色々なカラーのオリジナルのものなら、靴紐ごと交換するわけにもいかず困りますよね。
よくある白や黒の靴紐なら紐ごと交換してしまうのも手ですが、なんとこのプラスチック部分はかなり元に近い形で、修理が出来ます!
収縮チューブという商品を買っておけば、靴紐だけでなくパーカーの紐の先端も、自宅で直すことが出来ますよ。
この記事では、靴紐の先端のプラスチックが壊れたらやるべきこと、その修理方法と先端の意外な名前などをご紹介します。
靴紐の先端のプラスチック部分が壊れた!
靴紐の先端のプラスチックの部分が壊れたら、そこだけフサフサになってしまいます。
放っておくのは子供ならまだしも、大人なら格好悪いですよね。
万が一、穴から靴紐が抜けてしまったら入れ直すのに時間がかかって大変です。
靴紐の先端のプラスチック部分が壊れたらまず応急処置をして、それから修理するか決めましょう。
また、応急処置の方法や修理以外の方法もご紹介しますね。
まずは応急処置
いくら自分で修理できる、と言っても突然道具が手元にあるわけではありませんよね。
近くにセロハンテープがある環境にいるならば、
まずはプラスチック部分が壊れてしまった靴紐の先端をセロハンテープでぎゅっと丁寧に巻き付けてしまいましょう。
なんか意外とそれっぽくなったし、もうこれでいいのでは…?
わかります。そう思ってしまう見た目なのですが…。
セロハンテープはプラスチックではなく樹脂や木材チップなどの天然素材でできており、屋外での日光(紫外線)、水濡れ(雨など)に弱いです。
あくまでも5日程度が限界の応急処置と思ってくださいね。
靴紐ごと取り換える
修理するに限らず、白や黒などシンプルな色の靴紐であれば新しい靴紐を買って丸ごと取り換えることもできます。
これを機に違う色の靴紐にチャレンジしてみてもよいかもしれません。
そして時代はなんと「結ばない靴紐」!
という布ゴム製の靴紐もあります。
まだ靴紐が結べないお子様や、運動時のランニングシューズなどさっと履きやすくていいですね。
しかし、靴紐に汚れなどもありますから、靴紐を換えるならバランスを考えて1足分取り換えるべきです。
特に白い靴紐や靴は、取り換えたところで靴自体の汚れもあり、「なんか新品の靴紐が馴染まないかも?」と思うこともあります。
それに新品の靴でもないのに靴紐通すのってワクワクしないし少し面倒ですよね…。
よし、先端だけなら修理してみよう!直せるものは直して使う!サステナビリティ!
靴紐の先端部分を修理する
では自分で修理するにはどうするのかというと、
収縮チューブやシューレースパイプという名前の商品を用意して修理します。
残念ながら出先での修理は難しいので、家に帰ってからやりましょうね!
靴紐用の収縮チューブはどこで買う?
収縮チューブやシューレイスパイプが用意出来たら、早速修理してみましょう。
収縮チューブはどこで買うか?というと、確実にあるところは東急ハンズなどです。
靴屋さんには置いてあったり、意外と売っていないところも多いです。
100均には過去には取り扱いもあったようですが、現在ダイソーやキャンドゥの公式ネット通販では確認できませんでした。
後ほど紹介する、靴紐用ではなく配線用の収縮チューブであればホームセンターなどでも購入できます。
ちなみにネット通販では200円~700円程度で買うことが出来ますよ。軽い商品のためメール便などで送料も無料なことが多いです。
ネット通販で買う方が、探し回るよりは楽かもしれません。セロハンテープで応急処置をして到着を待ちましょう。
そしてネット通販で買える靴紐の収縮チューブを吟味して探してきました!
おすすめ商品はこちらです。
修理におすすめの収縮チューブ
<①川村製紐工業 手作り靴ひも収縮チューブ>
こちらは靴紐専用の収縮チューブです。
なのでメリットがありまして「熱着テープ」というものがついてます。
これはボソボソになった靴紐の先端を仮留めしてくれるのでチューブに入れやすくし、
さらに、あて布をしてからアイロンを高温にしてかけるのですが、
紐と熱着テープがチューブとくっつくため、ただ収縮させるより頑丈になりますよ。
クッキングシートを挟んでヘアアイロンでも収縮できたとの声もありました!
チューブの長さも切ってあるので扱いやすいですね。
<②オーム電機 収縮チューブ>
こちらは実は配線用の商品となりますが、靴紐にも使えるようです!
フサフサになってしまった靴紐をねじって細くし、切ったチューブに入れます。
こちらはドライヤーで収縮させるタイプで、70℃から収縮します。
ただ、お手持ちのドライヤーによっては「難しかった」という声もありました。
一度ドライヤーの一番高温になるモードでやってみて、上手くいかない場合は、アイロンでコロコロ転がしながらやってみると収縮できたともありましたよ。
収縮出来たら、紐を強化するため瞬間接着剤などを先端にちょんとつけて完成です。
本来の使い方である断線した配線の保護にも使えますし、使いたい長さに合わせて切ることが出来ます。
靴紐の先端のプラスチックの名前って?
ところで読んでいてこう感じた方も多いかもしれませんが、
「靴紐の先端のプラスチック部分」と説明するの、長いですよね。
ご存じでしょうか。実は靴紐の先端のアレにはちゃんと名前があります!
その名はアグレット
靴紐の先端のプラスチック部分の正式な名前はアグレットといいます。
靴紐の先端が壊れて、直す方法を調べようにも、先端部分のプラスチックの名前がわからず、
「…なんて検索バーに入れよう…?」と困った方もいるのではないでしょうか。
豆知識ですが、アグレットの由来は、フランス語で小さな針という意味を表す「aiguillette」という言葉からきているそうです。
食パンの袋を留めるアレくらいマイナー過ぎるファッション用語ですね。(笑)
アグレットの役割と素材
アグレットは靴紐がほつれるのを防ぎ、穴に通しやすくする役割を持ちます。
素材はプラスチック製のアグレットと、金属製のアグレットがあります。
靴紐は圧倒的にプラスチック製が多いですが、パーカーは金属製もよく見かけますよね。
私もパーカーのアグレットが片方無くなっていて、ネットで購入し修理したことがあります!
パーカーのアグレットは、靴と違い何度も洗濯しますので壊れやすいかもしれません。
ただ金属製は同じものを見つけて購入するのはほぼ不可能なので、その時は二つとも付け換えました。
まとめ
- 靴紐の先端のプラスチック部分が壊れてしまったら、収縮チューブという商品を買っておけば自宅でいつでも直すことが出来る
- 靴紐にブランド名が入っていたり色々なカラーを使ったオリジナルのものでも、かなり元に近い形で、自分で直すことが出来る
- 靴紐の先端のプラスチック部分が壊れたら、まずはセロハンテープなどで応急処置し、靴紐ごと換えてしまうか、修理して直すか検討する
- 特に白い靴紐や靴は、取り換えたところで靴の汚れもあり、新品の靴紐が馴染まないこともある
- 修理に使う収縮チューブは、東急ハンズや靴屋で購入できるが、意外と探すのが大変なためネット通販が便利
- 川村製紐工業の収縮チューブは、靴専用で熱着テープがついており、頑丈に修理できる
- オーム電機の収縮チューブは、配線用商品だが靴紐修理にも使え、実用性も高い
- 靴紐の先端のプラスチック部分は正式名称をアグレットといい、プラスチック製と金属製がある
靴紐のアグレットが壊れてしまったら、靴紐を取り換えるか、ご自分で修理してみましょう。
結ばないタイプの靴紐も、留め具がメタリックでなんだか足元がすっきりしていてスマートでした。100均でも取り扱いがあるようですよ。
今は色々オシャレな種類や色がありますから、オリジナルの靴紐でなければ取り換えるのも手ですよね!
修理をするならば、収縮チューブを購入して、是非チャレンジしてみましょう。
アイロンやドライヤーを使うので、火傷には気を付けてくださいね。
修理するのはちょっと面倒に思うかもしれませんがオシャレは足元から!
だらしないフサフサ靴紐は修理して元通りのアグレットにしてあげてくださいね。
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